俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月6日(火)

2011-09-06 02:54:36 | Weblog
★揺れもせず夕日当れる青稲穂  正子
風もなく穏やかな夕方、夕日に照らされ真っ直ぐに立つ青い稲穂の凛々しさ、瑞々しさ。稲田の夕景の中に作者もとけ込んでいる静かな心を感じました。(後藤あゆみ)

○今日の俳句
秋の灯の鉛筆軽し編み図引く/後藤あゆみ
「鉛筆軽し」に手慣れた作業とたのしい心持が知れ、「秋の灯」にもよい生活感があるのがよい。出来上がりを思いながら、軽やかに鉛筆を動かし、編み物の製図をする楽しい時間である。高橋正子)

◇生活する花たち「ルコウアオウ・鶏頭・玉すだれ」(横浜日吉本町)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする