やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

ごんの気持ち

2016年02月06日 | 日記(息子・小4)

最近の息子は、なんだかとっても機嫌がいいようです。

 

息子達4年生は、この25日に行われる音楽劇、「ごんぎつね」の練習の真っ最中です。

劇といっても、4年生全員が舞台に並んだまま、セリフを言ったり、歌ったりするわけですが、101人もいるため、セリフは一人一行しかありません。

 

息子のセリフは、

「へえ、こいつはつまらないなぁ。」だそうです。

 

練習のときに、先生にほめていただいたらしく、学校から帰ってくるなり、

「『ごんぎつね』の練習でな、セリフ言ったら、先生にほめられた! 『うまい』って! 『ごんの気持ちがよく出てる』って!」

 

次の日も、

「今日もほめられた!」

その次の日も、

「また、ほめられた!」

と、どうやら3日連続でほめていただいたようです。

 

父親が仕事から帰って来たときにも同じように報告し、時々、劇中で歌うらしい歌を口ずさんだりもしています。

 

3年生のときは音楽劇はなかったのですが、2年生では、「スイミー」を披露してくれました。

 

魚の群れで作ったという大魚
この後、スイミーが目の部分に加わります

 

息子も立派にやりきりましたが、緊張からなのか音声チックが激しく出てしまい、本番中も何度も喉に手をやっていました。

だから、楽しそうにのびのび練習している息子を見ると、とても嬉しくなります

 

不安を和らげるという薬の効果もあるとは思いますが、たった一行のセリフに、自信を持たせてくださる先生に感謝です。

 

体調を整え、今度はビデオカメラ持参で見に行きたいです!

 

 


我が家の節分

2016年02月04日 | 日記(息子・小4)

昨日の豆まきで、庭に散らばった豆を掃除してきました。

暦の上では、今日から春。

・・・とはいえ、まだまだ寒さが厳しいですね。

 

節分といえば豆まきで、息子も、幼稚園や小学校で何度も鬼の面を作ってきました。

さすがに、高学年となった今年は作らなかったようです。

 

去年、息子が作ったお面

 

住宅地には子どもがたくさん住んでいるにもかかわらず、豆まきの声が聞こえてこなかったように思います。

そういう我が家も、年々縮小傾向で、

「鬼は~外!」と、外に豆をまいたのは、ほんのちょっぴりだけでした。

 

昨年は私が鬼だったので、今年は父親が鬼役に。

豆に付いてくるお面から、息子は、父親が好きな緑色の鬼を選びました。

「豆をまいたら、鬼が入ってこないように、すぐにドアを閉めるんやで!」

と、息子に言っていたら、大慌てで豆を投げつけ、すぐさまドアを閉め、鍵までかけてしまいました。

お父ちゃん、しばし閉め出しです。。。

 

恵方巻を食べた後に数え年分の豆を食べたので、結構きついですね。

炒った大豆の香ばしい香りに、食べ始めはすごくおいしく感じたのですが、お腹がいっぱいな上にだんだん飽きてきて、

年をとったもんだな~、と、しみじみ思うことになりました。

 

 息子の豆の少ないこと!

 

豆まきして魔を滅し、数え年の数だけ豆を食べて健康を願い、願い事をしながら恵方巻を食べる。

なんともいいことありそうな・・・。

 

もちろん、イワシも食べました。

息子も主人も焼いたイワシの匂いと小骨が苦手で、今年はフライにしてみたのですが、やっぱり息子には不評でした。

来年は、生姜煮にしようかしら。

あんまり臭くなくなったら、厄除けの意味がなくなってしまいそうです。

 

これからは、少しずつ春が近付いてきますよ~!

 


0.25mg

2016年02月01日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

30日の土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

私が腰痛で車に長時間座っていられないため、初めて、父親と息子の二人だけで病院に行くことになりました。

 

「薬の量を元に戻してから、今のところ調子よさそう。落ち着いてるわ。」

先生にその旨を伝えてもらったところ、やはり、現在の薬の量のまま、

「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠5mg(1/2錠)」を継続して服用することになりました。

 

たった0.25mgという、わずかなリスパダールOD錠の量の違いなのですが、

こ~んなにも効き目に違いがあるのですね!

イライラ感や変な被害意識がなくなり、友達とも楽しそうに遊んでいます。

 

たまたま「親から見た子どもの学校生活のアンケート」があり、

「お子さんが楽しく充実した学校生活が送れていると思うか?」

「学校に行くのを楽しみにしていると思うか?」

などの項目があり、息子にも聞いてみたところ、

「送れてる!」「休みの方が嬉しいけど、学校に行くのも楽しい!」

と、答えたので、不安や緊張が和らぎ、まずまず落ち着いて生活が出来ているようです。

 

その反面、これだけの効き目をもたらす薬に、副作用が心配でもあります。

目に見えては、朝の眠気。

寝起きがとても辛そうで、家を出るまでぼーっとしてます。

 

今のところそれ以外に副作用らしきものは見当たらないけれど、仮に不調だとしても、息子が言葉にしてくれるとは限らないので、注意深く見守っていこうと思っています。

それに、副作用が必ず出るとは限らないけど、ホルモンのバランスを崩す場合もあるそうなので、体の成長にリスクがないかも心配だったりするのです。

 

結局は、現状とリスクを天秤にかけて、どちらをとるかなのでしょうね。

 

不安や緊張でイライラして、壊れていく息子も、トラブルのために孤立してしまう息子も見たくはありません。

環境を整えたり、言葉かけやソーシャルスキルトレーニングでフォローしながらも、薬でしか和らげることのできない不安や緊張は、薬に頼らざるを得ないのかな、と思っています。