やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

リスパダールを増やす

2019年06月23日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

20日、木曜日は、メンタルクリニックに行ってきました。

この日のカウンセリングも最終だったので、息子1時間15分、私も10分程お時間をいただくことが出来ました。

 

「調子が悪いです。

『怖い、怖い』と言って、学校に行くことが出来ません。

謝罪の一件で、調子が悪くなるのは仕方がないと思っていましたが、随分前まで逆戻りしてしまった感じがします。」

 

そう言うと、カウンセリングの先生は、

「そうですね。

本人も、『12月に学校へ行けなくなった頃と感じが似ている。』と言っていました。

『力が入らなくて学校にも行けなかったし、だらだら過ごしてしまった。』とも言ってました。」

と。

 

「頑張り過ぎて、もういっぱいいっぱいで調子が悪かったところに、先生に謝罪することになって、そのストレスで爆発してしまったのでしょうか?」

 

「私は、むしろ、彼の調子が良かったからだと考えています。

先週は、彼自身が自信を持って『頑張った!』と言うくらい、学校へ行けなくなってから以来の一番の絶好調でいたと思うのです。

家で不安になることがあっても、それに負けずに登校したり、校外学習に参加したりして、自信を積み重ねてきました。

それが、その謝罪の一件で、彼が積み上げてきた自信が一気になくなってしまったのだと思います。

『こんなに頑張っていたのに、どうしたらいいの!?』

と、彼が混乱してしまっても当然だと思いますし、調子が良かったからこそ不安も大きいのだと思うのです。

 

ただ、彼は自分なりに今の状況を分かっていますし、しっかり言葉にもしています。

そこに、彼の力を感じます。」

 

「また、これまでみたいに時間はかかっても、自信を取り戻しながら良くなっていくのですよね。」

 

「今日、彼の話を聞いた感じでは、これから上向きになっていくと思いますよ。

ただ、試験前でクラブが休みということで、リズムが作りにくいかもしれません。

今回のことは、色々な意味でタイミングが悪かったですね。」

 

タイミングというか、やり方というか、もちろんけじめは大切だと分かっているのですが、もう少し配慮していただけるようお願いすべきでした。

学校での息子が調子良さそうなだけに、「もうだいじょうぶ」「もっと出来る」と思われる先生方も多いのかもしれません。

ただ、昨年、学校へ行けなくなったときは、それから時間をかけてどんどん悪くなっていく感じでしたが、今回、すでに「上向き」ということで、ほっとしました。

 

続く診察では、

「調子が悪い。

今週は、学校に行けなかった。」

 

「疲れちゃったかな?」

 

「疲れたっていうか、不安。」

 

「そうなんですね。

お母さんから見てどうですか?」

 

「とにかく不安が強いです。

『怖い!怖い!』って言ったり、ぎゅ~って、しがみついてきたりします。」

 

「そうですか・・・。

リスパダールを半錠増やしてみますか?」

 

「増やしてもだいじょうぶですか?

夜はなかなか寝付けないのですが、一旦眠りについてからはぐっすり、身動きもせずという感じですし、朝は9時頃まで起きられません。」

 

「増やすと言っても0.5mgの半分なので心配ないと思います。

ちょっと早めに飲むようにしましょう。

夕食後に服用してください。

それで、次のカウンセリングまで様子をみましょう。」

 

「リスパダールOD錠0.75mg(0.5mgを1.5錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方され、次の診察は13日後となりました。

 


職業体験の事前訪問に行く

2019年06月20日 | 日記(息子・中学生)

中学2年生は7月4日、5日に職業体験があり、6月14日金曜日に、履歴書(らしきもの)を持ってそれぞれの会社や事業所に事前訪問することになっていました。

 

息子は、先生方の配慮もあって、もう一人の登校困難な生徒と一緒に鉄道会社で職業体験をさせていただくことになっていました。

もう一人の登校困難な生徒というのが、昔から母子共に仲良くさせていただいているY君で、彼は、息子より少し前から学校に行くことが出来なくなっていました。

不登校になってからも2度程、お母さんと一緒に遊びに来てくれました。

 

Y君は、発熱を繰り返したり、頑張りたくても頑張れない体の不調から、登校出来なくなったそうです。

彼も、息子のように自分を責めて一時は酷く調子が悪くなったそうですが、今では二時間程の応接室登校を頑張っていて、登下校も自分でしているそうです。

 

そんな彼と一緒とあって、とても心強く思っていたのですが、事前訪問の前日にママさんから、

「Yの調子が悪いので、もし、集合時間に来なければ、一人でバスに乗ってね。」

というLINEが入りました。

 

ちょうどメンタルクリニックでカウンセリングを待っているときでした。

 

「え~、Y行かれへんの!?

