マイケルさんが、カナダに帰国する日が近づいてきた。
「いつ帰るのですか」
「30日に帰ります」
日南の海を楽しんで、楽しい思い出を持って帰って欲しい物だ。
「フグを覚悟で、アタリの多い処に行きましょう」
早朝に瀬周りでイサキを狙って欲しい。
狙い通り、釣り始めて直ぐにアタリが来たが、掛かりが浅く外れてしまった。
「大丈夫ですよ。又来ますよ」
声かけして、直後にフグに仕掛けを切られた。
早くも、フグのお出ましだ。
ポイントを移動すると、沖から潮目が入ってきた。
流れも速くなって、2ノットを超すようになってきた。
そんな中で、粘っていたマイケルさんにアタリが来た。
「何か来ました」


思わず「フィッシュオン!」と、声かけすると「フィッシュオン!」とマイケルさんの笑顔が返ってきた。
金丸(旭先生)さんも、嬉しそうだ。

上がってきたのは、良型の白甘鯛。
「やりましたね!」と、祝福の握手。
「なんて言う魚ですか」と、日本語で質問が来た。
「白甘鯛と言う、高級魚ですよ」
「高級魚?」と、聞き返された。
なんて答えたら良いだろうか。
思わず「甘鯛ナンバーワンフィッシュ」と、訳の分からない日南弁英語?で答えた。
「ナンバーワンフィッシュ!」と、笑顔が返ってきてホッとした。
片言日南弁英語と、身振り手振りで会話を楽しむ。
旭先生にもアタリが来た。


「シブダイの子供のような、フエダイの仲間でしょうね」
「珍しい魚ですかね」
と首を傾げる。
潮が速い間は、フグの襲来は収まっている。
鯖か鰹かのアタリが時折あるのだが、針はずれで逃がしてしまう。
やがて、上り潮の流れが落ち着いてくると、徐々にフグが出て来だした。
鯛ラバの仕掛けを、切られるようになってきた。
切られては仕掛けを作り直す。
そんな中で、マイケルさんにアタリが来た。
竿先を叩く、鯛独特のアタリ。

上がってきたのは、良型のチダイだ。
マイケルさんの、フグに負けない粘り勝ち。
旭先生にもアタリが来た。
こちらも竿先を叩く鯛のアタリだ。
「ゆっくり上げてくださいね」

上がってきたのは、綺麗にピンク色の真鯛。
「旭先生、久し振りの真鯛ですね」
「じゃーな、久し振りやな」
「フグにはやられますけど、良い釣りになりましたね」
「嬉しいですね」
マイケルさんの帰国前に、自分たちで釣り上げた真鯛で、楽しい食事会になるだろう。
「これが切られたら、今日の釣りはお終いにするかな」
そう言って、落としたマイケルさんの仕掛けが瀬に掛かった。
船を回して仕掛けを外していると、瀬掛かりが取れた仕掛けに何かが飛びついた。

マイケルさんが持つと小さく見えるオオモンハタだった。
「締めは、オオモンハタですね」
「初日の釣り始めもオオモンハタやったし、締めもオオモンハタやね」
旭先生、マイケルさんと私の3人で大笑い。
名残は惜しいが、日南の釣りを楽しんでもらった気がする。
船着き場に帰ってきた。
「マイケルさん、ありがとう」
「楽しかったです」と、笑顔が嬉しい。
日南弁英語で「プロミス、シーユーアゲイン」と握手を求めた。
マイケルさんも「オーイエス」と、返して頂いた。
「いつ帰るのですか」
「30日に帰ります」
日南の海を楽しんで、楽しい思い出を持って帰って欲しい物だ。
「フグを覚悟で、アタリの多い処に行きましょう」
早朝に瀬周りでイサキを狙って欲しい。
狙い通り、釣り始めて直ぐにアタリが来たが、掛かりが浅く外れてしまった。
「大丈夫ですよ。又来ますよ」
声かけして、直後にフグに仕掛けを切られた。
早くも、フグのお出ましだ。
ポイントを移動すると、沖から潮目が入ってきた。
流れも速くなって、2ノットを超すようになってきた。
そんな中で、粘っていたマイケルさんにアタリが来た。
「何か来ました」


思わず「フィッシュオン!」と、声かけすると「フィッシュオン!」とマイケルさんの笑顔が返ってきた。
金丸(旭先生)さんも、嬉しそうだ。

上がってきたのは、良型の白甘鯛。
「やりましたね!」と、祝福の握手。
「なんて言う魚ですか」と、日本語で質問が来た。
「白甘鯛と言う、高級魚ですよ」
「高級魚?」と、聞き返された。
なんて答えたら良いだろうか。
思わず「甘鯛ナンバーワンフィッシュ」と、訳の分からない日南弁英語?で答えた。
「ナンバーワンフィッシュ!」と、笑顔が返ってきてホッとした。
片言日南弁英語と、身振り手振りで会話を楽しむ。
旭先生にもアタリが来た。


「シブダイの子供のような、フエダイの仲間でしょうね」
「珍しい魚ですかね」
と首を傾げる。
潮が速い間は、フグの襲来は収まっている。
鯖か鰹かのアタリが時折あるのだが、針はずれで逃がしてしまう。
やがて、上り潮の流れが落ち着いてくると、徐々にフグが出て来だした。
鯛ラバの仕掛けを、切られるようになってきた。
切られては仕掛けを作り直す。
そんな中で、マイケルさんにアタリが来た。
竿先を叩く、鯛独特のアタリ。

上がってきたのは、良型のチダイだ。
マイケルさんの、フグに負けない粘り勝ち。
旭先生にもアタリが来た。
こちらも竿先を叩く鯛のアタリだ。
「ゆっくり上げてくださいね」

上がってきたのは、綺麗にピンク色の真鯛。
「旭先生、久し振りの真鯛ですね」
「じゃーな、久し振りやな」
「フグにはやられますけど、良い釣りになりましたね」
「嬉しいですね」
マイケルさんの帰国前に、自分たちで釣り上げた真鯛で、楽しい食事会になるだろう。
「これが切られたら、今日の釣りはお終いにするかな」
そう言って、落としたマイケルさんの仕掛けが瀬に掛かった。
船を回して仕掛けを外していると、瀬掛かりが取れた仕掛けに何かが飛びついた。

マイケルさんが持つと小さく見えるオオモンハタだった。
「締めは、オオモンハタですね」
「初日の釣り始めもオオモンハタやったし、締めもオオモンハタやね」
旭先生、マイケルさんと私の3人で大笑い。
名残は惜しいが、日南の釣りを楽しんでもらった気がする。
船着き場に帰ってきた。
「マイケルさん、ありがとう」
「楽しかったです」と、笑顔が嬉しい。
日南弁英語で「プロミス、シーユーアゲイン」と握手を求めた。
マイケルさんも「オーイエス」と、返して頂いた。
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