俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月24日(日)

2024-03-23 16:55:27 | 日記
曇りのち雨

●信之先生の月命日。桜のお香を焚く。稲荷ずしを作って供える。スーパーで蕗を探すが見当たらない。今の時期そんなはずはないと思いながらも、山菜コーナーを見ていると、葉を切り落とし、茎を25センチくらいに切ってビニール袋に入れている。見つからないはずだ。一把でなく、一袋買う。今日は鯛が安いので予定外だったが買った。鯛で意外とおいしいのは、塩焼き。強めに焦がす。鯛の水分が程よく抜けて、身がしまって、味がすっきりする。夕方句美子が雨に濡れてきた。急に本格的に降り出したとのこと。十六本骨の長い傘を買った方がいいかも。

●信之忌 五月二十四日
芍薬の匂えば夫は香のなかに 正子
As the peonies scent the air, my late husband is in the fragrance.(tr.masako)

Explanation by AI: This verse captures the essence of sensing a loved one’s presence through the enveloping fragrance of peonies. Peonies are known for their rich aroma, which has inspired many cultures and poetic works.
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3月23日(土)

2024-03-23 06:19:40 | 日記
小雨


●『芭蕉百五十句』から
夏の句
命なりわづかの笠の下凉ミ         芭蕉
山かげや身をやしなはむ瓜畠        〃
暫時(しばらく)は瀧に籠るや夏(げ)の初 〃
涼しさやほの三日月の羽黒山(やま)    〃
めずらしや山をいで羽の初茄子       〃
京にても京なつかしやほとゝぎす      〃
朝露によごれて涼し瓜の泥         〃
秋ちかき心の寄(より)や四疊半      〃

●起きてからヘンデルを聞きながら仕事。ラルゴなど。

●鴨流る映れる影も流れける  正子
The flowing wild duck, its reflection also flowing. (tr.masako)
Explanation by AI:The line you've shared evokes a serene image of a wild duck gliding over water, with its reflection moving along with it. It’s reminiscent of a scene one might find in a haiku, capturing a moment in nature with simplicity and beauty.

●里山ガーデン



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