やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

5年生修了!

2017年03月24日 | 日記(息子・小5)

今日は、修了式。

息子は、晴れ晴れとした表情で学校から帰って来ました。

 

宿題なし!

半月もお休み!

嬉しくないはずはありません。

 

22日の交換日記に、

「今日はいけた。」

と、一言だけ書いてあったので、最後の3日間は問題なく過ごすことが出来たようです。

 

通知表の「出席の様子」を見ると、泣けてきて泣けてきて・・・。

「よく頑張ったね!」

と、息子に言うのが精一杯でした。

 

「3学期の授業日数53・出席停止・忌引等の日数0・欠席日数0・出席日数53」

年間を通しても、息子が休んだのは、たったの1日だけでした。

小学校の通知簿には、遅刻や早退の表記はありません。

この数字の向こうに、どれだけの涙と頑張りがあったことか・・・。

 

息子は昼食を食べるなり、春休み気分全開で公園へと遊びに出かけました。

私は、これから6年生の担任の先生にお渡しする「サポートブック」の作成をしようと思っています。

 

6年生になった息子が無理なく学校生活をスタート出来るように、27日に学校で先生方と話し合うことになっています。

新担任は4月になるまで分からないそうで、5年生の担任と通級の先生との話し合いです。

この時期に話し合いをするなんて、先生方に移動があるのかなと、少し心配です。

進級後、家庭訪問の時にお渡ししていたサポートブックは、新担任が決まり次第、その先生にお渡しいただけるようお願いしようと思っています。

 

出来ることなら、今の担任の先生に引き続き教えていただきたい。。。

通級の先生にも、息子の卒業までもう1年、この学校に留まっていてほしい。。。

 

半月後に、息子の6年生としての生活がスタートします。

 

息子の5年生の作品 「2020東京オリンピックのポスター」


息子の自信

2017年03月17日 | 日記(息子・小5)

昨日から息子の調子が悪くて、今朝はリスパダール内服液を飲ませても、不安が治まりませんでした。

昨日は卒業式で学校から帰ってくるのが早く、昼食を食べてから、「学校でサッカーをする」と言って、遊びに出かけました。

涙目で帰ってきてからです。

悔しいのか、悲しいのか、どうしたらいいのか、自分の感情を持て余しているような感じでした。

 

あと5日。

春休みを穏やかに過ごすためにも、何とか学校に行かせてあげたいと思いました。

 

「いけるかなぁ・・・。」

「だいじょうぶかなぁ・・・。」

病的に呟き続ける息子。

 

「何か不安なことある? 

それか、心配な授業とかある?」

と、聞いても、

「授業はいける。

でも、何か分からんけど、不安やねん。」

 

「昨日のサッカーのこと?」

昨日の交換日記に、サッカークラブで一緒だった子が、自分ばっかり攻めてくる、というようなことが書いてあったので、聞いてみました。

「分からん。分からんけど、何か苦しいねん。ほんまにしんどいねん。」

 

息子は、本当に顔色が悪く、深くため息をついてばかりいて苦しそうでした。

「足、捻ったみたい。」

と言うので、塗り薬を塗ってあげ、

「風邪でしんどいねん。」

と言うので、熱を計らせましたが、平熱です。

 

「K君やY君は、クラブでちょっとだけ一緒にやってたから、〇〇と本気で勝負してみたかったんちゃう?」

K君やY君の気持ちは分かりません。

〇〇が入団したことを喜んでくれていたのに、わずが1ヶ月半ぐらいでやめることになり、その息子とサッカーをして遊ぶことになり、彼らにも思うところがあったのかもしれません。

 

「K君らと勝負して、勝たれへんのは当然やで。

あの子らは、小さい頃からずっと頑張って練習してきてるんやから。

〇〇がサッカー続けられへんかったのは、今は、不安と闘ってるからやろ。

〇〇も不安がなくなったら、またサッカークラブに戻って、もっとうまくなるかもしれへんし、別のことで得意なものが見つかるかもしれへん。」

 

「学校に言ったら、元気になると思うよ。

今まで、〇〇は、不安に負けずに学校へ行ってきたやん。

すごいことやと思うよ!

