やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「ぼちぼちいかないとね」

2019年04月29日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

25日の木曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

この日のカウンセリングは、息子が1時間5分。

息子の話が長くなってしまい、時間がなかったのですが、私にも10分だけ時間をいただきました。

 

息子は、この一週間で、他校での試合を含む土、日の公式戦(息子は応援のみですが)と平日の放課後の練習に2回参加しました。

無事に試合に行くことが出来た報告と、まだ授業の時間には登校出来ないこと、家で勉強することさえ出来ないことを話しました。

 

「まだ、授業の時間に学校に行くように、背中を押す必要はないですよね?

実は、6月に校外学習があって、飯盒炊爨をすることになっています。

息子が嫌なら参加しなくていいとは思っていますが、もしも、クラスに早く戻れて、みんなと楽しく参加出来るなら、経験させてやりたいという気持ちもあります。」

 

息子が少し前に進むと、嬉しくなって、「次はこれは?」という気持ちが湧いてきます。

「〇〇の早さで回復していけばいい」と言いながら、心のどこかで出来るだけ早く復帰することを願ってしまうのです。

 

「彼次第ですが、今は、部活のことで精一杯のようです。

彼の中で『こういう風にした方がいいんじゃないか』とか、色んな思いが出てきているようです。

今日は、自分でも『話し過ぎた』と言うぐらい、思いつくまま次から次へと話をしてくれました。

お母さんは、今のままの対応で寄り添っていかれたらいいと思います。

校外学習に行くのかどうか確認するのも、しばらく様子を見て、もう少し後の方がいいかと思います。」

 

カウンセリングの先生と話すのはわずかな時間ですが、「これでいいのか?」と悩んでいることを、先生に話して承認してもらうと心が軽くなります。

一人で悩まなくていいことに、どれだけ救われていることでしょう。

 

続く医師の診察では、

「落ち着かないことが多い。」

と、息子は答えていました。

 

「眠れてる?」

と、聞かれ、

「リスパダールに変えてから、夜は早く眠れるようになった。」

と、言っていました。

 

「お母さんから見てどうですか?」

 

「他校の試合に参加することが出来ましたし、少しずつ、クラブには参加出来る日が増えてきました。

ただ、クラブで思ったように動くことが出来ないせいなのか、疲れのせいかもしれませんが、不安で落ち着かないときが多いです。」

 

「ぼちぼちいかないとね。

連休に入ると、少しは落ち着きそう?」

 

「落ち着くかなぁと思います。」

 

「連休が明けるまで、このままの薬で様子を見てみましょう。

ゆっくり過ごしてください。」

 

次の診察は連休明けの7日となり、引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方されました。


レキサルティをリスパダールに変更

2019年04月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

先週の木曜日(18日)に、息子のメンタルクリニックに行ってきました。

 

この日のカウンセリングは、息子が50分、私が10分。

この日、聞きたかったのは、これまでにも何度も何度も確認していることですが、「無理をしていると思っても、本人が望むなら部活をさせてもいいのか?」ということです。

 

21日に隣の市の中学校で公式試合が行われることになっていて、息子はそれに参加することを望んでいました。

朝7時頃に駅前に集合して、帰ってくるのはお昼の2時過ぎになります。

朝は調子が悪い時が多いし、長時間に及ぶため、息子の調子が悪くなったり、みなさんにご迷惑をおかけすることになったりしないかと心配です。

 

先々週の土曜日と日曜日に、息子は、途中からサッカー部の練習に参加しました。

約2時間。

それでも、疲れのせいか、帰宅してからとても不安が強くなってしまいました。

 

月曜日になってもまだ回復せず、午前中はほとんど寝ていました。

先生方との懇談があり、「4月中はいつでも通級に来ていい」と言われたので、息子は、火曜日から午後は通級に通うつもりでいました。

ところが、登校する30分ぐらい前から急激に調子が悪くなり、「怖い!助けて!」と、パニック状態になってしまいました。

私にしがみついて、「助けて!」と泣き叫ぶのです

 

デパスを飲ませ、30分ぐらいすると落ち着くのですが、

「怖いということは、まだ、登校するのは早いということや。

無理して行かんでもええよ。」

と、息子に言い聞かせ、結局、通級に通うことは見送りました。

 

その翌日も同じようにパニックになりましたが、息子は、落ち着いてから、

「クラブにだけ行きたい。」

と言い出し、放課後の2時間だけサッカー部の練習に参加しました。

 

その翌日が、このメンタルクリニックの日となるわけですが、疲れのせいなのか息子の調子はとても悪いのです。

 

「私からするとまだ無理じゃないかと思うのですが、本人が行きたいと望むなら、他校での試合に参加させてもいいんでしょうか?

