S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

2011年 S2000ぶらり旅「新潟/ 海老の髭 編」

2011年06月18日 | 周遊紀行 / 甲信越地方
2011年 6月18日(土)
新潟市に到着してホテルにチェックインを済ませてから、食べログで高得点を出している「海老の髭」に行きました
ホテルから近かったのでのんびり歩いて行ったら、お店は超満員

急ぐ理由も無かったので店内で写真を撮ったりしながら待っていると・・・
(店内にはいけすと言うよりはチョット大きめの水槽がある)
 

「お待ちの間にどうぞ!」と言って、コップにビールを接いでくれた
こんなおもてなしをしてくれる居酒屋は初めてだったので驚いた
流石は食べログで高得点のお店

席に座ったと思ったら、また驚かされた
お通しで「海の幸の炭焼き」
海の無い栃木では味わえない「お通し」だよね


お通しに驚いていたら
受付を担当していた店員サンが待たせてしまったお詫びにと「昔ながらの卵焼き」をサービスで持って来てくれた
これが美味しくて箸が止まらなかった


海の幸も新鮮で美味しかった
とくに「のどぐろのお造り」は美味
のどぐろは前回の「北陸の旅」にハマった魚
   

「活南蛮海老の踊り」は本日のオススメメニュー。
ほぼ絞めの海老は新鮮で甘かった。
食べ終えると、すぐに店員サンが厨房に運んで海老の頭を素揚げにしてくれた
カリッと揚がった海老の頭はビールとの相性が最高!
普段ではなかなか味わえない珍味も楽しめた。
 

地産の野菜も新鮮で美味しい
  

焼き物も美味しかった
  

ボクはそれほどお酒が強い方では無いので残念ながら日本酒は遠慮していたけど、同行人が頼んだ新潟の日本酒で作った梅酒を奪って(笑)飲んでみたら美味しかった
 

デザートも奪って(笑)、味わう


美味しかったです。ごちそうさまでした

お気に入りの愛車で知らない街へ来て
美味しい料理を食べながら美味しいお酒を飲んで
大切な人と語り合う・・・至福な時間を過ごせました




越佐の旬と美酒 海老の髭 (えびのひげ)
新潟県新潟市中央区古町通八番町1433-2
Tel.025-210-8507
食べログ http://r.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15009071/

2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」
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2011年 S2000ぶらり旅「新潟/ 越後七浦シーサイドラインと角田岬 編」

2011年06月18日 | 周遊紀行 / 甲信越地方
2011年 6月18日(土)
弥彦山スカイラインを下って「越後七浦シーサイドライン」へ合流
海岸線を新潟市へ向けてドライブ!
日本海からの潮風が心地よかった
   

途中、角田岬にある「角田岬灯台」と灯台のすぐ近くにある「判官舟かくし」に寄り道。
「判官かくし」とは、通称「判官」と呼ばれた源義経が兄の頼朝に追われ奥州平泉へ逃げ落ちる途中、船とともに身を隠したと言われる洞穴。


入口。


洞穴の中を歩いて


外に出ると、舟を隠した場所らしき洞穴があって


周りは断崖絶壁


岩場を抜けると、目の前に広がる日本海は綺麗だった


灯台を目指して階段を登っていると(本日、何回目の階段やら
海風に負けないで咲いている花の可憐な美しさに心を癒されて
 


無事に登頂、成功
  

灯台の中は、もちろん立ち入り禁止。
灯台麓の展望台から見た日本海の海原は絶景
   

走って来た越後七浦シーサイドラインも眼下に見えて


駐車場に停めたS2000も発見


灯台のある高台を降りると、手の届く近さに日本海の透き通る「青」が迫って来る


灯台を後にして、再びシーサイドラインを走って日本海の景色を堪能しながら新潟市を目指しました。



2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」
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2011年 S2000ぶらり旅「新潟/ 弥彦神社と弥彦山スカイライン 編」

