S2000奮闘記

スポーツカー偏愛録。
S2000のメンテナンスノート。

S2000 燃費 2018年9月

2018年09月30日 | S2000 / Mileage
2018年9月8日(土)給油
(給油場所)栃木県宇都宮市
(走行距離)126.0km
(数量)L
(燃費)km/L
(単価)@1円(会員割引。看板価格@1円)
(金額)4,円
(ODO)184,052km



2018年9月14日(金)給油
(給油場所)栃木県宇都宮市
(走行距離)222.3km
(数量)24.67L
(燃費)9.01km/L
(単価)@161円
(金額)3,972円
(ODO)184,274km


2018年9月16日(日)給油
(給油場所)宮城県仙台市
(走行距離)288.1km
(数量)25.06L
(燃費)11.49km/L
(単価)@156円
(金額)3,909円
(ODO)184,562km



2018年9月16日(日)給油
(給油場所)栃木県宇都宮市
(走行距離)298.9km
(数量)23.57L
(燃費)12.68km/L
(単価)@158円
(金額)3,724円
(ODO)184,861km



2018年9月26日(水)給油
(給油場所)栃木県宇都宮市
(走行距離)253.2km
(数量)28.18L
(燃費)8.98km/L
(単価)@153円(会員割引。看板価格@156円)
(金額)4,312円
(ODO)185,115km



2018年9月の結果
(走行距離)1,188.5km
(給油数量)116.60L
(平均燃費)10.19km/L
(平均単価)@156.20円
(給油金額)18,230円


S2000 燃費 2017年9月
20万kmを目指すための重要メンテナンスポイント
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今日の出来事 2018.9.27

2018年09月27日 | 雑記
2018年 9月27日(木)
帰り道、雨上がりの月が綺麗だったので

スマートフォンのレンズでは月明かりの美しさが伝わらないのが残念。

気がつけばもう9月も終わり。

暗闇に浮かぶ月を眺めて

思い浮かんできた歌は・・・



FLY! FLY! BIRDMEN!

暗がりで セビレしびれたいなら
イナズマを 呼んできて欲しいと言え
じめる うなだれ つまさきで
ひとめ見たなら あとはトぶだけ

FLY! FLY! BIRDMEN!

明るみで 足を取られてもがく
つぶれたら 別にさわりたくもない
じめる うなだれ つまさきで
ひとめ見たなら あとはトぶだけ

FLY! FLY! BIRDMEN!
FLY! FLY! BIRDMEN!

さっきまでが アタマの中ではねた
転がりは 見えないままでがなる
踊るロマンの チミドロで
軽くなるだけ あとはトぶだけ

FRY!FRY!BIRDMEN!

Thee Michelle Gun Elephant 「The Birdmen」



今日の出来事 2016.11.22



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S2000 日常点検 2018.9.24

2018年09月24日 | S2000 / 日常点検簿
2018年 9月24日(月)

【備忘記録】

1)エンジンオイル
(1)前回交換距離 180,306km(2018年4月28日(土)ASMにて交換)
(2)現在走行距離 185,089km
(3)オイル交換後 4,783kmを走行
(4)オイル残存量 1L追加
(5)オイル汚具合 汚れ有り
(6)オイルの銘柄  BILLION OILS 10W-40( FRIXION ハイパールーブ165 「80g / ASM特注容量」注入)
(7)備考     無し

S2000 ODO 184,089km


2)各種オイル
(1)ミッションオイル・デフオイル BILLION OILS / ブレーキ&クラッチフルード・AP R3
(2)前回交換距離 167,943km(2016年11月5日(土)ASMにて交換)
(3)現在走行距離 185,089km
(4)交換後距離数 17,146kmを走行


3)クーラント
(1)銘柄     K&G C72
(1)前回交換距離 167,943km(2016年11月5日(土)ASMにて交換)
(2)現在走行距離 185,089km
(3)交換後距離数 17,146kmを走行
(4)クーラント残存量  適量
(5)クーラント汚具合  汚れ有り


4)エアクリーナー
(1)今回交換距離 180,602km(2018年5月4日(金)に交換)
(2)現在走行距離 185,089km
(3)使用距離数  4,487km




5)タイヤ
(1)銘柄 DUNLOP「DIREZZA ZⅢ」   
(2)前回交換距離 180,735km(2018年5月12日(土)に交換)
(3)現在走行距離 185,089km
(4)使用距離数  4,354km



6)ブレーキパッド
【F】
(1)銘柄    (F)ZONE ブレーキパット 88B 
(2)前回交換距離 117,071km(2010年5月30日(日) ASMにて交換)
(3)現在走行距離 184,049km
(4)使用距離数  68,018km
【R】
(1)銘柄    (R)HONDA純正品
(2)前回交換距離 173,580km(2017年7月12日(水)交換)
(3)現在走行距離 185,089km
(4)使用距離数  11,509km


7)足回り
(1)銘柄     ASM ZF(SRE)ダンパーキット1WAY IS-11+
(2)前回交換距離 146,078km(2013年7月14日(日) ASMにて交換)
(3)現在走行距離 185,089km
(4)使用距離数  39,011km



8)備忘記録
【要相談事項・順不同】
(1)エンジン
  (a)ASMエンジンオーバーホール(ASM Blog 2017.11.19記事、参照)
(2)駆動系
  (a)クラッチ他「誰でも実感できる駆動系リフレッシュ」(ASM Blog 2017.11.24記事、参照)
  (b)「S2000本来の走りを取り戻す」(ASM Blog 2017.10.9記事、参照)
  (c)ディスタンスカラー(ASM Blog 2017.2.2記事、参照)
(3)外装、04ライト等
(4)アンサーバックシステム
(5)フロントロアアームブッシュ「サスペンションを動かすツボに投資」(ASM Blog 2017.11.3記事、参照)

(6)車検
(7)ブレーキパット(フロント)交換


S2000 ODO 185,089km


(参考)HONDA S2000 マニュアル
http://www.honda.co.jp/manual/s2000/2004/contents/8-0-0-servicedata/

20万kmを目指すための重要メンテナンスポイント



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S2000 走行距離185,000km到達

2018年09月20日 | S2000 / Mileage
2018年 9月20日(木)
仕事の合間、移動中に到達


S2000 ODO 185,000km


S2000 走行距離184,000km到達
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SUPER GT 2018 SERIES Round.6 SUGO 300km 決勝

2018年09月16日 | レース観戦記
2018年 9月16日(日)

SGTの決勝日
今日は久しぶりにピットウォークとグリッドウォークにも参加。

手書き文字の温かいニュアンスが、殺伐とした待ち時間(笑)を和ませてくれる



最初にピットウォークへ参加
三連休の中日ともあって、いつも以上に人が多かったです。


GT300クラス



GT500クラス




給油中。普段ではなかなか見れない?
少ない量で車重を軽くする作戦?



ピット裏に準備されていたタイヤ。
最近、タイヤ&ホイールが気になる。。。




大混雑したピットウォークが終わった後は、大混雑のグリッドウォークへ参加
レーシングカーを堪能したというよりも、最近のSUPER GTの人気上昇度を体感したイベントだったような気がする






レースはレイブリックNSXが勝利



2年ぶりに来たSIGOもいろいろあったけど、存分に楽しめました






旅のシメの夕食は、仙台方面へ戻って牛タンを食べることに

今夜は、いつものノンアルコールに戻って乾杯






美味しかったです。御馳走様でした

利久 大和町店
宮城県仙台市若林区大和町2-6-20
Tel.022-235-8581
食べログ https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040103/4000822/



食後は東北道を安全運転で南下
途中でレーシングカーを積んだトランスポートと遭遇
楽しみながらの道中でした


SUPER GT 2016 SERIES Round.4 SUGO 300km 決勝
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SUPER GT 2018 SERIES Round.6 SUGO 300km 予選

2018年09月15日 | レース観戦記
2018年 9月15日(土)
例年7月に行われていたSUPER GT SUGO Roundが今年は9月に開催。
7月と比べ9月はいくらか涼しくなり観戦もしやすいだろうと思っていましたが、朝起きたら雨模様

栃木、福島と雨でSUGO着いたら小降り
駐車場に停めた車の中で待機してたら止んだので観戦へ
たどり着いた馬の背コーナーでF4を観戦

Succeed SportsはASMの補強パーツを製作しているメーカー。
俄然、応援にも力が入る


フォースインディアの影響?
最近、ピンク色のフォミュラーカーが増えたような気がする。


マクラーレンの影響?


こちらのチームはメルセデスの影響?


F4は、思い切りのイイ若手ドライバーが走るのはモチロン、車の作りがF1のように複雑ではないからシロウトが見てもセッティングの違い(特にフロントウイングの角度など)が分かりやすいから見ていて楽しいカテゴリー。



F4終了後はSGTを、引き続き馬の背コーナーにて観戦
今年最初ののSGT観戦なのにすでにシーズン折り返し。。。
どのドライバーが何処のチームに乗っているかも下調べせずに観ているものだからワケが分からず状態。。。


どんな経緯でなったのかわからないけど
元プロ野球の佐々木選手(ハマの大魔神)が監督をやっているポルシェ。
有名な選手だったし身体も大きいので選手以上に目立っていました。
ピットウォークでもファンサービスに努めていたのは流石です。


今年から参戦したNSX GT3。


何故か今年は不調なGT-R勢





予選を見終えてから仙台市内のホテルを経由して夕食を食べに出かけました
向かった先は「炭焼牛たん東山 仙台本店 」。















美味しかったです。御馳走様でした

炭焼牛たん東山 仙台本店
宮城県仙台市青葉区中央2-6-30 88中央ビル 1F
Tel.050-5868-9310
食べログ https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4010715/



食後は、素直にホテルに戻って休んで明日に備えました


SUPER GT 2016 SERIES Round.4 SUGO 300km 予選
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S2000 日常点検 2018.9.8

2018年09月09日 | S2000 / 日常点検簿
2018年 9月 8日(土)
来週、SUGOまでSUPER GT観戦に行くので点検


【備忘記録】

1)エンジンオイル
(1)前回交換距離 180,306km(2018年4月28日(土)ASMにて交換)
(2)現在走行距離 184,049km
(3)オイル交換後 3,743kmを走行
(4)オイル残存量 適量
(5)オイル汚具合 汚れ有り
(6)オイルの銘柄  BILLION OILS 10W-40( FRIXION ハイパールーブ165 「80g / ASM特注容量」注入)
(7)備考     無し



2)各種オイル
(1)ミッションオイル・デフオイル BILLION OILS / ブレーキ&クラッチフルード・AP R3
(2)前回交換距離 167,943km(2016年11月5日(土)ASMにて交換)
(3)現在走行距離 184,049km
(4)交換後距離数 16,106kmを走行


3)クーラント
(1)銘柄     K&G C72
(1)前回交換距離 167,943km(2016年11月5日(土)ASMにて交換)
(2)現在走行距離 184,049km
(3)交換後距離数 16,106kmを走行
(4)クーラント残存量  適量
(5)クーラント汚具合  汚れ有り


4)エアクリーナー
(1)今回交換距離 180,602km(2018年5月4日(金)に交換)
(2)現在走行距離 184,049km
(3)使用距離数  3,447km



5)タイヤ
(1)銘柄 DUNLOP「DIREZZA ZⅢ」   
(2)前回交換距離 180,735km(2018年5月12日(土)に交換)
(3)現在走行距離 184,049km
(4)使用距離数  3,314km



6)ブレーキパッド
【F】
(1)銘柄    (F)ZONE ブレーキパット 88B 
(2)前回交換距離 117,071km(2010年5月30日(日) ASMにて交換)
(3)現在走行距離 184,049km
(4)使用距離数  66,976km
【R】
(1)銘柄    (R)HONDA純正品
(2)前回交換距離 173,580km(2017年7月12日(水)交換)
(3)現在走行距離 184,049km
(4)使用距離数  10,469km


7)足回り
(1)銘柄     ASM ZF(SRE)ダンパーキット1WAY IS-11+
(2)前回交換距離 146,078km(2013年7月14日(日) ASMにて交換)
(3)現在走行距離 184,049km
(4)使用距離数  37,971km



8)備忘記録
【要相談事項・順不同】
(1)エンジン
  (a)ASMエンジンオーバーホール(ASM Blog 2017.11.19記事、参照)
(2)駆動系
  (a)クラッチ他「誰でも実感できる駆動系リフレッシュ」(ASM Blog 2017.11.24記事、参照)
  (b)「S2000本来の走りを取り戻す」(ASM Blog 2017.10.9記事、参照)
  (c)ディスタンスカラー(ASM Blog 2017.2.2記事、参照)
(3)外装、04ライト等
(4)アンサーバックシステム
(5)フロントロアアームブッシュ「サスペンションを動かすツボに投資」(ASM Blog 2017.11.3記事、参照)