今週は、パニックになったり、部活をして疲れているせいか調子が悪い時が多かったので、そこまで良くなっているとは思えないんです。

それでも、今週は3回も部活に参加することが出来ているので、これは良くなっていると考えていいのでしょうか?」

 

「早くクラブで元の通りに頑張りたいという意欲が出て来て、その分焦る気持ちもあって、落ち着かなくなっているようです。

当たり前のことなんですけど、なかなか思うように体が動かなくて、少しずつ戻していけばいいのですが、もどかしくて余計に焦ってしまうのでしょう。

試合には、出来るだけ行かせてあげてください。

親御さんが待機することが出来ればいいかと思います。」

 

続く、診察では、

「調子はどうですか?」

という医師の質問に、息子はなかなか答えられずにいました。

 

長い沈黙の後、絞り出すように、

「学校へ行こうとして、何回かパニックになった。」

と言うと、息子は頭を抱えて俯いてしまいました

 

「お母さんから見て、どうですか?」

 

「調子が悪いです。

『みんなに会うのが怖い』と言うので、通級の先生が『4月中は、いつでも通級に来ていい』と言ってくださって、本人も午後から通級に通うつもりでいたのですが、登校の直前にパニックになってしまいました。」

 

「ストレスが大きいみたいですね。

『怖い』と言うのは、見られている感じがするのかな?」

と聞かれ、息子は頷いていました。

 

「レキサルティをリスパダールに変えようと思うのですが、どうでしょう?」

 

「前にリスパダールをレキサルティに変えましたよね。

また元に戻すということですか?」

 

『見られている』という不安感には、リスパダールの方が効果があります。

前は半錠でしたが、1錠にして、次のカウンセリングまで1週間様子を見てみましょう。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後となりました。

 


中学生で良かった!

2019年04月23日 | 日記(息子・中学生)

15日に担任と通級の先生との懇談がありました。

 

一年生からの関係なので、改めて息子の特性を説明する必要はありません。

どういう支援をお願いすればいいのか、分からないまま、ありのままに伝えることにしました。

 

「医師に『どのような支援を学校の先生方にお願いしたらいいか?』を尋ねたところ、『〇〇がどういう支援を望むかによる』と言われました。

〇〇が何を不安に思っているのか、どうしてほしいのかを書き出して相談するようにと言われたのですが、本人に聞いても『分からん』って言うだけでした。

ただ、以前、『クラスのみんなに会うのが怖い』と言っていました。

また、『今、何をしたらいいのかが分からない』とも言っていました。

『今、何をしたらいいのかが分からない』というのは、小学生のときからですが、人より理解が遅かったり、同時に二つのことをするのが難しかったりするので、分かりやすく声かけしていただかないと、何をどうすればいいかが分からなくなることがあります。

クラスのみんなの何が怖いのかは聞いても答えないので、私の考えなのですが、こんなに不安で苦しいのにこの苦しさを分かってもらえないとか、発達障害の特性ゆえのうまくいかなさを『出来て当たり前のこと』と周りは思っているとか、本人の中でそう感じてしまって、孤独感というか辛さを感じているのかな?という気がします。

教室で授業を受けることは難しいと思いますし、家でも、まだ教科書を開いて勉強が出来る状態ではないので、教室で授業を受けたとしても頭に入らないと思います。」

 

「〇〇君が、『こうしてほしい』と言ってくれれば、出来るだけのことはしたいと思っていますし、そこから拓けていくと思うのですけど、まず、話をしてもらえるようになるということですね。」

通級の先生が言いました。

 