2011年06月18日 | 周遊紀行 / 甲信越地方
2011年 6月18日(土)
弥彦神社の第一駐車場に到着。


杉並木の中を歩いて、一の鳥居に着いたら修繕中

手水舎で手を清めて


二の鳥居。
歳を重ねても手をつないで歩けるってステキなコトだよね


随神門(ずいじんもん)。
ココも修繕中


門の前の狛犬・・・も修復中のため片方しか見れず


拝殿。


・・・と若干、急ぎ足で見て回ったので(各所が修復中だったこともあり)
次回は近くの温泉宿に泊まってゆっくりとお参りしたいと思いました。

弥彦浪漫パワースポット


弥彦神社への参拝を済ませて、駐車場を出てから「弥彦山スカイライン」へ。

S2000を屋根を開けて、ASM ビッグスロットルIS-09 、ASM スロットルスペーサー、ASM SAMCOインテークホース 、TODA RACING ライトウェイトクランクプーリーキットとG.T WORKS GENROMの組み合わせの醍醐味を味わいながら山道を駆け上がって・・・
  


登れば登って行くほど・・・
  


霧は深まって
 

山頂に到着すると・・・




周囲は霧で真っ白
  
何モ見レズ


そんな中、「弥彦うさぎ伝説」の「兎」ならぬ「猫」がお出迎え


同行人が猫と戯れて、充分に満足してもらってから
弥彦山スカイラインを下って、越後七浦シーサイドラインを通って新潟市へ向かいました。


弥彦山スカイライン

2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」
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2011年 S2000ぶらり旅「新潟/ 与板城 編」

2011年06月18日 | 周遊紀行 / 甲信越地方
2011年 6月18日(土)
次は与板城

カーナビにも旅行本にも詳しく乗ってないので道端に建てられた看板を頼りに目指して運転。


城の登り口は街道沿いにあって、ちょっと離れた場所には駐車場も完備。
大河ドラマの影響?本与板城よりも観光名所色を匂わせている(笑)。


八坂神社の隣の階段があり、そこが入口



ひたすら階段を上って行くと、直江兼続公の妻のおせんがお茶を点てるのに水を汲んでいた場所と言われている「おせん清水」に到着。
 

さらにひたすら登ると

門跡が見えて来て・・・


そして

本丸跡に到着。
   



「本丸跡」の目印の他に、社が建ててあって
  

直江兼続公が植えたと言われる一本杉



本丸跡(山頂)からの眺めは素晴らしい
眼下に広がる越後平野の田園風景を眺めていると、遠い昔に直江兼続公も同じ様にこの景色を見ていたのか、そしてこの景色を眺めながら何を思っていたのだろうと考えていると感慨深くなった。


駐車場の方角を見ると、小さくS2000を発見(笑)。

けっこう登って来たもんだ!と思いながら、来た道を引き返しました。

2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」






【2016年12月26日(月)追記】
久しぶりに記事を見返してみたら、お城の地図の画像が映らない?ので補完。
画像が壊れたのかな?パソコンの調子が悪いのかな?
もうかれこれ5年も経ったことに驚いた。
機会があったらまた訪れてみたい。

与板城の地図1

与板城の地図2

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2011年 S2000ぶらり旅「新潟/ 本与板城 編」

2011年06月18日 | 周遊紀行 / 甲信越地方
2011年 6月18日(土)
直江兼続と関係のあるお城を見に行って来ました

最初に着いたのは本与板城(もとよいたじょう)。

新潟県長岡市与板町本与板(旧与板町)にあった山城。築城時期は不明。建武元年(1334年)に新田氏一族の籠沢入道が築城したと伝えられている。 その後、越後国守護上杉氏の重臣飯沼氏が居城とした。 しかし、永正4年(1507年)、越後守護代長尾為景と守護上杉房能が戦った「永正の乱」で、 飯沼氏は為景に攻められ滅んだため、長尾氏の家臣直江実網(景綱)が城主となった。実綱は永禄年間に謙信より「景」 の字を与えられ大和守景綱と名乗りを変えた。 実綱の死後は総社長尾氏から養子に迎えた信綱が直江氏を嗣いだ。その後、御館の乱を経て、樋口与六が直江氏を嗣いで直江兼続と名乗り、慶長三(1598)年、景勝の会津移封に伴い兼続は米沢三十万石を与えられ移封となった。その直江氏は後に与板城に居城を移している。天正年間に本与板城から南方の与板城を築城したといわれるので、与板城が築城されたのは直江実綱、信綱から兼続の時代あたりとされている(本与板城から与板城への移転の時期は諸説あって定かではない)。本与板城は支城として機能したとも言われるが、上杉氏と共に直江氏が会津に転封されたため、廃城になったと推定されている( 本与板城がいつ頃まで存続していたかは不明)。

