俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月26日(月)

2011-09-26 10:47:13 | Weblog
★もろこしのつめたさつまり露の冷え  正子
玉蜀黍の収穫期です。朝晩には気温が下がり、とくに朝露に濡れた実を取り入れるときには冷たさが実感されます。苞皮の下の実の一粒ひと粒に露がぎっしりと詰まっているかのような気がします。 (河野啓一)

○今日の俳句
大豆干す丹波篠山空青し/河野啓一
丹波篠山は、大粒の丹波の黒豆でよく知られる。収穫した大豆を青空の下の干す光景は、丹波篠山を象徴する風景。「丹波篠山」の語の響きもよい。(高橋正子)

○イギリス・俳句の旅最終日9月26日(月)
 帰国
昨日25日(日)午後1時45分(日本時間午後9時45分)発のヴァージン・アトランティック航空0900便に搭乗し、ロンドン・ヒースロー空港を離陸、帰国の途へ。
 日本時間午前9時30分、成田国際空港着。所要時間11時間45分。

  ロンドン・キュウガーデン
 睡蓮の花いろいろに水を出る  正子

 日本時間の26日に、予定より少し早く成田に着き、午後1時前に自宅に帰りました。今年のイングランドの秋は、温かく、傘、レインコートを使うことなく、晴れた日に恵まれました。チェスターではアン王女に、大英博物館ではキャメロン首相の一家の姿も見ましたので、ラッキーな旅でした。俳句と写真はこれから追々整理してゆくつもりです。ともかくも、無事帰国したことをご報告します。 

◇「睡蓮(waterlily)」(ロンドン・キュウガーデン/イギリス俳句の旅)

コメント (4)
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