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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

5月23日 釣りは潮かな

2021年05月24日 | 日記
「下潮が動いていない」

「ジグに抵抗が掛からない。抜ける感覚が嫌ですね」

「上から下まで、活性を感じませんね」

今日の潮は、大苦戦の潮になっているようだ。



ポイントに入って、最初に潮の変化に気づいたのは、関屋さんとXさん。

冒頭の表現で、潮の変化を教えて貰える。

「それを聞いて、どう判断するか。勝負かな」

早朝に、船を走らせながら、魚探に出てくる反応を確認。

「これ面白い出方しているね」

「竿、出してみる」

「嫌、もう少し先に行ってみましょう」

そんな相談しながら入ったポイントは、ジグに反応が鈍かった。






それでも、色々と仕掛けを工夫、攻める範囲を限定して竿を出していく。







ウッカリカサゴが来て、数は少ないけれど、ポツポツと真鰺が来る。

ちなみに、ランニングとTシャツは、日中が熱かったからです。


潮の活性化が見られない時、極端にアタリが出なくなる事が多い。

それでも、諦めないで、しゃくり続ける。

魚の種類は問えないけれど、アタリを拾える事も多々ある。






女性の粘り強さを発揮して、捕らえたアタリは、丸々と太った鯖。

永友さんの粘りに、みんなが感心した瞬間でもある。


潮の変化を見ながら、ポイントを探していく。


潮が変わると、元気になってくる“さかな”が居る。

エソだ。




エソのアタリ連発に、関屋さん大苦戦。







やはり、粘り続けていたXさんに、アタリが来た。

「これは、良いかもよ」

でも、途中から引きが弱くなってきた。

「何だろう」





上がってきたのは、大きなイトヨリダイ。

お腹がパンパンに、膨らんでいる。


昼近くになって、ポイントを大きく変える。

「彼処なら、良いベイト反応があるかも知れない」

一縷の望みを持って、船を走らせる。

確かに、凄いベイト反応が出てきた。

その中から、強いアタリを捕らえたのが山元さん。




「ホール中に来ました」

竿先を、力強く叩くアタリ。

ラインも引き出される。

「ドラグ調整は、ゆるゆるにしてあります」

ゆっくりと、取り込む。




綺麗な、65センチの真鯛が、上がってきた。


船中の雰囲気が、一気に盛り上がる。




Xさんにヒットしてきたの、ニベ。


ベイトの正体は小イワシの様だが、良型の真鰺が付いていた。





永友さんに、良型の真鰺がヒット。

「アタリが来るんですけど、途中の強い引きで外れるんです」

関屋さんも、同じ事を言っている。

鰺は口が弱いから、大きくなると自分の引きで口が切れるようだ。

納竿前に、チョットした鰺のアタリ連発になってきた。

一時の、鰺の連発を楽しんで、港に帰る。



午後便「夕間詰め狙い便」のお客様と、交代する。


午前便のお客様をお見送りした後、出発。

「潮が変わっていると、良いですね」

潮の流れは、1ノット前後で上りが入っていた。

南西の風も、少し吹いているが、差ほどの気にはならない。

潮の流れに乗せて、船を流していく。

「期待を持てる夕間詰めになりますように」

海に向かって、手を合わせる。


最初のアタリは、東原さんに来た。

「来ました。イサキでありますように」

願いを込めて、リールを巻く。





上がってきたのは、良型のイサキ。

午前便では、アタリすら無かっただけ、その姿が見られて嬉しい。


佐藤さんにも、アタリが来た。






良型の真鰺が、上がってきた。

「久し振りの、魚の引きが楽しいですね」

嬉々とした笑顔が、輝いて見える。


しかし、潮の活性は、やはりイマイチなのだろうか。

急にアタリが、出なくなる。


流すコースを変えながら、ベイトを探す。


アタリが、少しずつ戻ってきた。







佐藤さん、東原さんに、真鰺のアタリが出始めた。

佐藤さんには、40センチ近い鰺が、ダブルでヒットしてくる。


徐々に、賑やかな楽しい釣りになってきた。


佐藤さんに、鰺とは違うアタリが来た。

「何だろう」

海面を見ていると、その姿が見えてきた。

「キジハタです」




良型のキジハタが、上がってきた。

「これは、嬉しいです」

益々笑顔が、輝いていく。


鰺、鯖、キジハタ、イサキと、ポツポツとアタリが来た。

しかし、周囲に夜の帳が、降り始めた。


「引き上げましょうか」

楽しい会話で、賑やかに引き上げた。