今日も頑張って行ってみよう。

教室に入って、まだしんどかったら、通級教室に行ってもいいし、我慢出来へんと思ったら、いつでも迎えに行くから。

ママ、学校でしばらく待っとこうか?」

 

「いける! でも、待って。ちょっとだけ待って!」

と言うので、

「待ってるよ。」

と、ホットミルクティーを作ってあげました。

 

1時間目が終わる頃に、なんとか息子を学校に送って行くことが出来ました。

担任の先生は、昨日、学校でサッカーをしているところを見かけたそうで、

「みんなで和気あいあいとサッカーしている中で、〇〇君だけ顔色も悪く、楽しんでいる様子ではなかったので気になっていました。

かと言って、嫌なことをされてるとか、そういう感じではなかったのですが。。。」

と、仰っていました。

 

もしかすると、少しずつ戻りかけていた息子の自信が、また一気に潰れてしまったのかもしれません。

他の子には何でもない些細な出来事が、信じられないぐらいに息子を追いつめてしまいます。

嫌なことがあったときに、気持ちを切り替えたり前を向くには、自分の中に自信が必要なのだと思います。

自信というと大層ですが、「だいじょうぶだ」とか「次は頑張ろう」という気持ち。

 

地道に育てていくしかありません。

何度潰れても、息子の力を信じて、大切に育てていくしかありません。

 

学校から、息子が笑顔で帰ってきますように・・・。

 


大繩大会

2017年03月14日 | 日記(息子・小5)

先週、息子の小学校で「大繩大会」がありました。

4年生から6年生までの高学年の行事で、月曜から金曜までの1週間の体育の時間、もしくは休み時間に、クラス全員参加で5分間に大縄跳びを跳べた回数を競うものです。

1週間の期間があるのは、クラス全員が揃わなければ記録にならない、という、かなりハードルの高い行事だからです。

 

この期間、2時間目と3時間目の間にある15分の中休みやお昼休みは大縄跳びに費やされることになり、息子は、次の3時間目や5時間目の授業中に調子が悪くなることが多かったようです。

担任の先生の話では、授業中に息子の顔色が悪く、ぼ~っとしてしんどそうに見えるので声をかけてくださるのですが、

「だいじょうぶ。」

と、いつも息子は答えていたそうです。

 

1~2時間経つと普通に戻っていて、下校する頃には問題なさそうなのですが、念のため、お電話をくださいました。

「恐らく、大縄跳びを、緊張しながら全力で頑張っているせいかもしれません。」と。

 

この期間、先生は、何度か息子と話をする時間をとってくださり、

「大繩、苦手か~?」

ということも聞いてくださったのですが、本人は、

「普通。」

と、言っていたそうです。

 

「『しんどい時は、無理せんでいいんやで。』という話もしましたが、〇〇君は、『だいじょうぶ。跳べる。』と、言っていました」と。

 

個人の事情による棄権はもちろん「あり」なのですが、クラス全員参加行事に、自分だけ棄権するなんて、息子は考えもしないのでしょうね。

というより、どんなに調子が悪くなろうが、運動会や発表会など、息子は学校行事が好きなのです

勝ち負けのあるものほど、ものすごく真剣になります。

 

発達相談室の先生からも、

「体からこれだけ『しんどい』というサインが出ているのに、本人が気付かず、逆に『やりたい』という気持ちが強いので、周りの大人が注意して見てあげる必要があります。」

と、言われたことがあります。

担任の先生も、そのことを心配してくださっていたようです。

 

クラスメート達は、〇〇と一緒に大縄跳びを跳ぶ一番いい方法を話し合ったそうです。

「〇〇のタイミングで跳び始めることが出来るよう、〇〇が一番初めに跳ぶことにしよう。」

と、いうことに決まったそうです。

 

確かに、途中で大繩跳びに入るには、タイミングを計るのが難しくて、流れを切ってしまう確率が高いかもしれません。

息子は、「自分が大縄跳びが苦手だと思われているかもしれない」と、ちょっと不服そうでした。

 

一番最初に跳ぶということは、一番多く跳ぶことにもなります。

スマートに軽く跳ぶなど、息子には出来ません。

不器用に、足を高く上げ、一回一回全力で跳ぶのです。

 

