高圧ストロボを低圧ストロボに改造してみました。
ストロボのシンクロ端子へ来ている配線を取り外して、サイリスタを使った上の図のような低圧化回路をシンクロ端子(X接点)ともとの配線との間に入れてみました。こんなのでよいのかな?という感じです。自信はありません。
低圧化回路を組み込んだ試作機(=サンパック SP140)
サイリスタには高圧がかかっていますので、回路むき出しの状態では危険です。こちらは実験用の試作機でして、今のところ、何かに使うという予定はありませんので、一応これで完成です。実戦で使う場合は基板をカバーで覆うなどの安全対策が必要ですね。
実戦用にはこちらの二つのマクロ専用ストロボを作ってみました。左側はオリンパスXA用のストロボ「A11」の基板をベースに、右側は「写るんです」内臓のストロボ基板をベースにしています。どちらもトリガー端子には高圧がかかっていましたので低圧化回路を組み込んであります。
左は自動調光用のセンサーを可変抵抗に置き換え、マニュアルで調光できるように改造してあります。右はコンデンサの容量を切り替えることで、光量を調節できるようになっています。
パナソニックLX3にセットするとこんな感じです。以下この機材によるサンプル画像です。
撮影データ:
カメラ:パナソニックDMC-LX3 ISO80 絞り:F8 SS:1/2000秒 改造ストロボ使用 手持ち
ノートリミング(横800pxにリサイズ) 画像補正なし
改造は機材が壊れるという危険性を伴うばかりではなく、身体損傷の危険性をも伴うものです。改造は自己責任で行って下さい。