天正年間に与板城が築城された背景を見ると、天正元年に結成された織田軍団の対関東方面の滝沢一益が武田家を滅ぼした後の北進に備えての事だと思う(史実では武田家滅亡後に本能寺の変)。天正六(1578)年三月、上杉謙信、急死。天正七(1579)年三月、御館の乱、終息。その後に築城されたのでは?と個人的には思っているが、真相は??


駐車場・・・指が写ってる


山城なので、ほぼ登山(笑)


紫陽花を眺めながら


でも出そうな山道を歩いて行くと
 

本丸跡(頂上)に到着。
  

渡って来た信濃川に架かる与板橋も見えた


登城ルート
桜並木があったらしい!? 春になると桜も咲いて綺麗なのかな


2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」
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S2000 走行距離128,000km到達

2011年06月18日 | S2000 / Mileage
2011年 6月18日(土)
磐越自動車道を走っている時に

S2000の走行距離が128,000kmになった

一ヶ月経たないうちに1,000km走破。

今年はなかなか良いペース?


2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」
S2000 走行距離127,000km到達
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2011年 S2000ぶらり旅「新潟/ 越後ドライブ 編」

2011年06月18日 | 周遊紀行 / 甲信越地方
2011年 6月18日(土)
今週末で高速道路料金の「休日1,000円」の割引料金が終わってしまうので、最後の割引料金を活用し楽しむために出掛けてきました。

東北自動車道を北上して郡山JCTで磐越自動車道を走って

可愛いトンネルの入口をくぐって

阿賀野川サービスエリアの展望台で阿賀野川を眺めて

まだまだ走る

2011年 ぶらり旅「新潟/ 総括 編」
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2011年 S2000ぶらり旅「県北ドライブ 編」

2011年06月11日 | 周遊紀行 / 栃木
2011年 6月11日(土)
天気予報が運良く!?外れて雨が上がったので、ランチを食べに大田原市にある「Cafe&Restaurant クローバー ボヌール」へ出掛けました。
那須烏山市にあるクローバーの姉妹店。
こちらのボヌールはカフェも隣接されていて、どちらかと言うと洋食屋サンって感じのお店。
本店のクローバーの方がガッツリ系


選んだのは「De jeuner お昼のコース」






休日に、ゆっくりと流れる時間の中で美味しいランチを頂きました。
ごちそうさまでした

Cafe&Restaurant クローバー ボヌール
栃木県大田原市浅香5-3764-95
Tel.0287-23-5311
食べログ http://r.tabelog.com/tochigi/A0904/A090402/9010063/


ランチを食べてから大田原市内を抜けて、日塩有料道路(もみじライン)を通りました。
それほど空気に湿度も無かったので風も爽やか
「もみじライン」と呼ばれるだけあって、もみじの季節には美しい見晴らしでしょうが
この時期は車も少なく、新緑の中を駆け抜けることが出来て気持ち良かった




ASM ビッグスロットルIS-09 、ASM スロットルスペーサー(AP1用)、ASM SAMCOインテークホース(AP1用/初期ロット) 、TODA RACING ライトウェイトクランクプーリーキットとG.T WORKS GENROMの組み合わせは
ストレスは一切無く、軽快にワインディングを進んでくれます
 

