珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

病院事情2

2022-05-24 | 日記
ネット弁慶がネットで流すらしい「噂」の検証を、リアルのナースステーションに直撃取材を試みてみた。
末端では埒があかず婦長が出てきた。

「どうして家族と面会ができないの?」

「感染対策のためです」

「感染するなら、今私とあなたが話してもダメでしょ?
なんで昨日まで一緒に生活してきた家族が会って話しちゃいけないの?」

「これは病院のルールだからです」

「私が誰かにコロナを感染させるってこと?するわけないでしょ?私、風邪ひいてないのに?それとも無症状でもウイルスを撒き散らすってアレですか?」

「無症状でも感染させることはあるんです!!」

「無症状って風邪ひいてないってことでしょう(笑)」

「いいえ!!あるんです!!無症状でもうつす場合があるんです」

「なら、私が看護師さんに感染させてるかもしれませんね?それは危険じゃないの?」

「私はしっかりマスクしているから大丈夫なんです!!」
(夫もしてるけど( ̄∇ ̄) )

「マスクが感染対策?!」

「そうです!!いくらかは確実にあります!!」

「はいはい。じゃあ質問を変えます。なんで整形外科の患者にPCR検査をするの?整形外科の患者にインフルエンザの検査ってする?」

「それはコロナとインフルでは国の対応が違うからです」

「それで、交通事故で運ばれたもPCR検査が陽性だったらコロナ患者扱いになるんですか?」

「はい、そのようになります」

「じゃあ例えば私の夫が骨折で運ばれて緊急手術の状態でも、PCRが陽性だったらまずもってコロナ患者としての治療が優先させるんですか?」

「はい、そのようになります」

「PCR検検査って何でも拾いますよね?その結果で100%コロナにするってどうかと思いますけど」

鳩が豆鉄砲状態で無言…

「私、今日みたいな話はネットでは聞いていたけど、直に看護師さんから聞いたのは初めてだわ。正直呆気にとられてます」

さらに固まって無言…

結局、電話で会話ならばOKということで、10メートル離れた距離でドア越しで電話の会話だけ許された。(ドアが閉まっているので姿は見えない)

「看護師さんと喧嘩になっちゃったわ」
「なんか廊下で聞き覚えのある声が聞こえるなあと思ったらオマエだったのか(笑)それはオレが謝っとくよ」
と夫は笑った。
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病院事情

2022-05-24 | 日記
夫が思わぬ怪我をしてしまい、手術することになった。
ボルトを入れるけっこう大掛かりなやつである。
それで昨今もっとも近寄りたくない病院に行って、その中国みたいな世界を目の当たりにしてドン引きした。

一番納得いかないのが「面会禁止」である。
入院に必要なものを持っていっても、荷物は看護師さんが受け取るだけで、手渡し一つできない。
私が看護師さんに渡すのと、本人に渡すのと何が違うのだ?
私が本人に渡すのが危険なら、私から荷物を受け取る看護師は危険じゃないのか?

自宅から通っている医師や看護師が、本人に至近距離で話してもいいし身体に触れていいのに、さっきまで一緒にいた家族が「危険だから会えない」て何だそれ? 
無菌室にいる病人でもあるまいし、ただの整形外科の病室だよ?(しかも個室)

そして入院患者は一人残らず、問答無用で、PCR検査を受けさせられる。
骨折の診断にPCR検査( ̄∇ ̄)
それで陽性が出たら骨折でもコロナかい( ̄∇ ̄) 

今まで骨折して病院に行ったら、インフルエンザの検査を強制されましたか?
お見舞いに行ったら、「あなたは元気に見えて怖い感染症患者かもしれないから病室に入れません」と言われましたか?

改めて、病院というところはかつてお世話にもなったし、悪くは言いたくないけど、すっかり様変わりしていた。
ソレにまつわることは、「融通」とか「疑う」ということが許されない、完全な共産国家になっていた。
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