どうしよう、何したらいいか分かれへん。。。」

 

息子は、通級教室で個別に説明を聞いているはずですが、まだ登校するだけで精一杯で、「勉強しても頭に入ってこない」と言っていたので、本当に分かっていないのかもしれません。

その上、初めてのことは極端に苦手で緊張してしまうし、緊張すると頭が真っ白になって何を言われているのか聞こえてこないのだそうです。

場を見て臨機応変に対応することも出来ないので、親としても不安で仕方がありません。

 

Y君のママさんは私の友達でもあり、これまでの息子のこともよく知ってくれているので、今回、またLINEの一件で息子が先生に謝罪することになったことや、息子の調子が悪くなっていることを伝えました。

 

そして、

「Y君おらんかったら、〇〇一人では無理やわ~

かと言って、〇〇も確実に行けるか分かりません。

どうするか、本人に任せるしかないです!」

と、LINEを送りました。

 

すると、彼女は、「謝ってけじめを付けてから授業を」という社会の先生の対応に憤っていました。

私以上に強く憤ってくれるので、

「〇〇は、6か月前はその先生に会って謝るのは無理やったし、他の生徒はみんな謝ってけじめを付けてるから、特別扱いせずに、普通に接しようとしてくれてるのかな・・・」

と、返信したほどです。

彼女とやり取りするうちに、私の中でもやもやしていた何かがす~っと消えてなくなりました。

 

その後、彼女は、

「Y、明日行くって。

〇〇君、調子悪くて休んでも一人で行きます。」

と、連絡してくれました。

 

Y君と〇〇は直接電話で話をし、

「俺は、一人でも行くから。

無理せんでいいけど、俺は行くから、一人じゃないで。」

と、言ってくれたそうです。

 

「俺も行く。」

と、息子も言っていました。

 

そういう経緯があって、〇〇は鉄道会社に訪問することが出来ました。

事前訪問は、職業体験当日の確認のみで10分程で終了したそうです。

 

息子が事前訪問出来たこと、それは奇跡的なことともいえます。

なぜなら、息子は、今週ずっと登校出来ないままでいます。


色々あっても、前進・・・2

2019年06月17日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

6月13日、この日はカウンセリングの予約が最終だったこともあり、息子に1時間20分程の時間をとってくださいました。

時間を延長して息子の話を聞いていただいたので、私の時間はないだろうと思っていましたが、

「お話されますか?」

と、聞いてくださったので、ほんの少しだけお時間をいただきました。

 

「ものすごく家では調子が悪いのですが、本人が決めた通りにさせたらいいんですよね!?」

これまで何度も問いかけてきた質問ですが、念押しです。

 

「この10日間は色々あって、校外学習にも参加しました。

LINEの一件がまだ解決していなかったらしく、社会の先生に『授業を受けるのは、けじめを付けてから』というようなことを言われ、今日、先生に謝ったようです。

家では大声を出したり泣き叫んだり、私が不安になるくらい〇〇の調子が悪くて、頑張りすぎてるからじゃないかと思ったりします。」

 

「お話を聞きました。

社会の先生に、自分が思っていたより厳しい言葉をかけられたみたいで、混乱しているようでした。

これからの自分を見ているから、というようなことも言われたらしいのですが、自分は学校に登校することが精一杯なのに、それ以上のものを求められていると感じて、そのギャップに苦しんでいるようです

『明日、社会の授業があるけど、行くのが怖い。』と、言っていました。」

 

「無理して行かなくても、本人が行こうと思えるようになってからでいいと思っています。」

 

「行く、行かない、を自分で天秤にかけて揺れている間は、泣き叫んだり、調子の悪い日が続くと思います。」

 

「それでも、見守るしかないんですよね。」

 

「はい。

こうしたらいいんじゃないかと、こちらが思うことが彼の気持ちと違っているとよくないので、それよりも、『不安やね』『心配やね』と、彼の気持ちに寄り添ってあげることが大切だと思います。