途中、「太閤下ろしの滝」を発見
滝を見ている時は、栃木と秀吉???という感じでしたが、帰宅後に調べて納得。
「太閤下しの滝」は、天正18年(1590年)豊臣秀吉は小田原城を落城させて北条氏を滅ぼし、天下統一の仕上げとなる東北諸大名の仕置きを終えた帰りに会津西街道を通行した。その道中の下り坂があまりに急で、秀吉さえも下馬して歩かねばならなかったという場所が”太閤下ろしの滝”のある辺りだったと伝わり(また一説には、滝のあまりの美しさに、思わず馬から下りたことに由来するとも言われる)滝の名はそんな逸話に所以がある・・・とのこと。
滝の名前の由来を知らなくても、その美しさと水の透明度には驚きました
ただ・・・誰も居ないし、静かすぎるくらいに静かで、が出て来そうで恐かった
 

  

  


日塩有料道路(もみじライン)を出て、鬼怒川の温泉街に入って鬼怒川楯岩大吊橋に立ち寄りました。
「鬼怒楯岩大吊橋」(きぬたていわおおつりばし)は、温泉街の南部(ホテルサンシャイン鬼怒川の脇を入ったところ)と名勝「楯岩」を結ぶ木製床版の人道吊橋で、全長140m、橋桁の幅1.5m、水面からの高さ約37m、中央部にはバルコニーも設けられる。橋上からは大岩をぬって流れる鬼怒川の渓谷美と緑の山々を眺めることができ、「最大の目玉は橋を取り巻く景観」とか。吊橋を渡ると「楯岩」までは遊歩道が整備され、「楯岩」の頂上展望台からは、眼下に温泉街、遠くに鶏頂山をはじめとする高原山系の美しい山並みが一望できる大パノラマを満喫できる。平成21年7月21日(日)完成。・・・とのこと。
鬼怒川・川治温泉観光協会ホームページ

橋の中央部(バルコニー)の風景。
 
橋を渡るとヘンな!?像がお出迎え。
 
対岸よりホテル側を見ると・・・140mは意外と長い

「楯岩」の頂上展望台を目指して歩き出すと・・・またヘンな!?像がお出迎え。
あまりにもセンスの無さ過ぎる像が二体も続くと
坂を上り終えた地点に立っていられると
危うく、回し蹴りを放つところだった

階段を上って頂上に付くとチープな鐘がありました。
(階段は意外と急な造りで上るのに大変だった
 
でも眺めは良かったです。
鬼怒川の温泉街が一望できて、
 
S2000発見

展望台とは反対側には(400mほど歩く)小さな滝もありました。
マイナスイオン(出ていた!?)を浴びて、帰路に着きました。
 


今回の行路。

宇都宮市 → 大田原市 → 日塩有料道路(もみじライン)→ 鬼怒楯岩大吊橋 → 宇都宮市
S2000本日走行距離 177.9km
S2000 ODO 127,746km

2010年 ぶらり旅「烏山と那須 編」









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東日本大震災から三ヶ月

2011年06月11日 | 雑記
2011年 6月11日(土)
震災から三ヶ月。
テレビでは、復興へ向けてスムーズに進まない現状が毎日の様に報道されている。
足かせとなっているのが「政治の停滞」で、復興への妨げを助長しているように見えてしまう。
国の政治が機能していないから、現地でも進まない。
この栃木県でも知事の決裁権に限界があるから
結局は・・・現場→市→県→国 となる(汗)。

今、「大連立」と騒がれて管総理下ろしのムードが漂っているけど、そもそも先の選挙で国民の審判が自民党政権にNo!を下して、民主党に政権を任せたはずなのに、何故?自民党を政権に入れるのかな?
「人材不足」というそんなチープな言い訳をしてるみたいだけど、選挙では「挙党態勢」とうたっておきながら総裁の座についたら、小沢派を閉め出したのは管総理自身なのに今更「人材不足」って?呆れて何も言いたく無くなる。
これが本当に国民の事を思っている政治家が取るべき行動なの?
最近は政治家が「国民の皆様」って言っているのを耳にすると、馬鹿にされている気がして無性に腹が立つ。

ちなみに今の自民党は谷垣氏の回りは、みんなYesマンらしい(汗)。
前の小泉総理の秘書官の飯島氏のような、総理に対しても「No!」と言える優秀な秘書官は居ないらしい。
要するに、今の自民党は「同族意識」で結ばれた仲良し軍団なのかもネ?

