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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月4日 風の中

2021年11月05日 | 日記
朝間詰めは、西風が置きに向けて、白波を起こしていた。

その後に、風が北東に変わり、ウネリ幅が狭く船が揺れた。

釣りをしている間中、風とウネリの中にいた。



沖のポイントでは、鰺が小さくて15センチ位の生き餌サイズ。

この鰺子に、青物が付いていないか、期待しながら竿を出していく。

中には、30センチクラスの良型の鰺も混ざっている。






小川さんが、良型を釣り上げる。




高妻さんにも、良型の鰺がヒットしてきた。

魚礁周りには、真鰺、ムロアジが付いている。

鯖の群も、混じっている様だ。


鰺と違うアタリが来る。


小川さんが釣り上げたのは、レンコダイ。




高妻さんが釣り上げたのは、イトヨリダイ。




魚探に出てくるベイト反応には、青物が付いていない様子。

風によって、船が押されているが、潮自体は余り動いていない感じを受ける。

「下潮が重たく感じますね」

小川さんの感覚では、下潮が幾分動いて感じられる様子だ。


ベイト反応の出方に、何らの変化が見られれば、青物の可能性は出てくるのだが…。


ポイントを変えてみる。


古い魚礁が、海底の砂地に沈下しているポイント。

ベイト柱が、並んで出ている。

「何かが付いていないかな」

その期待に、小川さんが応えて頂いた。




「来ました」

ドラグ音が鳴って、ラインが引き出される。

「カンパチみたいですね」

その引きを楽しみながら、ゆっくりと上げていく。

透明感の良い潮に、銀白色に輝く魚が見えてきた。

「カンパチです」




60センチ超の、良型カンパチが上がってきた。

「これが、釣りたかったですね」

嬉しくなって、気持ちが高揚してる。


高妻さんの仕掛けに、小型のムロアジがヒットしてきた。





「これに、何か食い付いてこないかな」

海底付近で食い付いたベイトに、何かが食い付いてきた。

ラインが思い切り、引き出される。

「魚がベイトから、変わりました」

ラインを引き出す走りを楽しみながら、巻き上げていく。

「カンパチです」

潮の透明感が良くて、20メートル近い下アタリで魚体が確認できる。




これも、60センチ近い良型のカンパチだ。


しかし、一端止み掛けた北東の風が、再び強く吹き始めた。

少しずつ、ウネリも高くなって来ている様に、感じる。


小川さんが、アタリを捕らえた。



「重量感は有りますね」

ゆっくりと巻き上げていく。

やがて真鯛が、見えてきた。




食べ頃サイズの、綺麗な真鯛だ。


潮も満ち潮が入ってきて、チャンス到来と思っているのだが、最近は、午後になると潮の動きが悪くなる。

ポイントを変えてみる。

ラインが出るアタリが来たが、針外れ。


その後は、アタリが止まってしまった。