ある時、具合の悪そうな息子に、担任の先生が声をかけてくださったとき、やはり息子は、

「だいじょうぶ。」

と、答えたそうです。

 

「〇〇は、よく頑張っているな~。

1学期の頃に比べると、本当に成長したよな~。」

との先生の言葉に、うわ~んと、息子が突然号泣してしまったということでした。

 

「嫌なことがあって、泣いているんじゃない。」と、言ったそうですが、

「じゃあ、嬉しいときの涙?」と、聞かれると、

「分からん。」と、言ったそうです。

でも、「嫌な涙ではない。」と。

 

緊張で張りつめていた心が、ふっと緩んでしまったのでしょう。

「頑張ったなぁ」と、私も思います。

 

頑張れたのは、担任の先生のお陰が大きいです。

どんなときも、息子のことを、「頑張っている〇〇」として見守ってくださいました。

決して、息子を問題児扱いすることはありませんでした。

 

あと7日学校に通うと、今のクラスは終了です。

先生とのお別れは、とても残念です。

 

恐らく、思い出作りの意味も兼ねた「大繩大会」

息子のクラスの記録は、228回でした。

1位ではなかったとしても、本当によく頑張りました!!


サッカーロボ

2017年03月03日 | 日記(息子・小5)

ちょうど1週間前の話になります。

息子の、今一番の不安の原因となっていることが分かりました。

 

息子は、理科の授業の前か途中、終了後に調子が悪くなっているので、

「理科で、何か心配なことがある?」

と、聞いたところ、

「サッカーロボ作ってるんやけど、どうしたらいいんかよく分かれへん。

説明書読んでも分かれへんねん。」

と、答えました。

 

「先生に、『分かれへん』って、言ってみたら?

他にも分かれへん子、おると思うよ。」

「みんな分かってる。ちゃんと作ってる。一人だけ分かれへんねん。」

 

「〇〇は理科の授業を何度か抜けてるから、分かれへんでも当然ちゃう?

先生に相談してみ~。

理科の先生じゃなくても、◇◇先生(担任の先生)でもいいから。」

 

その日は1時間目に理科の授業があるせいか、不安そうな顔で行き渋っている息子にそう言って登校を促し、私も購買ボランティアで学校へ行かなければならないため、一緒に家を出ました。

 

歩くと股関節が痛むので、私は一足先に自転車で学校へ。

そして、ボランティアのついでに、息子から聞いた話を担任の先生に伝えることが出来ました。

 

「なるほど、そういうことだったんですね!」

 

息子の成績は普通ぐらいですが、理科に関しては普通よりもずっと良い方だったので、理科の授業に不安の原因があったとは思わなかったようです。

 

「確かに、〇〇君の調子が悪くなるのは、理科の前後でした。

これで納得しました。ありがとうございます。」

先生はそう仰って、その日から、担当外の理科の時間にフォローに入ってくださるようになりました。

 

続いて、購買ルームに通級の先生が来られ、ボランティアの後で懇談してくださることになりました。

 

通級の先生は、息子がついに休んでしまったと誤解していたようで、

「今、〇〇君は自信を失くして、不安なことから逃げたいという気持ちが強くなっているようですが、どんなに不安がっていても、遅れてでもいいから、学校に来させてください。」

と、仰いました。

 

今のところは、本人も学校には行かないといけないと思っているようで、渋々登校しています。

今日は、私が購買ボランティアだったので、早めに一緒に家を出ました。

1時間目の理科が不安なようなので、『理科の先生でも担任の先生でもいいから、『分からない』と伝えたら、だいじょうぶだよ。』と、息子に言っています。」

と、私が言うと、先生は本当にほっとした表情で、

「登校させてくださって、良かった!