「はい。本人もどう言葉にすればいいのかよく分からないんだと思います。

親も、学校の先生達も、『〇〇の早さでゆっくり回復していけばいいと思ってるし、そのために力になりたいと思ってるんやで』ということを、何度も何度も伝えるようにして、やっと、家では安心して休める時間が増えてきたと思います。

学校でも、困ったときに相談して力になってもらえる先生や友達が一人でも二人でも増えていって、安心して過ごせる場所になったらいいなと願っています。」

 

「提案なんですけど、家庭訪問が済むまでは、通級の生徒達はまだどの教科を通級にするか決まっていないんです。

なので、4月中、〇〇君が学校に来たいと思ったときは、ほぼ、ここ(通級教室)は使いたい放題です。

『いつでも来たくなった時に来たらいいし、1時間いなくても、しんどくなったらすぐ帰ったらいいし、放課後、クラブだけしに学校に来てもいいんやで!』っていうことを、〇〇君にお伝えいただけますか。」

 

担任の先生は、

「クラス替えで新しく一緒になった子には、まだ〇〇君のことを話せていなかったので、最初の班活動のときにみんながわ~っと喋るので、恐怖を感じてしまったのかもしれません。

申し訳なかったなと思ってます。」

と、言われました。

 

「いえいえ、不安が強くて、どうしても過敏になっているところもあるので、周りの子の対応が悪かったとは思ってません。

どう接していいのか、親である私も戸惑うことがありますし、どう接しても、病気のせいで調子が悪くなることがあります。」

 

「逆にはれ物に触るような接し方をされても、〇〇君が傷付くかもしれませんしね。」

と、通級の先生。

 

「時間が必要なのだと思います。

本人には、『必ず治る。治ったら、また、楽しく過ごせるようになるから、自分の早さで回復していけばいい』って、伝えてます。

もちろん、発達障害があるので、病気が治っただけではうまく学校生活を送れません。

サポートしていただかないといけないのですが・・・。」

 

「昨年度、ずっと別室登校を続けていた2年生の女の子ですが、3年生になって教室に戻れるようになりました。

不安だったと思うけど、今のところ、毎日教室で過ごせています。

〇〇君も戻れるといいですね。」

と、通級の先生。

 

中学校の先生方は、扉を開放したまま、息子が登校して来るのを待ってくださっています。

通級でも、クラブでも、保健室でも、息子が望むところに足を踏み入れることが出来たら、いつでも受け入れてくれるでしょう。

 

息子が、中学生で良かった!

 

どんな状況でも子どもには教育を受ける権利があり、息子の権利も大切にされていると感じました。

 


また筋腫が大きくなってきた

2019年04月18日 | 日記

昨年、子宮筋腫が8cmを超えたので、リュープリン注射の治療を受けました。

 

6か月かかって6回の注射を終え、それから2ヶ月後の検査では、筋腫は一番大きなものは5.6cmになっていて、他に3.2cm、2.6cmの筋腫があるということでした。

思ったほど小さくならないものだなとがっかりしましたが、6か月間生理を止めていたので、貧血症状はすっかりなくなりました。

 

昨年の11月頃から息子の調子が悪くなり、長時間息子を置いて外出することが難しくなりました。

そのため、11月以後は婦人科病院に通っていませんでしたが、生理が始まると、出血を止める薬「トランサミン」と、鉄分補給のための「フェロミア」を服用するようにしていました。

 

この2月頃から少しずつ体の調子が悪くなってきて、動悸や息切れ、めまいなどの貧血の症状や下腹部痛、腰痛が起こるようになりました。

さらに、寝ているときに下っ腹を押されているような圧迫感を感じるようになりました。

 

先週の土曜日、5か月ぶりに婦人科を受診すると、筋腫が8.5cmになっているということでした。

また、リュープリンの注射を勧められました。

 

「まだ治療を終えてから1年も経ってないんですけど、こんなに早く大きくなるものなんですか!?」

正直な感想です。

 

「卵巣機能が活発だということですね。

自覚症状がありますし、筋腫が大きいので治療をした方がいいと思います。」

 

