俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月10日(土)

2011-09-10 07:55:46 | Weblog
★赤とんぼいくらでもくる高さなり  正子
澄んだ空気の中を次々に赤とんぼが飛んでくる。多分作者の目の高さ付近かと思われますが、いくらでもやってくる。秋の広さと豊かさを象徴するような晴々とした御句かと思いました。 (河野啓一)

○今日の俳句
海見ゆる牧に草食む秋の馬/河野啓一
海の見える牧場。ゆったりとして草を食む馬との取り合わせに、新鮮味がある。(高橋正子)

○東京スカイツリー
藤袴スカイツリーのいや真直ぐ  正子

 一昨日、向島百花園に花の写真を撮りに出掛けたので、スカイツリーを近くで見た。百花園の園内からの写真も撮った。東向島駅から浅草駅までを東武伊勢崎線に乗ったので、すぐ近くを電車が走りすぎた。その晩のラジオでは講談師の神田紅さんがスカイツリーのことを話していた。近くにお住まいがあって、夜の灯りの点いていないスカイツリーは、窓を開けてすぐ近くに見ると恐ろしいとのことであった。

◇向島百花園の園内からスカイツリーを望む

コメント (2)
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