血縁もしくはそれに準ずる同族意識で結ばれた歴史的生命体、すなわち王朝とか政党とかには寿命がというものがあり、「15代」(前後)でで終わるジンクスがある。フランスのルイ王朝もフランス革命によってルイ十六世は断頭台に消えた。足利幕府、徳川幕府は15代限りで終わった。そして平成の「自民党」は竹下氏を初代とすると、谷垣氏は13代である。末期に近いのかもしれない。

そんな自民党に期待を寄せるよりも、民主党(できれば若手議員達の超党派)の自浄能力に期待した方が復興への道のりは早いのでは?と個人的には思っている。
「大きな夢(ビジョン)」を描けない社会運動家の現総理には、何一つ期待していないけどネ。

S2000とは関係のない話ですね。
乱筆乱文ですが、自分への戒めと思って綴っておきました。
自分の非才浅学が嫌になる。
明るい未来が訪れます様に・・・。

東日本大震災から二ヶ月


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今日の出来事 2011.6.10

2011年06月10日 | 雑記
2011年 6月10日(金)
そー言えば・・・

6月20日で「高速道路 休日1,000円」の制度が無くなる

「東北自動車道が全線無料になる」って思っていたら、聴き間違い
罹災証明書を持っていないとダメらしい。
東北道の通行者を全員無料にすれば
東北地方へ行くボランティアや観光客も増えて
復興の手助けになるのでは?と思う。

国民の期待に答えられなかった民主党。
さんざん裏切って、今度は増税路線?

11,12日の週末の天気はあまり良くないみたい
18,19日に賭けましょうかね
ドコまで走ろうかな?


(2011.5.4/千里浜なぎさドライブウェイにて撮影)

ぶらり散歩「宇都宮市 市街地」
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S2000 リアスクリーンの折れ目

2011年06月09日 | S2000 / 雑記
2011年 6月 9日(木)
今朝、S2000に乗る際にふと後ろから見てみたら

リアスクリーンに折れ目が付いていました

昨晩、オープンにして帰宅したので痕が付いたみたいです

劣化してきたのかな?

写真では分かりにくいけど

赤色の点線内に折れ線の様な痕が付いてしまいました

凍ったS2000 Part2
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棚から一掴み/THE PRODIGAL SONS 「青い鳥~期待の無い朝希望は降る~」

2011年06月09日 | 雑記
あまり紹介したくなかったが、やはりこの名盤はもっと世間から高い評価を得て良いのでは?との想いから書いてみた。
歴戦のツワモノが集まったこのブルース・バンドを知っている人は、はたしてどれ位いるのだろう?
過小評価されている!?としたら、世の中はやはり不条理だ。
iTunesからも購入出来るが、「森重樹一の書く詩はぜひとも視覚でも感じたい。」と
常々、そう思っているので今回も(「安さ」は魅力的だけれども、その魅力以上のモノがこのアルバムにはあると思ったので)現物を手に取ることにした。


その昔、The Rolling Stonesが落とした一音は波紋を生み出し、巨大な波へとなって世界中を駆け巡った。
波はいつしかブリテッシュ・ロックと呼ばれ、当時の少年達を飲み込んで行った。
その音楽性は当時のアメリカでは忘れられていた南部のブルースがベースとなり、ブリティッシュ・トラッド、フォーク・サウンドが混じっている。
同じイギリスでも1960年代のザ・ビートルズとはまた違った方法論である。

Rockという音楽は「表裏」のある大衆音楽である。
受け継がれた「種」の進化を求めて「変化」し続けることもあれば、先人が築き上げた伝統を「保守」し続けることもある。
イギリスでは、Led Zeppelin、Deep Purple、Whitesnakeなど多くの有名なBandを輩出し、90年代に入ると更なる進化をTHUNDERが求めた。
アメリカでは、Aerosmith、Guns N' Roses、Velvet Revolver、BuckcherryなどがStonesのサウンドを進化させたBandだと思える。
そして極東にStonesのサウンドを受け継いたBand「THE PRODIGAL SONS 」がいる。

