旅二日目の朝は、雨の音で目が覚めました。けっこう降っていましたが、雨雲レーダーを見れば次第に止んできそうなのでちょっと安心です。今日は三島に下りて、そこでみんなと落ち合う予定です。
朝の元箱根は、雨はあがり少し青空が見えはじめてきました。しかし、富士山の姿はありません。本来なら右手の方に富士山が見えるのですが…。

海賊船もまだ動いていない、静かな芦ノ湖です。

元箱根から箱根町にかけては、旧東海道が通っていたところで、今も杉並木がつづいています。その先には箱根の関所が控えています。厳しい取り調べがあったのでしょうか。昔の旅人は、なにかと大変な思いをして旅をしたのでしょう。
さて、私たちは元箱根発9時25分の路線バスで三島をめざします。

ところで、このバスには私たち二人しか乗っていませんでした。出発前から運転手さんといろいろお話をして、すっかり仲良くなってしまいました。三島の町が近づいてきたあたりまで私たち二人だけだったので、運転手さんはマイクを通して、道路沿いの名所などを案内してくれました。道路の下を通っている旧東海道の石畳です。(もちろん説明を聞いて写しました。)

これは最近完成した三島の新名所「スカイウオーク」です。パチンコ屋さんが造ったそうで、トイレは2億円もかけたそうです。(もちろん運転手さんから聞きました。)

三島が近づくと何人かの地元の人が乗ってきましたが、運転手さんは気軽に声をかけていました。乗ってくる人も顔見知りなのか、和気あいあいとしたひとときでした。この運転手さんのおかげで、楽しい旅の思い出の1ページとなりました。

三島に到着した私たちは、三嶋大社にお詣りをして、集合場所の「桜家」さんへ向かいます。

「桜家」さんは、創業が安政三年という、うなぎ料理の老舗です。私は2度目ですが、連れあいさんは5回ぐらい来ているようです。人気のあるお店なので、いつも混んでいます。

20分ほど待ったでしょうか、うな重が目の前にやって来ました。どうですか、いい具合に焼き上がっていますね。もちろん美味しかったです。

うなぎでお腹もいっぱいになり、幸せになった私たち一行は、広小路の駅から伊豆箱根鉄道に乗って修善寺へと向かうのでした。

修善寺温泉にははじめて訪れましたが、落ち着いた温泉場で気に入りました。宴会の前に川に沿った「竹林の小径」を散策しました。

赤い橋がいくつか架かっており、「恋の橋めぐり」と言われているそうです。

風情のある旅館もありました。川端康成『伊豆の踊子』の舞台は、もう少し先の湯ヶ島温泉なんですが、妙に懐かしい気がしました。

もちろん修善寺があります。ここも弘法大師ゆかりのお寺のようでした。

修善寺温泉の湯もいいお湯でした。のんびりと温泉につかり、1年ぶりにあった仲間ともワイワイと語り合い、楽しい夜は更けていきました。
<もう少しつづきます>
朝の元箱根は、雨はあがり少し青空が見えはじめてきました。しかし、富士山の姿はありません。本来なら右手の方に富士山が見えるのですが…。

海賊船もまだ動いていない、静かな芦ノ湖です。

元箱根から箱根町にかけては、旧東海道が通っていたところで、今も杉並木がつづいています。その先には箱根の関所が控えています。厳しい取り調べがあったのでしょうか。昔の旅人は、なにかと大変な思いをして旅をしたのでしょう。
さて、私たちは元箱根発9時25分の路線バスで三島をめざします。

ところで、このバスには私たち二人しか乗っていませんでした。出発前から運転手さんといろいろお話をして、すっかり仲良くなってしまいました。三島の町が近づいてきたあたりまで私たち二人だけだったので、運転手さんはマイクを通して、道路沿いの名所などを案内してくれました。道路の下を通っている旧東海道の石畳です。(もちろん説明を聞いて写しました。)

これは最近完成した三島の新名所「スカイウオーク」です。パチンコ屋さんが造ったそうで、トイレは2億円もかけたそうです。(もちろん運転手さんから聞きました。)

三島が近づくと何人かの地元の人が乗ってきましたが、運転手さんは気軽に声をかけていました。乗ってくる人も顔見知りなのか、和気あいあいとしたひとときでした。この運転手さんのおかげで、楽しい旅の思い出の1ページとなりました。

三島に到着した私たちは、三嶋大社にお詣りをして、集合場所の「桜家」さんへ向かいます。

「桜家」さんは、創業が安政三年という、うなぎ料理の老舗です。私は2度目ですが、連れあいさんは5回ぐらい来ているようです。人気のあるお店なので、いつも混んでいます。

20分ほど待ったでしょうか、うな重が目の前にやって来ました。どうですか、いい具合に焼き上がっていますね。もちろん美味しかったです。

うなぎでお腹もいっぱいになり、幸せになった私たち一行は、広小路の駅から伊豆箱根鉄道に乗って修善寺へと向かうのでした。

修善寺温泉にははじめて訪れましたが、落ち着いた温泉場で気に入りました。宴会の前に川に沿った「竹林の小径」を散策しました。

赤い橋がいくつか架かっており、「恋の橋めぐり」と言われているそうです。

風情のある旅館もありました。川端康成『伊豆の踊子』の舞台は、もう少し先の湯ヶ島温泉なんですが、妙に懐かしい気がしました。

もちろん修善寺があります。ここも弘法大師ゆかりのお寺のようでした。

修善寺温泉の湯もいいお湯でした。のんびりと温泉につかり、1年ぶりにあった仲間ともワイワイと語り合い、楽しい夜は更けていきました。
<もう少しつづきます>