一度休んでしまうと、気持ちが前に進めなくなって、休みがちになってしまう子がいます。

〇〇君もそのタイプのような気がします。

サッカーロボを作り始める前から〇〇君の調子が悪かったので、もしかしたら、理論的なことが分からなくて、『自分にサッカーロボを作れるだろうか』と、不安になってしまったのかもしれませんね。

しんどい授業は出られなかったとしても、その他にも学べることがたくさんあるので、学校には頑張って登校させてあげてください。

もし、お母さんが大変でしたら、授業がない時間に私が迎えに行きますので。」

と、仰ってくださいました。

 

さらに、

「調子が悪くなって、通級教室で過ごすことが増えているので、通級教室で授業以外の学習をすることを了承していただけますか。

学力的には遅れることになりますが、〇〇君が自信を持てるようになることを目標に学習させたいと思います。

爪切りも、以前苦手だと仰っていたので、通級でさせてみますね。

他に何か、お母さんから、こういうことをしてほしいということはありますか?」と。

 

「算数がだんだん難しくなってきたみたいです。

図形や分数にも苦戦していますし、文章題は何を聞かれているのか分からない時があります。

あと、手先が不器用なので、プリントをノートに貼るとか、端と端を合わせてプリントを折りたたむということが難しいようです。

そういうことが出来るようになってほしいと思っています。」

と、お願いしました。

 

最後に先生は、

「この不安を乗り越えることが出来たら一番いいのですが、もし、このまま授業を受けられないことが増えるようであれば、支援学級のことも考えた方がいいかもしれません。

中学生になると教科ごとに先生が代わるので、もちろん意思疎通はしっかり行いますが、先生によってどこまで対応してもらえるか分かりません。

〇〇君にとって、一番いい方法を考えていきたいと思っています。

とにかく、今は、〇〇君の不安をなくすことに力を尽くしましょう。

不安の一番の原因は、『自分に自信が持てない』ことだと思います。

〇〇君の小さな変化も認めて、ほめてあげてください。

お母さん、一緒に頑張りましょう!」

 

ボランティアのついでに一声かけさせていただいただけで、先生方はすぐに動いてくださいました。

その日から1週間、担任の先生が理科の時間に息子のフォローに入ってくださることになり、息子が授業を抜けることがなくなりました。

 

水曜日の連絡ファイルに、担任の先生は、

「自分の出来ない、出来ないという気持ちに、何度も押しつぶされてしまっているここ最近です。

けど、何度でも立ち上がっていってほしいと思っています。」

と、書いてくださっていました。

 

心から応援してくれる人がいる。

そのことが力になります。

きっと、息子も!

 

さてさて、サッカーロボとは、いったいどんなロボットなのでしょうか?

持って帰ってくるのが楽しみです。 


通級の先生と話して・・・

2017年02月23日 | 日記(息子・小5)

息子の調子がなかなかよくなりません。

 

日曜日の夕方5時を過ぎた頃から、

「明日、学校や。だいじょうぶかな~!?」

と、落ち着かなくなり、歩き回り、ハグしにきたり、時に

「ヴォ~!!」

と、叫んだりします。

 

学校でも、週に数回、授業を抜けて通級教室でリラックスさせていただいているようです。

昨日も、1時間目から、

「なんか調子が悪い。イライラする。」

と言って、通級教室で過ごしていたそうです。

 

通級の先生方(通級の担任と副担任)との懇談があり、

「何が不安なんでしょうね~?」

と、3人で話し合いましたが分かりません。

息子自身も何が不安なのか分かっていないのか、それとも、言葉で説明することが難しいのか、息子から聞き出すことは出来ません。

不安が病的に膨らんいる状態で、そこから不安障害や強迫性障害が起こっているため、薬での回復を待つしかないのかもしれないのですが、不安となる原因を取り除くことが出来るなら、少しでも息子を楽にしてあげられるのですが・・・。

 

第2次成長期に入り、色々悩むことが多くなってくる時期なので、息子は人より不安の増幅が大きいのかもしれません。

未だに異常なほど私にハグしにくる息子に、通級の担任の先生は、母子密着を心配されていました。

体が大人になってきているのに、あまりにも私に依存し過ぎて、母親から離れられなくなってしまうのではないかと。

離れようとしたときに、その反動が大きく出ることを心配してくださっていました。

 

