はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

嵯峨野の紅葉 (秋色の常寂光寺 前編)

2016-11-24 19:05:05 | 京都をぶらり
祇王寺をあとに、常寂光寺に向かいます。さきほどの祇王寺の紅葉色が頭から離れません。
すると、お店の店先にきれいな色をした花が咲いていました。


その先の道端には、枯れた紫陽花がありました。枯れているのですが、なかなか味わいのある紫陽花です。


そうこうしているうちに、常寂光寺へ着きました。祇王寺からは、10分ほどのところなのですが、人がいきなり多くなります。人が多いので一瞬、躊躇したのですが、見事な紅葉が目に入ったので、お邪魔することにしました。

山門をくぐると、いきなり見事な紅葉が迎えてくれます。ごらんの通り、人も多いです。


ここにも散り紅葉が積もっています。祇王寺より紅く感じます。


常寂光寺は小倉山の中腹に建っているので、山の斜面に沿って上っていきます。


仁王門を振り返ります。真っ赤なもみじが門を覆います。


門の中にも紅葉がありました。


もう少し階段を上って振り返ります。空が白いのが残念です。晴れていれば…。まあ、しかたがありません。


本堂にやって来ました。ここの紅葉も見事です。


さらに上って行きます。竹林と紅葉の組み合わせもいいものです。


小倉百人一首で知られる藤原定家は、このあたりで百人一首を選んだと言われています。これも歴史ロマンですね。


常寂光寺は祇王寺と比べてずいぶん広いので、写すところもたくさんありました。ということで、明日も常寂光院の紅葉をつづけます。