学校に通うことが彼の自信になっているようですし、少しずつ学校に行けるようになった自分を、『普通な感じで受け入れてくれている』と話されていて、周囲にも心を開いてきているのかなと感じました。

『友達と話していると楽しい』とも言っていました。

これは、大きなプラスだと思います。」

 

あぁ、色々あっても、息子は確実に前に進んでいるのだな。

息子の速さでゆっくりと、揺れながら、葛藤しながら。。。

 

続く診察で、息子は、

「校外学習に行ったり、今回は自分でも頑張ったって言える!」

と、しっかりとした声で話していました。

 

「それはすごい。

よく頑張りましたね。」

 

「でも、家ではものすごく調子が悪くなる・・・。」

 

「そうなんですね。

焦らず、ぼちぼちいきましょう。」

 

「お母さんから見てどうですか?」

と、聞かれ、

「家では調子が悪すぎて、薬が効かないときがあります。

デパスも一日4錠しか飲めないので、これを飲んだらもうあとは我慢するしかない、みたいな感じです。」

と、答えました。

 

「一日に6錠までは飲んでもだいじょうぶですよ。

朝、昼、夜、就寝前、頓服、という形でお出ししましょうか?」

 

「薬はあります。

4錠飲む必要がなかったときの分が残っています。

不安が治まらない時は、最高6錠までは飲んでもだいじょうぶなんですね!」

 

薬は出来るだけ飲ませたくないけれど、息子の不安で落ち着かない状態が長く続けば、息子も、傍にいる私の心も壊れてしまいかねないので、許容量の薬で抑えられるならそうしたいと思いました。

 

これまで通り「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方され、次の診察は一週間後となりました。

 


色々あっても、前進・・・1

2019年06月15日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

校外学習の次の日、息子の調子はとても悪くなってしまいました。

ぐったりしていて、体が動かないのか、なかなか起き上がることが出来ません。

それでも、学校へ行くんだという思いは強くて、息子は昼からの登校を目指していました。

 

6時間目までに登校しようと、制服に着替え、車に乗り込もうとしましたが、車には乗れませんでした。

雨の中、息子は車の前で地べたに座り込んでしまいました。

不安で胸が苦しくなって、

「車に乗れない、立ってもいられない。」

のだそうです。

 

「無理して学校に行かんでいいで!」

 

一旦家に入り、欠席することにしましたが、しばらくして、息子は「部活に行きたい」と言い出しました。

けれど、体操服に着替え、いざ出発しようとすると、不安でたまらなくなるのか「わ~っ!」と、大声をあげるのでした。

「苦しい。」

「助けて!」

「病院に連れて行って!」

結局その日は、部活に行くことも出来ませんでした。

 

翌日の土曜日、そして日曜日は、久しぶりにサッカー部の練習はありませんでした。

 

10日、月曜日、朝から友達と普通に登校していきました。

1時間目からクラスで授業を受けていたのですが、2時間目の途中で調子が悪くなり、保健室と応接室、通級教室で過ごさせてもらったようです。

最後まで学校で過ごし、部活をして帰ってきました。

 

11日、火曜日、朝からずっと調子が悪かったのですが、6時間目の途中から通級教室に通い、部活にも行きました。

 

12日、水曜日、サッカー部の朝練の日。

この日、息子は朝練から参加し、「4時間目が終わる頃に迎えに来てほしい」と言っていました。

ところが、早々に息子の調子が悪いので迎えに来てほしいとの連絡がありました。

 

この日、息子は1時間目からクラスで授業を受け、2時間目は6か月ぶりに社会の授業に出ようとしていました。

実は、6か月前のLINEトラブルのときに、息子は、この社会の先生に対しても写真にいたずらしたり悪口を言っていたそうです。

他の生徒さんは謝ってけじめをつけていたのですが、息子はその前に適応障害になり、その先生に会うこともままならなくなってしまいました。

辛うじて、息子がサッカー部に復帰しやすいようにと、サッカー部の顧問の先生やLINEグループの先輩達には早々に謝る機会を作ってくださったという経緯があります。

 

「授業に出るのは、謝ってけじめをつけてから。」

という社会の先生の方針もあり、息子は2時間目は通級教室で、どのように謝ろうかというサポートをしていただいていたそうです。

その間に調子が悪くなり、帰宅せざるを得なくなってしまいました。

 

