はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

続・京都高雄山神護寺の紅葉

2016-11-19 19:31:31 | 京都をぶらり
高雄は市内から少し離れているので、車以外ならバスで行くしかありません。京都駅からだと50分ということですが、実際は渋滞等でもう少しかかりそうです。私は車で行きましたが、駐車場代が普段は500円なのに11月は1000円なんですよ。



しかし、1時間かけても、駐車代が高くても、紅葉の神護寺へ行く価値はあります。(ちがうお寺に行っていても、こう書いたかもしれませんが…。)



境内にはいくつかのお堂が並んでいます。そこに紅葉が色を添えて、純日本風景のできあがりです。舞台装置は整っており、あとはそれをいかに上手く切り取るかが、写真愛好家の腕の見せ所なんですが…。



ここには外国からの観光客もたくさんいらっしゃいました。いろんな国の言葉が飛び交っていました。しかし、あの自撮り棒はなんとかなりませんかね。モミジの下で、いろんなポーズをとりながら写しておられるのですが、それが長いのでこちらはじっと待つのみです。



階段の上から見る五大堂と毘沙門堂は、お寺のパンフレットにも載っています。



境内の端の方に「かわらけ投げ」ができるところがあります。谷の方に向かって、「厄除」と書かれた「かわらけ」を投げるのです。私もやってみました。うまく飛ばすことができました。厄も遠くへ飛んでいってくれたことでしょう。



また、紅葉に戻りましょう。どこを見ても紅葉だらけです。



あっちこっちと紅葉を撮りまわって、けっきょく2時間ほど滞在しました。



参道の石階段を下りていくと、途中の茶店には人の姿も見られました。紅葉の中でいただく食事は美味しいことでしょう。



楽しませてくれた紅葉に名残を惜しみながら、ゆっくりと石階段を下りていきました。



神護寺の紅葉はいかがでしたか。私は十分満足することができました。今回も見ていただき、ありがとうございました。
次は、嵐山あたりの紅葉を見に行きたいと考えています。

※高尾神護寺のすぐとなりには、槙尾西明寺、そして少しはなれて栂尾高山寺(鳥獣戯画で有名です)があり、三尾の山寺と呼ばれています。三尾めぐりもお勧めですね。