病院の先生からも、ハグは1日に10回以内にするようにしてだんだん減らしていくようにと言われていますが、現状では、

「そんなん言ってる場合じゃないねん!」

と、息子が訴えるほど、そうしなければ不安を抑えることが出来ないし、学校にも登校する力が出ないという状態なのです。

 

私は、息子が小さい頃に「3分の2ずつ成長していくつもりで見守ってください」と言われたこともあり、息子の凹の部分はまだ8歳ぐらいなのかなという思いがあって、体は大きくてもまだまだ幼いという感覚でいました。

まだ一緒に川の字で寝ていて、中学生になったらさすがに自分の部屋で寝るように息子には言い聞かせているのですが、「それでは遅い」と言われました。

 

中学生の壁は、息子にとって相当高いものになるので、「中学生になったら」というのは出来るだけ減らした方がいいのだそうです。

「中学生になったら」と思っていることを「6年生から」に変えて、身の回りのことが出来るように、また、自分の部屋で一人で寝られるようにした方がいいとも言われました。

「すぐにはうまくいかないし、色んなことが一度に出来るわけではないので、1年かけて、中学校に通う不安を出来るだけ少なくしてあげましょう」と。

 

そうしてあげたい、とは、思うのです。

息子のことを真剣に考え、力を尽くしてくださる先生方に感謝していますが、昨日は、「でも・・・」という気持ちでいっぱいになってしまいました。

 

不安で頭がいっぱいになって、体調まで悪くなってしまう息子に、私は何が出来るでしょう・・・。

 

さらに、先生は、

「もしかしたら、という私の考えなのですが、サッカーが、〇〇君の心を不安定にしているんじゃないでしょうか?」

と、言われました。

 

「サッカーが大好きで頑張りたいという気持ちと、運動が人より苦手な〇〇君なので、サッカーなんて無理だ、やめたいというという気持ちが、〇〇君の中で常に戦っている状態なのではないでしょうか?」 

「サッカークラブをやめることになったので、『自分には、ここしかサッカーする場所がないんや』と言って、6年生からスクールを週2回に増やしたいと言っていますが・・・。」

 

「そうですか。不安ですね。。。

〇〇君は、自分ではこういう風にプレーしたいと思っているのに、うまく出来ない。

うまく出来なくても、ちょっとずつ上達していくのを楽しめたらいいけど、〇〇君はこだわりが強くて、思った通りに出来ないと気が済まないから苦しくなるんじゃないかと思うのです。」と。

 

確かに、息子はこだわりが強く、また、0か100かで物事をとらえてしまう傾向があるのでその中間がありません。

いつでも全力を出し切って、それでうまく出来ればいいのですが、出来ないことの方が多いのです。

「まぁ、いいか」とか「仕方がない」という風には考えられないから、苦しくなってしまうのでしょう。

  

通級の時間に、物事をもっと柔軟に考えることを学ぶソーシャルを入れてくださるそうです。

「こういうのもありやな」ということに気付いて、心の角度を広げていってほしいと思っています。

 

ブログを書いているうちに、心が落ち着いてきました。

目先の毎日の目標は、今まで通り「息子の不安をなくす」

そして、未来の目標として「息子の自立」

息子の様子を見ながら教えていけばいい。

伝え続ければ、いずれその時が来れば出来るようになるさ!

 


サッカークラブを退部

2017年02月07日 | 日記(息子・小5)

今日、長い間休部したままになっていたサッカークラブを退部しました。

 

息子がいつか復帰することを希望していたので、ずっとそのままにしていましたが、休部中の会費の返金分を清算することになり、未だ復帰の目途が立たないため退部することになりました。

 

この先、息子が復帰できる状態になれば、再入部すればいいのです。

今の息子の状況では可能性は低いけれど、そう思うことで、クラブ側からの申し出にほっとしました。

私からは、どうしても息子に退部を勧めることは出来ませんでした。

 

どんなにサッカーが好きでも、無理なのでしょうか・・・?

それは、強迫性障害など、不安障害のせい?

心の病気がなければ、発達障害があっても困難を乗り越えられたのでしょうか?

 

中学生になったら、クラブに入ってやっていけるの?

進学は? 就職は?

 

先のことは分かりません。

今を、一日一日を、無事に過ごしていくことが大事なのです。

 

今朝も登校前に30分くらい行き渋りがあり、リスパダールを飲んで、気持ちを落ち着かせて、なんとか学校へと送り出しました。

「何か心配なことある?」と、聞いても、

「分からん? 分からんけど、だいじょうぶかなぁ?って思ってしまうねん。」と。

 

息子は何を不安に思っているのでしょう?

担任の先生に学校での息子の様子を問い合わせたところ、普通に見えて、楽しそうに笑顔が見られる時もある、とのことでした。

いつものことですが、学校へ行けば、何かのスイッチが入るのでしょうか?

 

心配しても何も変わりません。

未来が見えないなら、想像もつかない未来が待っているということでしょう。

すぐ先の未来は分からなくても、ずっと先の未来は幸せであるはずです!

 

サッカークラブを退部して、戻ってきた3万円。

さてさて、心配よりも、このお金の有意義な使い方を考えることにしましょう!


おみやげいっぱい社会見学

2017年02月04日 | 日記(息子・小5)

社会見学から帰って来た息子は、インクの匂いでいっぱいでした。

朝日新聞社で夕刊を作っているところを見学させてもらったらしく、ハグしに来た息子の髪にも服にもインクの匂いが染みついていました。

 

息子がまず得意そうに私に見せたのは、インスタントラーメン発明記念館で作った「オリジナルのカップヌードル」でした。

 

カップラーメンが潰れないように空気のショルダーバックに入っていて、ばあばに見せるまでは開けないそうです。

カップには、息子の好きなアニメの「鷹の爪」のキャラクターとセリフが書かれています。

カレーベースのカップラーメンに、エビや卵や肉の他、キムチやチーズなど、普段息子があまり得意としない具材まで入れたそうで、いったいどんなお味になっているのでしょう。

おいしいのかな・・・? いや、おいしいはず!!

 

朝日新聞社では、出来立てほやほやの夕刊の他、その日の小学生新聞、それになんといっても、新聞社の前で撮った息子のクラスの集合写真を大きく載せた「朝日新聞社見学記念新聞」をいただきました。

子ども達が見学している間に作ってくださったそうで、これは、記念になります!

しかも、新聞がくしゃくしゃにならないようにクリアファイル付きで、ボールペンや缶バッチと一緒にドラえもんのビニール袋に入れて持って帰ってきました。

 

どちらの会社からも「探検ツアー」などの冊子をいただきましたが、息子の興味があるのは「マイカップヌードル」だけ

新聞を含めて他のものは、全て放ったらかしになっています。

 

息子に感想を聞いたところ、

「ず~っとマスクせんなあかんかったから、しんどかった!」

と、言っていました。

 

社会見学中にも具合が悪くなった児童が何人か途中で帰ることになり、息子の隣のクラスはとうとう学級閉鎖になってしまいました。

インフルエンザが流行り、残念なことになってしまった子ども達がたくさんいる中で、社会見学から帰って来た息子の表情はとても晴れ晴れとしていました。

 

頑張って行って、良かったね!!


交換日記で伝える

2017年02月02日 | 日記(息子・小5)

今日は、息子達5年生の社会見学です。

朝日新聞社とインスタントラーメン発明記念館を見学するそうで、朝7時に学校に集合。

息子は、前日にばっちり準備をして、いつもより1時間早く寝ました。

そして、1時間早く起きて、6時40分に家を出ました。

 

・・・出ました、が、息子は何度も家に戻って来ました。

「鉛筆入ってる?」

「プリント入ってる?」

何度も確認済みなのに、泣きそうなくらい不安な顔をして私に尋ね、ぎゅ~とはぐして、もう1回タッチして、それからまた出発するのです。

 

息子のあんな顔を見たら、切なくてたまらなくなります。

学校ではインフルエンザが流行っていて、近所の同じクラスの子も、小さな頃からよく遊びに来てくれる子も、バスの隣に座るはずの子も欠席です。

〇〇も休ませても・・・という気持ちを封印して、息子を送り出します。

 

ここで休ませたら、学校に行けなくなるかもしれない。

行けば、楽しい思い出を作れるかもしれない。

祈るような気持ちで、今日も送り出しました。

 

さて、息子と続けている交換日記ですが、息子が書くのはほぼ1行。

まぁ、だから続いているのかもしれません。

 

一昨日、息子に腹立つ気持ちを交換日記に書くように勧めたところ、書いていました!

 

1/31 次のスクール、プレーで暴れまっくたるわーー!!!

    !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 

 

25のは、息子の怒りの表れでしょうか。

意外なことに、スクールに対してはそれだけで、その後に、学校の先生の名前を連ね、最後に、

全員の先生がなまいきやーー!!!

と、書いていました。

 

交換日記で気を付けていることは、どんなことを書いても、書かないときでも叱らない、ということです。

元々、ハグを卒業して、言葉で気持ちを伝えられるようになることを目指して始めた交換日記です。

なので、負担ではなく、息子にはプラスのイメージを持ってほしいと思っています。

 

そして、なかなか口では分かってもらえないことを伝える手段でもあります。

聞くことが苦手な息子に、ましてや興奮している時など、どこまで理解してもらえているのか分かりません。

その点、書いた言葉は、じっくりと考えながら読んでもらうことが出来ます。

理解できなくても、「そういうこと書いてたな~」ぐらいは思ってもらえると思うのです。

 

昨日私が書いた日記には、こう記しておきました。

 

腹が立つことがいっぱいみたいやね。

〇〇の気持ちが落ち着かないから、気持ちがMAXになりやすいのかもしれません。

腹が立つのも程度は色々で、一番腹を立てないといけない時はどんな時か考えてみよう。

ママやったら、〇〇とか自分の大事な人が傷付けられた時かな。

それはどうしても許せないことやけど、他の腹立つことは、心の中で、

「も~!」とか、「くそ~!」とか、思うくらいです。

全部にMAXで腹を立てたら、心が壊れてしまいます。

それに、腹を立てるより大切なことは、その嫌なことにどう対しょするかです。

もちろん、いかりを表すことも大事という時もあります。

その場合も、暴力と暴言はダメ。

事態がもっと悪くなって、ややこしくなるからです。

〇〇の気持ちをコントロールするだけでいい時は、数を数えたり、その場を離れたり、

また、日記に腹立つ気持ちを書きなぐったらいいと思うよ!

 

ちなみに、「なまいき」とは、自分の年や立場がつり合っていないような、

えらそうなことを言ったりしたりすることです。

年上の人や、先生やコーチなどお世話になっている人には言うはずのない言葉だから、

日記の中だけにしてね!

 


サッカースクールでトラブル

2017年02月01日 | 日記(息子・小5)

息子はサッカークラブに復帰を望んでいるものの、未だに不安が強く医師からストップがかかっている状態で、週に1回、放課後に小学校の運動場で行われているサッカースクールのみ参加しています。

そのサッカースクールで、昨日、息子はコーチに腹を立て、ゴールに見立てたコーンとコーンの間に渡している棒(バー?)を蹴っ飛ばし、破損させてしまったようです。

 

ミニゲームをしていて、その中にコーチが入ってきて、コーチがゴールを決めたから自分のチームが負けてしまった、ということのようですが、息子は、

「コーチがゴール決めるなんてなしや!」

「(バーを蹴ったのは)それぐらい腹が立ったってことや!」

「(息子のチームの)みんなも怒ってた!」

と、家に帰って来てからもまだ興奮している様子で、泣きながらバーを壊してもさも当然というようにまくしたてるのです。

 

「ちょっと待って! 

どんな腹立つことがあっても、暴力と暴言はあかんって言ったよな。

みんな怒ってるって、みんなも物蹴って壊してたんか?」

と、私が言うと、

「壊してない。

暴力はあかんの分かってるけど、腹が立ったら、その瞬間怒りMAXで止められへんねん。」と。

 

「止めんなあかん!」

「どうやって? そんなん無理!」

「腹が立ったら、まず深呼吸や。

数を数えるとか。6秒経つと、わ~っとなった怒りはおさまるらしいで。

それか、その場を離れるか・・・」

「じゃあ、すぐ帰ったらいいんか!?」

 

ミニゲームに負けたせいなのか、悔しくて悔しくてたまらない様子なので、

「とりあえず、お風呂に入って気持ちを切り替えよう。」

と、風呂に入らせました。

 

その間に、私自身も考えを巡らせます。

恐らく、壊れるとは思ってなくてバーを蹴ってしまったんだろうけど、そこまでコーチに腹立てるようなことなのかと理解できません。

ミニゲームにコーチが入って、こういう風にするんだよ、されてしまうよ・・・という指導じゃなかったのか?