通級の先生からは、

「〇〇君の状態から、まだちょっと早いのではないかという気もするのですが、〇〇君自身もずっと気になっていたようで、『ちゃんと謝ってけじめを付けたい』と言っていますので、サポートしながらそういう機会を作りたいと思います。」

と、話がありました。

 

LINEの一件がまだ終わっていなかったのかと驚いたのと、「今さら?」「授業に出られへんって、おかしくない?」「何でこの時期に?」と、もやもやした気持ちになりました。

実は、二日後に「職業訓練の打ち合わせ」があり、会社訪問することになっていました。

調子が悪くなって会社訪問に参加出来なくなるかもしれないし、それよりも、せっかく少しずつ授業に出ようとしているのに、また逆戻りしたらどうしようという不安がありました。

 

もやもやする気持ちでいっぱいになり、ふと、

「6ヶ月前に謝って、全部終わらせてくれてたらよかったのに・・・。」

と、漏らしたところ、

「それは絶対に無理やった」

と、息子に言われました。

 

そうだよね。

それだけしんどくて、無理だったことが、今、〇〇が謝りたいと思っているなら、本当に良くなっているんだな。。。

と、私の気持ちも上向きになってきました。

 

家に帰ってから、息子は余程疲れたのか、2時間半程眠りました。

そのせいもあって、夜は寝付けず、不安で大声を上げたりしていました。

 

13日、木曜日、サッカー部の朝練があり、早くから息子は登校しました。

この日、3時間目に社会の先生に謝ることになっていました。

厳しい先生で、しっかり叱られたそうです。

その後から4時間目にかけて、担任や通級の先生に不安なことを聞いてもらったりしてフォローしていただいていたようです。

4時間目終了後に迎えに行きました。

 

帰宅してから、またもや息子は爆睡。

夕方から、メンタルクリニックへと向かいました。

 


なんと、校外学習に参加する

2019年06月09日 | 日記(息子・中学生)

昨年12月から適応障害となり、学校へ行けなくなってしまった息子。

ここ最近、少しずつ学校に登校出来るようになってきました。

 

けれど、6月6日に行われる校外学習に参加することは無理だと思っていました。

中学2年生になった頃、

「校外学習で飯盒炊爨をするみたいやで。」

と、息子に言ったことがあるのですが、

「行きたくない!」

と、拒絶されました。

 

「無理して行かなくてもだいじょうぶ。」

と、息子に言い聞かせ、それ以来校外学習の話はしていませんし、学校にもありのままに伝えていました。

 

ところが、校外学習の二日前になって、息子は、

「校外学習は行かへんことになってるの?」

と、聞いてきました。

 

「行きたい?

無理して行かんでもいいし、行きたかったら、もちろん行けるよ。」

 

「分からん。

どうしたらいいんか分からん!」

 

「じゃあ、先生に校外学習の説明してもらおう。

それから、行けそうかどうか考えてみたら?」

 

急いで学校に連絡し、通級教室で校外学習の説明をしてもらえることになりました。

それを息子に伝えたとき、

「行ってもいいの?」

と、息子は言いました。

 

行けるかどうか分からん。

行っても、だいじょうぶでいられるか分からん。

でも、ホントは行ってみたい。

 

そんな息子の気持ちがうかがえるようでした。

 

その日は4時間目から登校して通常授業を受け、6時間目に通級教室で校外学習の説明を受けました。

飯盒炊爨なので1か月ぐらい前から班活動が始まり、役割分担や献立などを考えてきたそうです。

息子は、「火の番人」となっていました。

調子が悪くなって参加出来ないときのことも考え、息子が自宅から持って行く食材は、米1合だけです。

翌日の5日の放課後には、班のみんなと買い出しにも行きました。

 

こうして書くと順調そうに見えますが、「校外学習に行く」と決めた4日、学校から帰ってきた息子の調子がもの凄く悪くなってしまいました。

落ち着かなくて、薬を飲んでも全く効かなくて、夜もなかなか寝付けません。

「だいじょうぶかなぁ。」

「怖い、怖い・・・。」

と、何度も私にしがみついてきました。

 

前日の5日、息子は、体を慣らすために朝から登校しようと、友達と一緒に行く約束をしていたのですが、結局登校出来ず、6時間目からの登校となりました。

調子は良くなかったので、「買い出し」という役目を果たしたいという思いからの登校だと思います。

その夜も、息子の不安は強く、時々「わ~っ!」と叫んだりしていました。

 

6日、当日の朝、声をかけてもなかなか起き上がることが出来ませんでした。

 

「無理して行かんでもいいんやで。」

と、私が言うと、

「行く!

