俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月31日(日)

2024-03-30 09:59:43 | 日記
晴れ、夕方曇り

●初夏のような日。わらび餅粉を買ったのを思い出したので作った。砂糖はきび砂糖。きび砂糖でも味は大丈夫。砂糖の量はレシピの8割ぐらい。おやつも夏向きのが欲しくなる。

●松山の筍ごはんの素を売っていたので筍ご飯を炊く。でんぶのような鯛の身と、松山あげが入っていた。筍は湯山のらしく薄切りで柔らかい。

●句美子が夕方きて、「コンサートどうだった?」と聞く。様子を話すと、「コンサートじゃなくてイベントだったのね。」と。「マロさんって、クリスマスのお人形さんみたい」と言う。「くるみ割人形のことかな」なるほど、そこまでは思わなかった。

●夜中ラジオをつけたら、深夜便の読書案内をしていた。ラジオを聞いている人からの要望に応えて本を選書家の幅さんが薦めている。

『コレラの時代の愛』(ガブリエル・マルケス)を薦めているところだった。この小説を私は知らない。どんな要望があったのか、途中からなのでわからないが、あらすじを見て、この小説のようなことは実際あると私は思っていた。「事実は小説より奇なり」と言う意味ではない。けれど小説はないだろうと思っていた。その小説があったと知って、衝撃的に驚いた。マルケスはコロンビアのノーベル賞作家。彼がノーベル賞を受賞したころ、私は子育てに限らず、何かと忙しくて、ラテンアメリカ文学がブームだったことは知らなかった。一読の価値ありかも。英語の本を読み始めたころに読んだテニスンの『イーノック アーデン』とか、映画のソフィアローレンの「ひまわり」とかとも違っている感触だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月30日(土)

2024-03-30 06:21:17 | 日記
晴れ

鴬の鳴く青空のぴっと晴れ       正子
チューリップの白剪るときは罪に似て  正子
チューリップ剪るときつめたき鉄鋏   正子

●早く目が覚めた。ホットケーキを一枚焼いて紅茶と朝食。ホットケーキを焼いている間、外を見るとよく晴れている。五丁目の丘に行くに限る。朝食後、コーヒーを小さいポットに入れて出かけた。鯛ヶ崎公園の森のなかへ。雨の後なので、小枝や笹の葉、櫟の花らしいのがたくさん落ちている。ベンチや椅子は濡れて座れそうにない。熱いコーヒーを一口、二口飲みながら、森を歩く。

鶯が綺麗に鳴いた。四十雀があちこちで鳴く。四十雀の鳴き声を研究されている動物言語学の鈴木先生がおられるが、鳴き声辞典を出してくださらないか、期待している。子供のころ読んだ「ききみみずきん」のずきんが本当に手にはいりそうだ。四十雀の鳴き声を聞いているとほんとにおもしろい。竹やぶに、1センチぐらいの白い花を見つけたが遠すぎてわからない。一華のようでもあるし、木苺の花かもしれない。
五丁目の公園にはどこも、パンジー、ヒヤシンス、チューリップ、ムスカリ、アネモネ、イースターローズなどなど。帰り民家に石楠花と山桜を見た。

●十時ごろブルーラインでお菓子と文具を買いに横浜へ。午後元希にゆうパックで送る。

●モーツアルトピアノ協奏曲17番(弦楽四重奏+コントラバス)がいい。

横浜四季の森公園と自宅界隈・春③
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする