はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

京都で美味しいステーキ丼を食べました

2016-06-25 19:21:01 | グルメ
京都に住むグルメのOさんのお誘いで、ステーキ丼を食べに行きました。



一日100食しか作らないので、店の名前も「百食屋」(本当は百には人偏があるのですが出てこなかったもので)というそうです。
スマステでも放送されたそうで、もともと人気店だったのが更に大変なことになったそうです。
今回は、Oさんが朝の8時50分から並んで予約をとってくれたので、楽をして食べることができました。(行列ができすぎて、整理券になったそうです。それでも行列はできるそうですが…)
お肉もたくさんのっかていて、そのお肉もほんとに美味しかったです。これで1080円とは、かなりお得です。
彦麻呂さんの色紙もありましたが、ほんまに「ステーキ丼の宝石箱や」でした。



梅雨時の石徹白川に行きましたが…

2016-06-20 21:07:21 | 釣りの旅
去年の渓流釣り最終日の9月30日以来、久しぶりに石徹白川(いとしろがわ)にやって来ました。
前回は全く釣れなかったのですが、今回は梅雨時でもあり、かすかな期待(爆釣!)をいだいてやって来たわけです。今回も釣り仲間のヒゲさんと一緒です。



大阪から石徹白川に行くには、北陸道で福井から入るのと、東海北陸道で郡上から入るルートがあります。今回は、福井からのルートを選びました。大阪を出たのが朝の7時半だったので、途中の福井県の大野市で美味しい越前蕎麦をいただきました。



石徹白川は、いつ来てもすばらしい渓相をしています。魚もたくさんいるような気になります。(本当はたくさんいるのでしょう)
2時過ぎころから、石徹白ダムの上流あたりで竿を出しました。しかし、まったくあたりがありません。
その後、2時間ほど釣り歩きましたが、まったく反応はありませんでした。(初日はエサ釣りです)

今回はキャンプをする予定だったので、4時過ぎに前坂キャンプ場にチェックインです。
この前坂キャンプ場は、息子が小学生の頃によく訪れたキャンプ場です。25年ぶりぐらいになりますか?



まだ、キャンプシーズン前だったので、よく空いていました。それにしてもキャンプは何年ぶりでしょう。ヒゲさんが持ってきたテントも懐かしいダンロップのテントです。私も持っていましたが、ダンロップのテントには若い頃から山登りで随分お世話になったものです。



ヒゲさんが買ってきてくれた、三嶋亭のお肉に舌鼓を打ちながら、お酒もすすんだキャンプの夜でした。
星空の撮影もしたかったのですが、なんと満月のようなお月様が上ってきました。


ちょっと飲み過ぎたようで、翌日、朝の釣りをはじめたのが7時前でした。とりあえず、キャンプ場の下にあるたまりを攻めることにしました。すると、対岸でルアー釣りの人がそのたまりを釣っています。その人が去ってから、釣りをはじめました。最初はテンカラで狙いましたが、毛針には反応無しです。そこで、ルアーに変更です。(さっきのルアーの人も釣れていなかったようなのですが…)
そうしたら、なんと2投目でヤマメがヒットしたのです。



この後は、なしのつぶてでした。そのかわりに、土手にはきれいな花が咲いていました。



その後、九頭竜川の上流に移動して竿を出しましたが、あたりはありませんでした。10時過ぎには雨が降り出したので、今回の釣りはここまでです。次回のために魚は残しておくことにしました。(なんちゃって)

春日大社に参拝しました(その2)

2016-06-16 21:50:15 | 寺社めぐり
本殿の特別参拝ということで、藤波之屋(ふじなみのや)という建物にやって来ました。ここでは、年3回行われる万燈籠神事を再現しています。なかなか幻想的な世界が広がっていました。






またまた釣燈籠です。やっぱり春日大社は燈籠がはずせません。








南門を出たところには、石燈籠が続いています。秋には、この青もみじが真っ赤に染まります。



若宮にも参拝しましょう。若宮のすぐとなりには夫婦大国社があります。ここは良縁・夫婦円満などの神様ということで、ハート型の絵馬がぎっしりと並んでいました。



最後は飛火野(とびひの)です。古くは春日野と呼ばれ、御蓋山を仰ぐ古代祭祀の地だったそうです。今は、芝生の美しい広々とした野原が広がり、鹿さんも人間も楽しそうに遊んでいます。


春日大社に参拝しました(その1)

2016-06-15 16:59:15 | 寺社めぐり
春日大社にやってきました。
本殿にいたるまでの長い参道には、石燈籠が並んでいます。けっこう古い時代の物もありました。
その石燈籠の間から鹿さんがお迎えをしてくれました。ここの鹿は、礼儀正しくおじぎをしてくれるのです。(鹿せんべいが欲しいだけかも…)



そうそう、ここにはなぜ鹿が多いのかというと、春日大社に祀られている神様をお迎えしたときに、鹿に乗って来られたと言うことで、鹿を神様の使いとして大事にしたからだそうです。というか、もともとこのあたりには野生の鹿がたくさんいたのでしょう。

石燈籠の参道を上ってきたら、朱色の門が見えてきました。苔むした石燈籠の中で、朱色がよく映えていました。



春日大社といえば燈籠が有名ですね。石燈籠が2000基、釣燈籠が1000基、合計3000基もあるそうです。





幣殿(参拝所)から本殿を見るとなんか感じるものがありました。



第六十次式年造替ということで、御本殿を特別参拝させていただきました。(初穂料500円ですが)
御蓋山(みかさやま)の中腹に建てられた大社なので、歩いていると傾斜地という実感があります。そういえば、ブラタモリでも紹介されていましたよね。



やっぱり燈籠にカメラを向けてしまいます。



<つづく>

興福寺で鹿さんと遊びました

2016-06-12 22:38:00 | 寺社めぐり
興福寺の五重塔を見ると、いつも思い出すことがあります。それは、我が司馬遼太郎さんの『街道をゆく24』の「奈良散歩」の一節です。
「われわれが、芝生と松林の静まりのなかで、かって二十五円で売りに出された国宝興福寺五重塔を得るようになるのは、明治政府が正気をとりもどしたおかげである。」
明治初年の廃仏毀釈の煽りをうけて、五重塔が25円で売りに出されたのです。買主は、最初は薪にしようとしましたが、壊すのに大変な労力が要るのがわかり、焼いてしまって金目の金具だけでも取ろうとしました。しかし、付近の住民から火の粉がどこへ飛ぶかわからないとの抗議で、結局、買うのをやめたそうです。その後、明治政府もその行き過ぎに気付き、保存に努めるようになったということです。



今は国宝として、大事にされている五重塔にも、こんな歴史があったんですね。鹿さんもホッとしたことでしょう。




興福寺には、西国三十三所第九番札所の「南円堂」があります。ここは、巡礼者だけでなく多くの観光客も訪れるところです。今日も海外からの方々もたくさん来られていましたよ。



鹿さんと一緒に南円堂を眺めました。






興福寺には鹿さんがいっぱいです。次に行く春日大社もですが、これには訳があるんですよ。それは、また次にお話しましょう。