リュープリン治療は、女性ホルモンを抑制する薬を注射して卵巣機能を低下させ、偽閉経状態にします。

病巣に流れる血液の量が減り、筋腫が小さくなっていくので、摘出手術を容易にするためと、40代後半の場合は、治療後に卵巣機能が戻らず閉経することがあるので、それを期待して「逃げこみ療法」として行われます。

 

私の場合、卵巣機能は衰えることなく、注射終了後に即、生理が再開しましたし、筋腫が大きくなる速度も予想以上に早かったわけです。

7月に治療を終えて、わずか8ヶ月。

治療に6ヶ月かけて、費用も6万円ぐらいかかったのになぁ・・・。

 

リュープリン治療は、次の生理が始まると3日以内に注射し、4週ごとに定期的に注射しなければなりません。

息子の状態によっては、病院に通えない可能性もあります。

かといって、手術で入院などは考えられませんが。。。 

 

リュープリン治療を受けるかどうかは、癌検査や血液検査の結果が出てから考えようと思います。

 


ただ見守っていけばいいのかな?

2019年04月12日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子は、始業式の翌日、午前中は起き上がることも出来なくて学校を休みました。

この日は離任式があり、サッカー部の顧問の先生二人も転任することになっていたので、息子は出席したがっていたのですが体が動きませんでした。

 

その次の日は、3時間目の途中に息子を学校へと送って行きました。

「弁当を作ってほしい。」と言うので、久しぶりにお弁当を持たせて。

 

「しんどくなったら、いつでも迎えに行くからな!」

と言って送り出しましたが、その日、息子はサッカー部の練習まで参加して、自分で歩いて帰ってきました。

6時間目だけは、保健室で休ませてもらったそうです。

 

へとへとに疲れて帰って来て、翌日はまた調子が悪くなってしまいました。

 

この日は息子のメンタルクリニックの日でしたが、疲れのせいか不安が酷くて病院に行くのを嫌がりました。

けれど、薬をもらいに行かなければならなかったので、無理やり病院へと連れて行きました。

まだ息子を長時間一人にさせることは出来ません。

 

「カウンセリングは無理。20分で帰る。」

そう言っていた息子でしたが、この日は1時間5分、カウンセリングの先生と話をしていました。

その後、私も20分間の時間をとってくださいました。

 

この日、私が聞きたかったのは、どういう風に息子を支援していけばいいのか。

 

「15日に学校の先生方と話し合いをすることになっているのですが、先週、(児童精神科の)先生に、学校の先生にどういう支援をお願いしたらいいかを聞いたところ、『〇〇がどういう支援を望むか』だと言われました。」

 

「その通りだと思います。」

 

「何が不安かとか、どうしてほしいかを紙に書き出して、それを元に話をするように言われたのですが、〇〇に聞いても『分からん。』って、言うんです。」

 

カウンセリングの先生に最近の出来事・・・息子が頑張っていること、頑張り過ぎで調子が悪くなるのではないかと心配していることを話し、

「班活動で何をするのか分かっていないみたいだし、絵の具とか学校に置いて帰ってくるべきものまた持って帰ってきたので、『重たいのに、せっかく持って行った物を何で持って帰ってくるん?』って聞いたら、『それどころとちゃうねん!って、言ってました。

学校に行くだけ、教室で席に座っているだけで精一杯なんじゃないかと思います。」

 

「同じ学年の不登校中の友達は、別室登校をして、先生とマンツーマンでトランプやパズルをしたり、学校の資料作りを手伝ったり、勉強や技術の工作をすることもあるそうです。

そういう過ごし方の方が〇〇の負担にならないんじゃないかと思ったり、学校に無理して行かなくても、適応教室や発達障害に適した病院の集団プログラムとかの方が〇〇にとってはいいんじゃないかと思う時があります。

でも、〇〇は、『そんなとこ行くんやったら、学校に行ってるって、言うんです。

本を読むと『無理させるのは良くない』と書かれていますが、疲れて無理してるんじゃないかと思っていても、このまま〇〇が望むとおり、登校させたり、クラブに参加させたりしていいんでしょうか?」

 

