政治資金パーティーを巡る裏金問題を詠んだものなので、詳しく述べることは控えたいと思います。国会での「答弁を控える」は「答弁拒否」ですが、周知の事実なので拒否ではなく省略です。
以下は個人の感想などです。
投句した12月12日までの記事から読み取ったのは、自民党安倍派(清和政策研究会)に所属すれば、パーティー券の売り上げのうちノルマ以上の分は自分の懐に入る。これが魅力で同研究会に入る議員が増えて、最大派閥になったのではないのか。ということです。
寄らば大樹、大樹には美味しい樹液が溢れている、それに群がる輩。そして大樹はさらに太くなる。そのような光景が目に浮かびました。官房長官への不信任決議は粛々と否決しておいて、事実上の更迭では何が何だか分かりません。
一連の報道で面白いと思ったことを紹介します。
相場2万円というパーティー券ですが、パーティー出席者が「食べるものがもう無くなった」と皿をもってウロウロしている様子の映像。
会場費と飲食費をいかに安くあげるかが大事で、フライドポテトや唐揚げは最適だ。という裏話。
ノルマの達成は難しく自腹を切ることが多いので、派閥を辞めたという人間味があふれ、裏のない元五輪相。