松尾宗仁と五十嵐"Jimmy"正彦が、キース・リチャーズの代名詞とも言える「5弦・オープンGチューニング」を受け継ぎ、そのブルース・サウンドを代える事なく変えてゆく。
「保守」という名の剣で、変化し過ぎた現在の音楽シーンに切り込んで行くかの様に聞こえる古典回帰的なサウンドは、何処か懐かしいというよりも斬新に聴こえる。
クランチトーンが絡み合うツインギターを十二分に楽しむためにもヘッドホンで聞く事をお勧め。
1957年製フェンダー テレキャスターのサウンドを堪能して頂きたい。
THE PRODIGAL SONSのメンバーは言わずと知れた「実力者」揃い。
数々の修羅場をくぐり抜けた強者達だからこそ「出せる音」が響いている。
リズム隊が繰り出すグルーヴは「いぶし銀」のウネりが感じられる。

ブルース・サウンドに日本語を乗せて大失敗したミュージシャンは星の数ほどに居るが、このアルバムの曲達は見事に日本語が解け合っていると思う。
「日本語でもココまで出来るんだ!」と可能性を見せてくれたと思う。
・・・と言うかココまでの音を表現できるBandを探すのは容易いことでは無いと思う。
この一枚のアルバムこそが堂々と世界へ「輸出」できるMade in JapanのRockではなかろうか。
音楽「輸入」大国の日本に、世界と対等に肩を並べることが出来る実力者達が居ることに喜びを持とう!
吐いて捨てるほど沢山の商業主義音楽が流れているが、「本物」はここにある。

このアルバムを聴いていると、南アメリカの宏大な風景が目蓋に浮かぶ。
ブルースの故郷だ。
ウィスキーが似合うこの名盤を聴きながら、今宵も南アメリカに思いを馳せたい。



(追記)
「使用機材/THE PRODIGAL SONSのBlogより抜粋」
M-1「青い鳥~期待の無い朝希望は降る~」
松尾宗仁(Guitar)
「ある一つの名言がある!サビの歌でワクワクし、盛り上がるのはポップス。イントロでワクワクし、鳥肌が立つのがロックンロール。」
ギター/1957年製フェンダー テレキャスター
アンプ/オレンジ

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
ギター/ギブソン SG スタンダード
アンプ/フェンダー トーン マスター

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/ジャズベース
アンプ/アンペグB-50R

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット


M-2「くたばっちまうには... 」
松尾宗仁(Guitar)
ブリティッシュビートのナンバー
この曲のキーは「B」
ギター/1968年製フェンダー テレキャスター/ゼマイティス シェルトップ
アンプ/オレンジ/フェンダー ツインリバァーブ

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Gibson SG std♯06
Amp/Fender Tone Master
FX/Durham SEX DRIVE

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/Seen(シーン/松下工房オリジナル)
アンプ/アンペグB-50R

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット


M-3「サンシャイン浴びながら」
松尾宗仁(Guitar)
ギター/1968年製フェンダー テレキャスター/1971年製ギブソンES-335
アンプ/フェンダー ツインリバァーブ/オレンジ
エフェクト/MXRフェイズ90/BOSSアナログ ディレイ

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Fender Telecaster 1971年
Amp/Fender Tone Master
FX/Exotic EP Booster、Boss DM-2

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/ムーン・ジェームスモデル
アンプ/アンペグB-50R
「この曲は60年代のスタックスサウンドをイメージしました。ノリはハネているんだけど、フレーズはあまりハネていない…、この手の曲はあからさまにハネるとしょっぱくなるからね。R&RバンドがR&Bナンバーをカッコ良くプレイする時の秘訣だね」

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット
ソナーのメイプル
「宗仁君からのリクエストに応えて「やんちゃ」な感じでプレーしました。この手のタイプの曲は油断してプレーしてしまうとただの安っぽいJ-POPになってしまうからね。」


