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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

6月24日 強風の中

2016年06月24日 | 日記
朝間詰めは、西南西の風が、断続的に吹いていた。

大島東沖の沈み瀬周りのポイントを攻めるが、アタリらしいアタリが来ない。

「リーダーに傷が付いている。サゴシかなんか居るのかな」

ワンピッチでジグをしゃくっている脇坂さん。

3度目の流しでも、アタリが出ない。

ポイントを、水島近辺の瀬周りに移動する。



駆け上がりになっているところに、ベイトが写っている。

時折、強い南西の風が吹き付けてくるが、潮の流れは0.8ノット前後の上り潮。

「下潮が下り潮になってるみたいだね」

下潮の話をしていた時、脇坂さんの竿が曲がった。

しかし、ラインが一直線に伸びたと思ったら、リーダーとの結び目アタリから切れた。

さっきのリーダーの傷を確認したときに、結び目アタリも傷が入っていたのかもしれない。

気持ちを切り替えて、再度リーダーを組み直す。

この頃から風が南西になり、強く吹き付けるようになってきた。

少しずつ船の揺れも、大きくなり始めた。



「ポイントを移動しようか。少しでも風の避けられるところに行こう」

南西の風が少しでも、避けられる場所に移動する。

船仲間の森さんも、同じところに移動してきた。

南西の風と、風によって寄せてくる波に注意しながら、私は鯛ラバを脇坂さんはジグを落としていく。

2流し目に私にアタリが来て、小さいけれどオオモンハタが上がってきた。



一方、森さんはイサキが釣れましたと、連絡が来た。

脇坂さんにも、何かがジグにアタックしてくる感触があるみたいだが、針係しない。

「今日は風も強いけれど、本当にアタリが渋い」

南混じりの風と、もしかしたら下潮が活きていない分、水温が変化しているのかもしれない。

3流し目に、漸く脇坂さんにアタリ。



「エソみたいだけど…」

上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。

「今日の潮は元気がない…」

この頃になると、風も強風になり、波も高くなってきた。

森さんが「今日は諦めました。先に帰ります」

と、先に帰られた。

それから、暫くは頑張ってみたが、我々も帰ることにした。

南西の強風が一段と強くなり、波の高さも目線近くになっていた。