俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月30日(金)

2011-09-30 16:04:35 | Weblog

○イギリス・俳句の旅第6日9月24日

  ロンドン
 二階バス次々来たり秋暑し
 栃の実を捨てて旅の終わりなり

  ロンドン・キューガーデン
 睡蓮の花いろいろに水を出る

 今日は、今回のイギリス旅行の最後の観光となる。明日、ロンドンヒースロー空港発の便で帰国の予定。
 今日の予定は、ヒースローのホテル(ホリディインロンドンヒースロー M4 JCT 4)を午前8時15分に出発。午前がロンドン市内観光。午後は自由行動。

○ロンドンの観光名所はすでにたくさんの写真で日本でもみんなに知られている。国会議事堂の時計ビッグ・ベン、ロンドン塔、タワーブリッジ、ロンドン橋(なんの変哲もない橋)、ウェストミンスター寺院、セント・ポール大聖堂、バッキンガム宮殿をバスの窓から。バッキンガム宮殿は降りて写真を撮ったりした。それからテムズ川の水。昼食は、イギリスの代表的な料理フィッシュアンドチップスを食べたが、これはフリーメイソンの建物の近くにある。「フリーメイソン」と聞くと、不思議な気分になる。昼食後、ロンドン三越で40分ほど買い物。その後自由行動。キュウガーデンに行くことにした。三越があるところは、ピカデリーサーカス。このピカデリサーカスから、地下鉄(チューブと愛称されるが)でキューガーデンまで行く。ロンドン市内から3、40分。ピカデリー線のハンマースミス駅まで行き、そこからリッチモンド行きに乗り換え、キューガーデン駅で降り、徒歩15分ほどで、キュウーガーデンに着く。駅からほぼ真直ぐな道だ。

 キュウガーデンでは、時間があまりないので、まず温室を見学。温度は28度Cに設定され、水蒸気をふかしているところもある。アフリカ、オーストラリア、などと分けられそこの熱帯植物が沢山集められている。いちいち名前を確認して写真をとることもできないので、よいと思ったものを次々に映した。日本で観葉植物として売られているものも多く見かけた。日日草などはアフリカの花である。胡蝶蘭は見事。温室の地下は水生植物や海藻などもあり、魚もいる。これはさすがと驚いた。
 温室の後は、オニバスを見ようとウォーターリリーハウスに入ったが、運よく、水連の見ごろで、色とりどりの花が咲いていた。黄色、ピンク、紫、白など。日本で見かけるのと違って、花が大きい。茎も水の上に出て、やがて倒れて花が水に浮くようだ。蓮の花があったが、これに注意書きがあり、これは睡蓮ではないのだと書かれてあった。
 温室を見たあと、なんとか伯爵公園、とか薔薇園を見る。もっと奥へゆくと宮殿があるのだが、そこに行く時間はない。薄の類を集めたとろこがあり、チカラシバまであった。歩けば、野菊、ほととぎす、日本の楓もある。ガチョウだろうか芝生に飼われて糞に気をつけながら歩いた。芝生には、マーガレットより小さい野菊ほどの白い花が芝に埋もれるように、日本でいえば、蒲公英のように咲いている。見学のあとショップでこの花を周りにあしらった写真立てを句美子が買った。三越集合が5時45分なので、4時半過ぎにキュウガーデンを後にした。キュウガーデンの駅にも咲きほどの白い小花のイラストが描かれてかわいいえきであった。苗や球根を売っている店も駅前にはいろいろあった。
 夕食は、三越近くの中華料理。夕食後、ヒースローのホテルへ向かうが、ハロッズがデパートの建物を小さな電飾で飾っていた。添乗員さんも初めて見たとのことである。ハロッズはロンドンシティのはずれにある。シティを出れば一路ヒースローのホテルへと走った。夜は帰宅の準備となって、カッスル・クームで拾った栃の実を残念ながらゴミ箱へ捨てた。

 ▼大英博物館
 http://www.ll.em-net.ne.jp/~noritake/Kaigai/01London/Museum/bm.htm
 ▼バッキンガム宮殿
 http://ameblo.jp/his-london/entry-10314961810.html
 ▼国会議事堂
 http://home.h07.itscom.net/minori/england/england8/england8.html
 ▼ウェストミンスター寺院
 http://www.tokotabi.net/overseas/uk08/london4-3.html

◇生活する花たち:ロンドン・キュウガーデン

コメント
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