入谷～上野～池之端

台東区入谷の朝顔市に出かける。

恐れ入りやの鬼子母神の前の道路の片側はすべて朝顔朝顔～＠＠

もう少し早い時間なら行灯仕立ての鉢にとりどりの花が咲いてきれいだったろうになあ。

３階の義父が毎年夏になると、種から育てた朝顔をベランダいっぱいに咲かせる。

義父の仕事は小学校の校長先生だったから夏休みの宿題で子供達に持って帰らせたりしたのも懐かしい思い出なのかもしれない。

入谷から鶯谷を経て寛永寺裏を通り上野公園～忍ばずの池まで歩く。

忍ばずの池で蓮の開くのを見たかったが時期が合わず殆どつぼみ。

それでも池一面に大きな蓮の葉が風に揺らぐ様はまるで極楽浄土に行ったように（まだ行ったことはないが）気持ちがゆったりと癒される。

ここから旧岩崎邸へ向かう。（三菱財閥岩崎家本邸として明治２９年に完成、設計はジョサイア・コンドル）

洋館のなかでは土日にはサロンコンサートが行われており、ちょうど３時のヴァイオリンミニコンサートを聴くことができた。

きれいな若い姉妹ヴァイオリニストが弾いていたが、クーラーもない昔のままの建物は蒸し暑く途中で退室（＾＾；）

上野のアメ横界隈の雑踏と、それにミスマッチした文化会館や国立博物館から芸大への道、池之端から東大を巡る暗闇坂、無縁坂のあたりが好きである。

この界隈のランドマークであった池之端文化センターは新しいマンションの建設にむけて取り壊し作業が行われており、「あらま、あらま！」と驚いたことであった。