山歩き

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第九の会最終楽章歌い上げ

2023-12-20 09:56:01 | 時事川柳

  

岩手県釜石市で45年続いた師走恒例の「かまいしの第九」の最後の公演が17日、同市大町のテット(TETTO)で開かれました。

テットは釜石市民ホールの愛称で、製鉄所との深いつながりを表す「鉄都」とイタリア語で屋根を意味する「Tetto」が語源です。

「かまいし第九の会」を中心にした合唱メンバーと、市民吹奏楽団など約180人が出演し、ベートーベンの交響曲第9番と、震災被災地へのエールや離れ離れになった仲間を思う「明日を」や「群青」を披露しました。

句は次の部分を参考にしました。

「第4楽章の歓喜の歌は『大団円』のハーモニーで会場を満たし、アンコールではさらに聴衆と一体となって歌い上げた。」

かまいし第九の会は1978年、旧市民文化会館の完成を記念して始まり44回目、高齢化や活動資金確保の難しさで幕を下ろしましたが、実行委員会の会長さんは「演奏会としての形式は終わるが、別の形の文化活動やうねりにつながってほしい」と願っています。

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