でも、不安。

長い時間、だいじょうぶかなぁ・・・。」

と。

 

「調子が悪くなったら、迎えに行ってあげるよ。

1時間ちょっとで行けるから。」

 

息子が「行く」と決めたなら、私は応援するまでです。

不安で手に付かない息子に代わって持ち物の準備は私が行い、なんとか息子を時間通りに登校させました。

「行く」ことが息子の闘いであり、それは、たとえ中学校までであったとしても勝利だと思っていました。

 

息子は、友達や先生方のお陰もあって、無事に飯盒炊爨に参加し、最後まで校外学習を終えて帰ってきました。

 

「何作ったん?」

「何も。火の番人やから。」

「何食べたん?」

「・・・分からん。

肉、いちご。」

 

ちなみに、後で友達に教えてもらったメニューは、

・おにぎり

・生姜焼き

・いもチーズ

・フルーツの盛り合わせ

でした。

 

私らのときは、カレー(だけ)だったけどなぁ。

お洒落なものを作るのですね。 

 


変化

2019年06月06日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

この頃、息子が少しずつ変わってきたなと感じます。

 

前回23日のメンタルクリニック後の息子はというと、

24日、金曜日、疲れて一日中ゴロゴロ。

25日、土曜日、サッカー部の練習に参加。

26日、日曜日、部活、他校で試合があり、息子も同行。

27日、月曜日、疲れて登校出来ず。

28日、火曜日、6時間目の通級授業から登校、部活。

29日、水曜日、5時間目のプール掃除から登校、6時間目の音楽も通常授業を受け、部活。

 

このプール掃除が楽しかったようです。

クラスメイトと一緒に、あめんぼを追いやったり、プールの底をごしごし洗ったそうです。

 

30日、木曜日、サッカー部の朝練があり、1時間目の英語の授業まで受ける予定でしたが、担任の先生から「『もう少し、授業を受けたい』と、言ってます。」と、連絡がありました。

またしばらく経って、午後からの授業も出てみるとのことで、お弁当を持って来てほしいとの連絡がありました。

急いでお弁当を作って届けると、息子は、通級で2時間過ごさせていただいたものの、5時間授業全て学校で過ごして帰ってきました。(この日は5時間授業で部活なし)

 

31日、金曜日、お弁当持参で4時間目、5時間目の通常授業を受け、6時間目は保健室へ。その後、部活。

6月1日、土曜日、部活。

2日、日曜日、部活、自校で試合。

3日、月曜日、メンタルクリニックの日で、4時間目の体育のみ参加。

 

そして、この日のカウンセリングは、息子50分、私が10分でした。

 

「本当に頑張っているなぁと思います。

学校で過ごす時間が増えました。

反動で、家で調子が悪くなることも多いですが、当然のことと思って見守っていこうと思っています。」

 

「そうですね。

意欲が出てきた分だけ、不安も大きいのだと思います。

このまま見守っていただければと思います。

今、現在、何か気になることはありますか?」 

 

「心配なことだらけです。

良くなってきた分、先のことが気になってきて、半年ぐらい勉強していないから、勉強はどうしようとか、進路のこととか、今は療育もやめてしまっているので、発達障害に対するサポートとか、心配するときりがありません。

今はただ、息子のペースで少しずつ出来ることを積み上げていったらいいかなと思っています。」

 

続く診察で、息子は、

「クラスで過ごせる時間がちょっとずつ増えてきた。」

と。

 

「それは、すごい!

頑張ってますね。」

 

「調子が悪くなったり、眠られへんときはあるけど・・・。」

 

「ぼちぼちでいいんですよ。

ちょっとずつ進んでいけば充分です。」

 

「お母さんから見て、どうでうすか?」

 と、聞かれ、

「調子が悪くなることもありますが、変わってきたなというか、良くなってきているという実感があります。

学校へ行くかどうかは本人に任せていますが、本当によく頑張っていると思います。」

と。

 

「良かったです。

このまま、カウンセリングを続けましょう。」

 

次の診察は10日後となり、引き続き「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒5g(2包)、頓服としてエチゾラム錠(デパス)を一日4錠まで」を処方されました。