(6)車検
(7)ブレーキパット(フロント)交換



S2000 ODO 184,049km

(参考)HONDA S2000 マニュアル
http://www.honda.co.jp/manual/s2000/2004/contents/8-0-0-servicedata/

20万kmを目指すための重要メンテナンスポイント
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S2000 走行距離184,000km到達

2018年09月06日 | S2000 / Mileage
2018年 9月 6日(木)

「通勤タイムアタック」の最中に到達




S2000 走行距離183,000km到達
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S2000 幌修理 2018.9.3

2018年09月03日 | S2000 / Exterior
2018年 9月 3日(月)
大きな台風が上陸するということなので、幌の修理をしておきました

一昨日の土曜日に幌の破れに気がついてチョット落ち込んでいました









S2000 幌修理 2015.8.9
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S2000 日常点検 2018.9.2

2018年09月02日 | S2000 / 日常点検簿
2018年 9月 2日(日)

【備忘記録】

1)エンジンオイル
(1)前回交換距離 180,306km(2018年4月28日(土)ASMにて交換)
(2)現在走行距離 183,929km
(3)オイル交換後 3,623kmを走行
(4)オイル残存量 適量
(5)オイル汚具合 汚れ有り
(6)オイルの銘柄  BILLION OILS 10W-40( FRIXION ハイパールーブ165 「80g / ASM特注容量」注入)
(7)備考     無し



2)各種オイル
(1)ミッションオイル・デフオイル BILLION OILS / ブレーキ&クラッチフルード・AP R3
(2)前回交換距離 167,943km(2016年11月5日(土)ASMにて交換)
(3)現在走行距離 183,929km
(4)交換後距離数 15,986kmを走行


3)クーラント
(1)銘柄     K&G C72
(1)前回交換距離 167,943km(2016年11月5日(土)ASMにて交換)
(2)現在走行距離 183,929km
(3)交換後距離数 15,986kmを走行
(4)クーラント残存量  適量
(5)クーラント汚具合  汚れ有り


4)エアクリーナー
(1)今回交換距離 180,602km(2018年5月4日(金)に交換)
(2)現在走行距離 183,929km
(3)使用距離数  3,327km



5)タイヤ
(1)銘柄 DUNLOP「DIREZZA ZⅢ」   
(2)前回交換距離 180,735km(2018年5月12日(土)に交換)
(3)現在走行距離 183,929km
(4)使用距離数  3,194km



6)ブレーキパッド
【F】
(1)銘柄    (F)ZONE ブレーキパット 88B 
(2)前回交換距離 117,071km(2010年5月30日(日) ASMにて交換)
(3)現在走行距離 183,929km
(4)使用距離数  66,858km
【R】
(1)銘柄    (R)HONDA純正品
(2)前回交換距離 173,580km(2017年7月12日(水)交換)
(3)現在走行距離 183,929km
(4)使用距離数  10,349km


7)足回り
(1)銘柄     ASM ZF(SRE)ダンパーキット1WAY IS-11+
(2)前回交換距離 146,078km(2013年7月14日(日) ASMにて交換)
(3)現在走行距離 183,929km
(4)使用距離数  37,551km



8)備忘記録
【要相談事項・順不同】
(1)エンジン
  (a)ASMエンジンオーバーホール(ASM Blog 2017.11.19記事、参照)
(2)駆動系
  (a)クラッチ他「誰でも実感できる駆動系リフレッシュ」(ASM Blog 2017.11.24記事、参照)
  (b)「S2000本来の走りを取り戻す」(ASM Blog 2017.10.9記事、参照)
  (c)ディスタンスカラー(ASM Blog 2017.2.2記事、参照)
(3)外装、04ライト等
(4)アンサーバックシステム
(5)フロントロアアームブッシュ「サスペンションを動かすツボに投資」(ASM Blog 2017.11.3記事、参照)

(6)車検
(7)ブレーキパット(フロント)交換



S2000 ODO 183,929km


(参考)HONDA S2000 マニュアル
http://www.honda.co.jp/manual/s2000/2004/contents/8-0-0-servicedata/