「彼にとってはそれがいいんじゃないかと思います。

別室登校や適応教室など、他の選択肢があることを彼に伝えた上で、彼の意思を尊重してあげてください。

学校の先生には、彼が困っていることをそのまま伝えて、班活動などで何かをするときにはそばにいてさり気なくフォローしてもらえるよう、お願いしてはどうでしょうか。

彼の話を聞いていると、彼はとても恵まれているように思います。

昨日は、保健室で休んでいるときにサッカー部のビデオを観せてもらったそうです。

クラブにしても、とても理解ある環境のようですね。

それに、彼にも話したのですが、この時期、環境も変わりますし、疲れてしんどいのは当たり前なんです

疲れてしんどくなっても、不安に思わなくていいんですよ。

それが普通なんです。」

 

息子が疲れてしんどくなっているのを見ると、私はとても不安になって、「どうにかしなきゃ!」と思っていました。

発達障害に強迫性障害、その上適応障害でうつ状態になってしまった息子が、一日も早くこの状態から抜け出し、なおかつ、こんな風に息子を追いつめることのない環境を整えるために、何かしなければならないのではないかと焦っていました。

 

何をすればいいのか分からなければ分からないまま、ただ〇〇を見守っていけばいいのかな?

いつでも、どんなときでも、力になるよ。

そう覚悟を決めながら・・・。

 

続く、児童精神科の先生の診察では、

「昨日、3時間目の途中からクラブまでやったから、疲れてしまって調子が悪い。」

と、答えていました。

 

「頑張り過ぎたかな? カウンセリングでは話せた?」

「はい。」

 

「お母さんから見て、どうですか?」

 

「すごく頑張ろうとしているのが分かります。

頑張り過ぎじゃないかって、心配してしまいます。」

 

「ONとOFF、うまい具合に切り替えられたらいいけど、頑張っちゃうよね~。

そう、すごく頑張ったんやね!」

 

「レキサルティ錠0.5mg(半錠)と、レクサプロ錠5mg(半錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後となりました。

 

 


中学2年生ーいきなり班長!?

2019年04月09日 | 日記(息子・中学生)

昨日は、中学2年生の始業式。

なんと、息子は普通に友達と登校しました。

 

前日に、不登校になる前に一緒に登校していた友達に連絡をしたようです。

7時40分に4か月ぶりの「ピンポン」という呼び出しが鳴りました。

 

「しんどくなったら、いつでも迎えに行くよ。」

そう言って送り出しましたが、12時半頃、自分で歩いて帰ってきました。

 

さすがに疲れたようで、ぐったりして、その日はゲームをする気力もありませんでした。

そして、今日もまだ疲れは回復せず、学校を休むことになりました。

 

担任は、1年生と同じ先生です。

同じクラスになりたいと希望していた四人の生徒のうち、二人と同じクラスになりました。

もちろんクラスが分かれることを希望していた生徒とは離れました。

 

担任の先生は女子の体育の先生だったので、息子が授業を習うことはなく、その分接点も少ないことから、今度は男の先生になるのかなと思っていたので少し驚きました。

担任の先生の強い希望があったそうで、息子のことを思ってくださり、ありがたいことです。

 

始業式後のホームルームで班長を決めたそうですが、息子の班は、なんと息子が班長となったそうです。

昨夜、先生から電話があり、生徒同士で決めたことだけれども、息子のプレッシャーにならないかと尋ねられました。

 

班長のことはそのときが初耳だったので、息子の気持ちは分からず、

「休むことが多く、その分他の子に仕事をお願いしなければならなくなるので、〇〇には無理じゃないかと思います。

学校に行けると思って、〇〇があえて引き受けたなら、逆にプラスになるのかもしれませんが。」

と、答えました。

 

「〇〇君が負担に思わなければ、そんなに大きな仕事はなくて、サブリーダーを付けたり、サポートはいくらでも出来ると思います。

班長がすでに決められていて、どういう経緯で〇〇君になったかは分からないのですが、変更するように言うのも彼の自尊心を傷つけることになるかもしれないと思って、こうしてお伝えさせていただきました。」

 

後から、息子に話を聞くと、

「誰もやるやつがおらんかって、みんな俺に『やれ!やれ!』って感じで、やらされた感じ。」

と。

 

「で、〇〇はやれるの?」

と、聞くと、

「出来んちゃう? って、何するん?」

と!?