でも、〇〇にとっては真剣勝負で、コーチがゴールするなんて予測外の出来事で許せなかったのか?

息子が勝ち負けにこだわりすぎるのか?

 

風呂から上がって、夕食の後、

「大人になったらな、腹立つことなんかいっぱいあるで~。」

と、話をしました。

 

「自分が全く悪くないときでも、嫌なことを言われて腹立つこともある。

それでも、暴力なんか振るったら、その時点でこっちが悪くなってしまうから、今のうちに気持ちを抑える方法を考えよう

きっといい方法が見つかると思うよ。

そもそも、そこまで怒らんなあかんことやったんかな~?

腹立つ気持ちを日記に書いてみたら?

文字にすると、気持ちが落ち着くよ。」

 

ここのところ、息子は普段から落ち着かなくて、昨日も、サッカースクールに行く前にレガースの角度を気にしていました。

学校でも、「気持ちがしんどい」と言って、通級の時間以外に通級教室で時間を過ごすことがあるようです。

薬を減らして、頭痛などはなくなったものの、不安は少なくなっていないのかもしれません。

今朝も登校するまでが大変で、リスパダール内服液を飲ませ、何度もハグし、タッチをしながら送り出しました。

 

こうした不安が、息子の怒りに関係しているように思います。

状況を判断するのが苦手な上に、心に余裕がなければ、怒りを爆発させるだけに終わってしまうのでしょう。

だからこそ、怒りの落ち着かせ方を教えてあげることが出来れば・・・と、願うのです。

  


理科の実験

2017年01月28日 | 日記(息子・小5)

金曜日は、小学校のフリー参観でした。

3時間目から5時間目まで自由に参観出来るのですが、理科の実験をするという5時間目を参観しました。

 

さて、実験の内容は、食塩とミョウバンをそれぞれ溶かした水溶液をろ過し(ここまでは前回の授業でやった様子)、

その液を熱して蒸発させるとどうなるかを調べるといったものです。

 

今は、小学校ではアルコールランプは使わないのですね。

実験用の小さなカセットコンロを使っていました。

それと、簡単な実験でも、全員が安全眼鏡(ゴーグル?)を装着していました。

 

女の子の中には安全眼鏡をするのを嫌がっている子がいましたが、男の子はとても嬉しそうで、安全眼鏡が変身アイテムになっていました。

息子も、ウルトラセブンになって、変身した時のポーズがグーだとかパーだとか、班の男の子と盛り上がっていました。

(おいおい、授業中だよ~!)

 

家では電気鍋を使っているので、カセットコンロに馴染みがない息子。

スイッチを回す速度が微妙なのか、なかなか点火出来ないようでした。

 

事前の説明で、「蒸発皿に近付き過ぎると、火傷をしたり大変なことになる場合がある」と指導されていて、子ども達の距離がカセットコンロから遠いこと!

火を消すのも恐る恐るの様子で、見ていて面白かったです。

(もちろん、中には、普段から料理などで火を使うことに慣れているのか、全然動じない子もいましたが。。。)

 

全ての班が実験に成功!

無事に食塩とミョウバンの粒々をとり出せたようです。

 

45分のうち、大半が事前の説明に費やされていたので、実験はあっという間でした。

でも、火を使う実験はこれぐらい慎重に指導していただいて、うちの子にはちょうどいいかもしれません。

 

机に向かったままの授業と違って、観ている方もやはり楽しいですね。

教室の後ろに立って参観しているときは意外に平気だったのですが、その45分の代償でしょうか、夜中に股関節とお尻の辺りが痛んであまり眠れませんでした。

痛みが治まるまで、またしばらくかかりそうです。。。