M-4「空の見えない部屋」
松尾宗仁(Guitar)
ギター/1968年製フェンダー テレキャスター/グレコ GZ-A 12弦アコースティック
アンプ/オレンジ

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Gibson HC Les Paul 56rei&Zemaitis Wood Top(Solo)
Amp/Fender Tone Master
FX/BOSS Dm-2

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/Seen
アンプ/アンペグB-50R
「気分はダニー・ハザウェイの「ゲットー」みたいな?ラテンのノリが入ったソウル」とのこと。

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット
ソナーのベルブロンズのピッコロ
「俺はドラマーがパーカッションを入れて逃げる(笑)のが兎に角好きじゃないから!出来る限りパーカッションのパートまでドラムで表現するようにしてて、その意気込み(笑)を出しました。」


M-5「朝の光の中で」
松尾宗仁(Guitar)
「1970年代の素朴感のある郷愁が感じられる曲にした」とのこと。
ギター/ゼマイティス Z-JHW #1 アコースティック/グレコ GZA 12弦アコースティック

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Gibson HC Les Paul std 56rei
Amp/Fender Tone Master
FX/BOSS 70's CE-1

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/フェンダージャパン・ジャズべース
アンプ/アンペグB-50R

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット
プレミアの60年の4インチのスネア
「スネア、タム、フロア、バスドラの打面にタオルを貼ってビートルズのドラムサウンドを再現してみた」とのこと。


M-6「新しい風が」
松尾宗仁(Guitar)
ギター/1968年製フェンダー テレキャスター/2005年製グレッチ ホワイトファルコン
アンプ/フェンダー ツインリバァーブ
エフェクト/MXR フェイズ90/BOSS アナログ ディレイ

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Zemaitis Wood Top
Amp/Fender 70's Twin Reverb

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/Seen
アンプ/アンペグB-50R
「僕のベースは余計な事をせずひたすらグルーブ、ニュアンスをキープ、その上を皆が楽しく遊んでいる感じ?」

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット
「ロックバンドスタイルのレゲエ。ライブの時はスネアでやっているんだけど、レコーディングはスネアを使わずにティンパレスでやってみた」とのこと。


M-7「DON’T THINK’BOUT IT,JUST FEEL IT」
松尾宗仁(Guitar)
「この曲で特に気を付けたのが、お互いのリフやフレーズの隙間とクールな音色」とのこと。
ギター/1968年製フェンダー テレキャスター/1971年製ギブソン ES-335
アンプ/オレンジ
エフェクト/MXR-フェイズ90

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Gibson Les Paul std 56rei
Amp/Fender Tone master
FX/Durham Sex Drive(Solo)

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/Seen
アンプ/アンペグB-50R
「プロディ流ファンクナンバー。(中略)。R&Rと同じでファンクとは生き方とか気持ちの事。アメリカのJガイルズバンド、イギリスのイアン・デュリー&ブロック・ヘッズ、そして日本のプロディガル・サンズ」

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット
ソナーのベルブロンズのピッコロ
「イントロはBo Diddley風のジャングルビート、Aメロは16ビートのファンク、Bメロは8ビートの押し出す感じ、サビにジャングルビートに戻る感じでリズムの切り替わりが大変だった」とのこと。


M-8「独白(モノローグ) 」
松尾宗仁(Guitar)
南部系シャッフルのロックンロール。
ギター/1957年製フェンダー テレキャスター
アンプ/オレンジ
オープンGチューニング(5弦)

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Fender japan ST-71custom(Mr.Go mod)
(ローウェル・ジョージ風デカ・ヘッドのストラトキャスター)
Amp/Tone master

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/Seen
アンプ/アンペグB-50R
「モータウンのベーシトのジェームス・ジェマーソン的なアプローチでスィングしている」とのこと。

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット。


M-9「救いの手」
松尾宗仁(Guitar)
ギター/1957年製フェンダー テレキャスター
アンプ/フェンダー ツインリバーブ
エフェクト/MXRマイクロ アンプ
オープンGチューニング

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Gibson Les paul std 56rei
Amp/Tone master
オープンGチューニング

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/Seen
アンプ/アンペグB-50R
「バンカーズ風の気だるい感じの曲」