 

「えっ? 班長やから班で何かするときに中心になるんちゃうん?」

「・・・それやったら、無理や。」

 

「ほんなら何で引き受けたん?」

「何も考えられへんうちに、なんか俺に決まってて、『もうええわ!』って思ってん。」

 

「先生が、〇〇の負担になってないか心配して聞いてくれたよ。

ママも、〇〇が休むことになったら、結局他の子に仕事頼まんなあかんと思うし。」

「学校に行けたとしても無理。

どうしたらいいか分からんもん。。。」

 

そういう話になったので、今日の欠席の連絡をするときに、班の人達に班長を代わっていただけないか相談していただくようお願いしました。

 

班長なんて、面倒くさいけれど誰にでも出来るようなものだと、昔は思っていました。

息子の班の人達も同じ気持ちなのかもしれません。

でも、それは私の驕りだった気がします。

息子は、班活動ですら何をしたらいいのか分からず負担になっています。

 

班長を押し付けられて、「断る」ことも出来ない。

いや、その前に考えるスピードがついていってないというか、多分、席に座っていることが精一杯だったのだと思います。

 

学校に行けないのも問題ですが、学校に行ったら行ったで何かしら問題(らしきもの?)が起こります。

そうやって問題が起こるから、課題が見えてくるのかもしれませんが・・・。

 

さてさて、中学2年生は、いったいどんな一年になるのでしょうか。


もうすぐ新学期が始まる

2019年04月06日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

3日水曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

春休みは、「もうすぐ新学期が始まる」という思いがあってか、いつも以上に息子の心はざわついているようです

調子の悪い日が続いています。

結局、あれほど「行きたい」と言っていた部活にも、一度も参加することは出来ませんでした。

 

この日のカウンセリングは、息子が1時間15分。

次の人の予約時間になっても、なかなか話に区切りをつけられなかったようです。

なので、私は今回はなし。

 

続く、診察では、

「新学期のことを考えると、落ち着かなくなる。」

と、答えていました。

 

「眠れてる?」

「はい。」

「ご飯食べれてる?」

「はい。」

「カウンセリングでしっかり話せた?」

「はい。」

 

「お母さんから見て、どうでしょう?」

「眠れてはいるのですが、なかなか寝付けません。

それで、朝は10時、11時ぐらいまで寝ています。

そのせいでまた寝付けないのかなぁと思うのですが・・・。」

 

「それと、新学期のことを考えてしまうのか、調子が悪くて、この頃デパスを毎日3錠飲んでいます。」

 

「この時期は、仕方がないかもしれませんね。

一日4錠まで飲めますので、それで、起きている間はカバー出来ると思います。」

 

「新学期が始まると、学校の先生方に支援をお願いしようと思うのですが、どんなことをお願いしたらいいでしょうか?」

 

「本人がどんな支援を望むかですよね。

(息子に向かって)どんなことを不安に思っているのか、紙に書き出してみたら。

出来ないこともあるかもしれないけど、出来る限りの対応はしてくれます。

それを元にお話されてはどうでしょうか。」

 

この日は、エチゾラム錠(デパス)が4錠に増え、「レキサルティ錠0.5mg(半錠)と、レクサプロ錠5mg(半錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察は8日後となりました。

 

「もうすぐ新学期が始まる」という思いは、私の中にもあります。

それは、新しいクラスメート達の中で、心機一転、息子が楽しく学校に通えるようになったらいいなぁ

と、いう願いです。

 

4ヶ月学校を休んで、今さら「勉強に付いて行けなくなる」とか「学校に行きにくくなる」とは思わなくなりました。

息子のペースで、一歩一歩進んでいけばいい、と、思うようにもなりました。

 

そのために、どのように環境を整えていけばいいのかがよく分かりません。

 

「息子がどんな支援を望むのか」

息子自身が答を出さなければ始まらない、ということなのでしょうか。

安心して、じっくり考えられる環境を、ということなのでしょうか。