20万kmを目指すための重要メンテナンスポイント
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自動車の税金について思うこと 2018.9.2

2018年09月02日 | 雑記
2018年 9月 2日(日)
インターネットの記事を読んでいたら、欧州の旧車事情が書かれた記事を見つけ、内容も同調できることだったので転載しておくことに。
自動車後進国に成り下がってしまう前に、こういった内容の記事を少しでも多くの国会議員や国交省の役人に読んでもらいたいと思う。



以下、WEB CARTOP 2018.9.2付 記事より転載。

旧いクルマに乗るのは罪? 旧車に厳しい日本の税制は本当にエコなのか - 9/2(日) 7:03配信」

旧車に乗ることは環境負荷の低減になっている
 古いものを大切にしよう、というのは世界に共通する美学だ。海外では建築物や美術品などに加え、クラシックカーも大事にされている。20世紀の工業の発展に大きく寄与し、人々の暮らしを豊かにした自動車は高く評価され、今でも乗り続けている人が少なくない。日本にも旧車マニアは多いが、日本のお役所はクラシックカーには優しくないのだ。新車登録から13年超えのクルマは自動車税が上がる。また、18年を超えると重量税も大幅に上がるなど、維持していくのは大変なのだ。

 新車登録から13年を経過した個人の乗用車は、国内全保有台数の13%ほどとなっている。これが25年になると0.8%まで減少し、50年となると全体の0.1%に激減するのだ。もちろん、誕生から30年以上になる昭和の旧車は、日常は使っていない。イベントなどの参加が主だから、年間の走行距離は数100kmにとどまっているクルマが多いだろう。ほとんど距離を走っていない旧車や文化的な価値が認められるクルマには、海外のように税を免除したり、減税する方法があるはずだ。

 ドイツ、イギリス、オランダ、スイスなど、ヨーロッパの多くの国で、旧車に対しての優遇税制制度を実施している。ドイツでは30年以上を経過したヒストリックカーには「H」ナンバーが与えられ、自動車税の免除や自動車保険が減額されるのだ。ドイツの技術検査協会(TUV)が改造を施していない、歴史的に価値があると認定すれば、税金は減額されるのである。歴史的に価値があると判断されれば、ヒストリックナンバーが交付され、無税になるのだからドイツは羨ましい。

 イベントなどに参加するのが主要目的になっている旧車は、走行距離の上限などを設け、税額を数カ月分に減額する方法を取ることも珍しくはなくなっている。排ガス対策を問題視する人も多い。だが、欧米では絶対数が少ないから地球環境に与える影響は少ないだろう、と考えている。当然、日常は最新のクリーンなクルマを使っているから、地球を汚すというのは的外れなのだ。

 旧車はオーナーが大切に乗り、メンテナンスも今のクルマ以上に入念に行っているし、走行距離も少ない。だから環境負荷の重いクルマと決めつけるのは本末転倒、いう考え方をする識者や専門家が多いのである。古いクルマを乗り続けることは、必要以上に不要な産業廃棄物を出さない、ということでもある、と考える人も多い。ある面では、旧車に乗ることは環境負荷の低減になっているのだ。

 日本の税制は、取りやすいところから取っていくという方針だ。だからかつては贅沢品だった自動車には多くの税金が課せられている。これほど多くの税金を課すのは、世界でも珍しい。重量税などは特定財源だが、今や一般財源化されている。これは、その典型と言えるだろう。また、揮発油税は二重課税なのだが、議員さんたちは誰も直そうとしない。日本の税制は、環境負荷を低減する、といった信念に基づいた税制ではないのだ。

 旧車からは設計者や開発に携わっていた人たちの熱い思いが伝わってくる。また、自動車文化は人類の英知を結集した歴史遺産だから、大切に保存しなければ、という声も大きくなってきた。きちんとメンテナンスし、ヒストリックカーイベントなどで子供達に自動車の素晴らしさや果たした役割を伝えているクルマは税金や保険料を下げてほしいと思う。旧車を所有する環境が、欧米並みによくなれば、日本の自動車産業の未来は開けるし、真の意味で自動車先進国になれるのである。

片岡英明


WEB CARTOP 2018.9.2付 記事

〜 以上 〜



自動車の税金について思うこと 2018.5.13


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