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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月21日 キジにオオモン、アカとハタ連発

2016年01月21日 | 日記
天気図の等圧線の間隔が、広がってきた。

一時的かも知れないけれど、強い西風が収まってきている。

朝6時30分過ぎ、朝間詰めの少しでも風の穏やかな時間に釣りがしたいと思い、ポイントに急ぐ。



夜更けの海を、海霧が風に吹かれて、沖に渡っていく。

魚探を見ていると、風に吹かれた状態で船が流される速さは、0.7ノットと割とゆっくりだ。

風がなかったら、潮は動いてないのかも知れない。

西風に押されて、船がゆっくりと沖に流されていく。

今日のお客様の、村富さんにアタリが来た。



上がってきたのは、アラカブ。

本命ではないが、美味しい魚だけにチョット嬉しい。

横山さんにもアタリが来た。



小型だけど、真鯛だ。

冷たい風の中、真鯛が釣れたのは嬉しい1枚だ。

ゆっくりと沖に出ていく流れに船を任せていると、村富さんに連続してアタリが来た。



最初のアタリは、スジアラ。



続いてのアタリはアカハタ。

どちらも美味しい魚だけに、しっかりと血抜きをしてクーラーに納める。

この後、ポイントを水深70メートルに移動して、竿を出していた時、船の近くで大きな水音がした。

「あっ、イルカだ」

村富さんが、イルカに気づいた。



周りを見渡すと、可成りな広範囲にイルカが泳ぎ回っている。

船の直ぐ傍でも、5,6頭の群れが泳ぎ回っている。

魚探に映っていたベイトが、すっかり姿を消してしまった。

「此処はダメですね。ポイントを移動しましょう」

魚探でベイトが居るか、確認しながら、ポイントを探っていく。

大島東側のポイントに来たときに、ベイトが映った。

「ここから始めましょう」

流し初めて、直ぐに村富さんにアタリが来た。



竿が、大きく曲がっている。

「どんな具合ですか」

「今日一番の重みを感じています」

海面に浮かんできたのは、良型のキジハタだ。



50㎝近くはありそうだ。

今度は「俺もキジハタを釣りたい」と言っていた、横山さんにアタリ。



竿先が、海面に突き刺さらんばかりに、曲がっている。



上がってきたのは、良型のオオモンハタ。

「今夜は、鍋にしようかな」

良型のオオモンハタが上がり、横山さんが笑顔。

次々とハタが上がり始め、寒風の中、船中は熱い雰囲気。

横山さんに負けじと、村富さんが大きく合わせを入れる。



「重い、重いですよ」

竿を支え、リールを巻く手に、力が入る。

横でタモを構える私も、「何やろうか」とワクワクする。

海面に姿を見せたのは、大きなオオモンハタ。



2キロ近くありそうな、良型のオオモンハタだ。

「凄いですね」

横山さんも、その大きさにビックリしている。

ゆっくりとだが、船が流されるコースを魚探で見ていると、連続してベイトの固まりが出てくる。

この感じなら、青物も当たってこないかな、と期待するのだが…。

「船を戻しましようか」

ベイトの位置を確認しながら、船を最初のポイントに戻していく。

「ラストの流しのしましょう」

「了解です」

と、仕掛けを落としていく。

横山さんにアタリが来た。



村富さんにも、アタリが来ている。

真ん中でタモを構えていると、横山さんの獲物が上がってきた。

良型のアカハタだ。



村富さんの獲物も、アカハタだ。



アカハタが、ダブルヒット。

「今日は、朝方は少し風があって寒かったですけど、キジハタやオオモンハタ等ハタが連発しましたね」

「キジハタが、良かったですね」

「オオモンハタも良かったですね」

「次は、真鯛が釣りたいですね」

船中、楽しい会話の中、帰港した。