はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

花の吉野山桜紀行(その六)

2019-04-27 19:30:00 | カメラ紀行
花の吉野山桜紀行も最終章です。

上千本からの景色をしっかりと目に焼き付けて、下山を始めました。時刻は10時過ぎです。



登りは2台のカメラとレンズも換えながらの撮影でしたが、帰りはカメラもレンズも一つだけにして、じっくりと桜と向き合うことにしました。



この時間帯は、まだ下からどんどんと人が押し寄せていました。



西行さんの歌に「花見にと群れつつ人の来るのみぞあたらさくらの咎めには有ける」(俗人がやって来て修行の邪魔をされるのは困るが、これも桜が呼び寄せたのだと思えば我慢しよう)というのがあります。
その頃から吉野山には沢山の花見客が押し寄せていたということなんでしょう。



陽も高くなり、朝とはちがった表情が広がります。



さまざまな桜の色がまじっているのが素晴らしいです。



再び吉水神社の参道にやって来ました。お約束の「桜と蔵王堂」をパチリです。



早朝は入れなかった境内からの「一目千本」です。なるほどと納得です。



「此れは此れはとばかり花の吉野山」です。



金峯山寺にもお参りしました。



金峯山寺の横からの眺めです。この後、いつも行く仁王門の下にある萬松堂で草餅をお土産に買いました。花より団子ですか(笑)



何度も振り返りながら駐車場へと向かいます。



下千本の桜はそろそろお終いのようです。



この時期、一番上にある奥千本の桜は咲き始めでした。吉野山は奥が深いです。



観光駐車場はバスや車でいっぱいでした。ここの桜も綺麗です(笑)ここから臨時駐車場までまだ15分歩きます。



長々と綴って来た「花の吉野山桜紀行」もこれでおしまいです。混んでいるのは分かっていましたが、思いきって訪れて良かったです。やはり吉野山の桜は日本一だと思いました。
いつも見ていただきまして、ありがとうございました。


<完>

※訪問日 2019.4.13