やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

参加できなかったけど・・・

2016年02月11日 | 読書・読み聞かせ

3学期の小学校での読み聞かせは、ちょうど主人の入院・手術と重なったために参加することができませんでした。

 

今回の読み聞かせの本は、1~3年生までは、

「まるまるまるの本」 エルヴェ・テュレ/作 谷川俊太郎/訳

大型絵本「きょだいなきょだいな」 長谷川摂子/作 降矢なな/絵

2冊とも参加型の絵本です。

 

そして、4~6年の高学年には、

「ディビッドがっこうへいく」 ディビッド・シャノン/作 小川仁央/訳

「おおはくちょうのそら」 手島圭三郎/絵・文

を、読み聞かせすることになりました。

 

子どもは(特に低年齢程)本の世界に入りこんでくれるので、参加型の絵本は、びっくりした仕草や、本の向きと一緒に首を傾げたり、指でなぞったりと、みんなの反応が面白くて楽しいのだけれど、今回、私が一番読みたいと思っていたのは、「おおはくちょうのそら」でした。

病気の子どもを思う白鳥の家族の愛が淡々と描かれていて、手島さんの力強い版画絵とともに、胸に染み入る1冊です。

息子には何度も読み聞かせをしてきた絵本ですが、小学校でも読んでみたかったので残念です。

 

さて、息子が小さな頃は、毎晩のように読み聞かせをしていましたが、息子も大きくなって、

「今日は、もういい。」

「すぐ寝たい!」

と、今では、週に1~2回読む程度になってしまいました。

 

私が選んだ絵本によっては、興味がわかなかったり、物足りなく感じることがあるようで、本を選ぶのが一苦労です。

そこで、最近は、児童向けの小説なんかも読むようになりました。

息子が興味を持った本は、続きを楽しみにしてくれ、1週間~10日ぐらいかけて読んでいます。

 

今、読んでいるのは、「目の見えない子ねこ、どろっぷ」 沢田俊子/文 田中六大/絵 

息子も毎晩楽しみにしてくれています。

 

 

主人公のつぐみは、おとなしくて、自分の考えていることを言えない子。

彼女は、目がつぶれかかった赤ちゃんねこを助けようと、勇気を出して頑張ります。

実話を元に、つぐみとどろっぷ、3匹のねこと、つぐみのお母さん、そして、亡くなったお父さんの思い出をからめ、「生命の力強さ」を感じるお話になっています。

  

これからも、本を通じて色んな世界を知ってもらえたらいいなと思います♪