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット。
「タイトル通りの重ためのスローブルースナンバー。使用スネアは51年のグレッチに太いリングミュート装置」


M-10「綺麗事で飾り立てた 自我を脱ぎ捨てたい」
松尾宗仁(Guitar)
ギター/ゼマイティス Z-JHW #1 アコースティック
ギター/グレコ GZA 12弦アコースティック
「コンセプトは1960年後期のストーンズがやってた様な、バロック調が入った牧歌的なアイリッシュ,サウンド(アイルランドの土着的な音楽)とのこと。最後のCメロの繰り返し部分の唄はボーカルをダブルで歌ってもらい後からミックスの時に微妙にタイミングをズラすという事をやっているとのこと。普通、J-POPなんかではピッタリ合わせるが敢えてズラした。ミックのソロアルバムからヒントを得た」とのこと。

五十嵐"Jimmy"正彦(Guitar)
Guitar/Guild D-35(1980年)
「アイリッシュ・マナーなフォーク・ソングにした」とのこと。

市川"JAMES"洋二(Bass)
ベース/フェンダー・プレシジョンベース
アンプ/アンペグB-50R
「この曲のベースのイメージはビートルズ時代のポール・マッカートニー」とのこと。

大島治彦(Drums)
1952年のグレッチのドラムセット
使用スネアはプレミアの60年の4インチ
「この曲はWENDY JAMESのBASEMENT KISSという曲を意識してリズムアレンジをした」とのこと。


THE PRODIGAL SONS

STONESのDNA
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iTunesから1クリック/ THUNDER「River of Pain」

2011年06月09日 | 雑記
1995年に発売された「Behind Closed Doors」のリマスター版がiTunesから発売されていたので買ってみました。
1曲だけ(笑)。

1995年当時、このアルバムをCD店の試聴コーナー聴いて「River of Pain」のメロディーに秒殺されて
この曲だけのために三千円を叩いて購入した思い出がある。
ダニーの哀愁のある歌声に、美しいコーラスワークとメロディライン。
極上のブリティッシュ・ロック!

16年経った今、自宅のMacの前で試聴できるし、たった150円で購入できてしまう。
ミュージシャンやレコード会社にとっては大変だと思うが、この便利さは凄い事と同時に音楽が消耗品と化してしまう。
ますます商業主義に拍車がかかるだろうが、聴き手は今まで以上に耳を澄まし、感性を研ぎすませていなければ
名曲と出会う機会は失われて行くだろう。

作り手も、本当に聴き手の心を震わせる様な、または何かを与えられる様な(上手く表現できないが)
そんな魂の籠った曲を書かなければ、世の中にも人の心の中にも残って行く歌にならないだろう。

考え方を変えて見れば、篩(ふるい)に掛けられるから、iTunesのシステムは良いのかも知れないなぁ~


「 Behind Closed Doors(Expanded Edition)[Remastered] 」

毒を吐く!?
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宇都宮食べ歩き「シャングリラ・モティ 宇都宮店 」

2011年06月08日 | 周遊紀行 / 宇都宮
2011年 6月 8日(水)
カレーを食べに「シャングリラ・モティ 宇都宮店」へ行って来ました。

同行人が頼んだ・・・ナントカのカレーといっぱいセット



ボクが頼んだ和風チキンカレー。



途中、辛さに負けそうになったけど
同行人のカレーと交換してもらい、どうにか完食
美味しかったです。ごちそうさまでした


シャングリラ・モティ 宇都宮店
栃木県宇都宮市宝木町1-22-6
Tel. 028-643-7283
食べログ http://r.tabelog.com/tochigi/A0901/A090101/9000050/


S2000 ODO 127,547km

香辛飯屋 宇都宮西川田店



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Future Phone

2011年06月08日 | 雑記
折り畳める日本製の携帯電話を

「Future Phone」って言うらしい



親戚のチビッコに貼られたリラックマのシール。

何故?そんなシュールなシールを貼られたかは不明???

「ねる場所がないです・・・」by リラックマ。


ボクは・・・

「自分の場所がないです・・・」

今日の出来事 2011.4.27
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