やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「今でぎりぎり!」

2024年07月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子、全国大会が近くなって、またまた不安が大きくなっているようです。

 

この暑さです。

サッカー部の練習で思うように動けず、練習後は軽い熱中症になっているのか、ますます具合が悪そうです。

 

最近、全国大会の行われる静岡市内で40℃近くまで気温が上がったというニュースが流れていたことも不安を大きくしているのかもしれません。

 

そんな中、昨日は息子のメンタルクリニックの日でした。

 

息子のみのカウンセリングが1時間あり、その後で診察があります。

診察待ちの人達が4列に並んだ長椅子にそれぞれ3~4人座っていて、さらに立って待っている人も数人と、いつもよりクリニックは混み合っていました。

 

息子は、

「(調子が悪い人が)こんなにいるんやな。」

と言っていました。

 

カウンセリング後さらに40分ぐらい過ぎてから、やっと診察の順番が回ってきました。

 

「調子はどうですか?」

と、聞かれ、

「すごく疲れやすいです。

サッカーの練習のせいもあるけど・・・。

基本的には、変わってないと思います。」

と、息子。

 

変わってないということは、不安なままで良くなっていないということです。

さらに疲れが酷くてぐったり・・・。

 

「カウンセリングでは話せた?」

 

「はい。」

 

「このままカウンセリングを続けていきましょう。

薬もこのままで様子を見ましょう。」

 

今回は、全く私に話を振られることもなく、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日6錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

薬のせいなのか疲れのせいなのか、息子は一日の半分以上眠っていて、夜9時頃には眠くなって寝ているのに、朝は9時、10時頃まで起きません。

 

全国大会の一回戦は9時半試合開始と決まったので、私は、リスパダールを1錠減らせば、少しは眠気がましになるのではないかと、先生に相談するつもりでした。

リスパダールなら、調子が悪くても、即効性のある内服液を後から服用できると思ったのです。

 

けれど、事前に息子に聞いたら、

「薬は減らしたくない。」

「今でぎりぎり!」

と。

今飲んでる薬で、息子は、ぎりぎり不安をコントロールしながら頑張っているようです。

 

明日から一週間、単位認定試験が始まります。

 

昨年は、試験期間中に全国大会に出発しなければならなかったので、試験を繰り上げて受験し、次の日にヘロヘロ状態で出発という感じでしたが、今年は、試験後出発まで一週間の猶予があります。

 

それだけでも良かった!

 

息子から不安をなくすことはできないだろうけど、体調を整え、息子なりに全国大会を楽しんでほしいものです。

 

 

 


カウンセリング再開

2024年06月30日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

この数週間、私が体調を崩しておりまして、もう落ち着いてはいるのですが、そのために実家の弟の様子をしばらく見に行けなかったので、私は実家に行くことにして、主人に息子の病院の付き添いをお願いしました。

 

「父ちゃんは、先生に何も言えへん。」

と、息子から聞いていたので、例によって紙に書いて先生に渡してもらいました。

 

・電車で調子が悪くなる。

・外出すると情報量が多くてイライラして、人に危害を加えそうで不安になる。

・朝方、大きな声で叫ぶことがよくある。(本人は覚えていない)

  叫び声や、「何でそんなこと言うねん?」「入れてって言ってるやろ!」等

・過緊張が続いてしんどい。

・今年も定時制通信制サッカーの全国大会に出場することになったが、少しの外出ですごく疲れるので心配。

 

「先生、何か言ってた?」

と、主人に聞くと、

「別になんも。」

と。

 

「紙、渡してくれた?」

 

「渡した。

このまま様子を見ましょう、って感じ。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日6錠まで」を処方され、次の診察も3週間後です。

 

今回からカウンセリングが復活したので、息子に、

「カウンセリング、どうやった?」

と、聞くと、

「疲れた!

また一から話さんとあかんから、すごく疲れた。」

と・・・。

 

どうやら、心理士さんは女性の方らしいです。

 

息子は、大きな声や、威圧的に感じる声は苦手で、相手にその気は全くなくても調子が悪くなることがあります。

しばらくカウンセリングをやめることになったのは、心理士の先生が男の先生に変わって数回経った頃だったので、もしかするとそういうことも関係しているのかなぁと思っていました。

 

息子は、その日はぐったりして早々に眠り、翌日の今日も疲れが取れないでいます。

 

今週、木曜日にサッカー部の練習があるので、それまでに回復すればOKでしょう!

 

 

 


カウンセリングを予約する

2024年06月11日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

8日は、息子のメンタルクリニックに行ってきました。

 

「調子はどうですか?」

と、聞かれ、

「2日に試合があって、半日かかったんですけど、その後、疲れが取れなくて何もできなくなって、強迫症状も強くなってる感じです。」

というようなことを、息子は答えていました。

 

「レクサプロを増やしてまだ2週間ですしね。

遅効性なので、もう少し様子をみましょう。

お天気が不安定なのも関係してるかもしれませんしね。

次は何週間後にしますか?」

と、先生。

 

「あの~、カウンセリングを予約したくて、それに合わせて診察日を決めようかと・・・。」

と、私が言うと、

「そうでしたね。

では、受付で予約を取ってください。

それに合わせてお薬を出しますね。」

と、言われました。

 

受付で、カウンセリングは何曜日にするのか聞かれ、月水金は学校に行く可能性があるし、火木は部活があるかもしれないということで、土曜日に決めました。

 

3週間後に予約を取り、薬は変わらず、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日6錠まで」を処方されました。

 

もう一度カウンセリングを受けようと決めたのは、今の状況を脱したいという息子の思いなのでしょう。

 

息子の小さい頃と違って、カウンセリングに私の時間はないかもしれません。

 

どうか息子と相性の良い先生でありますように・・・。

 

 

 


レクサプロを2錠に増やす

2024年05月25日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうですか?」

と、聞かれ、息子は、

「調子は、あんまり良くないです。

確認行為も増えてきて・・・。

脂肪肝だったので、レクサプロを増やしたいです。

それと、カウンセリングを受けようかと思っています。」

と、答えました。

 

息子の血液検査の結果、ALTが74と、少し高めであったため、薬を増やすのを延期していて、近所の総合病院で肝臓の検査をしてきました。

 

血液検査やCT検査の結果、脂肪肝になりかけかどうかというぐらいのようで、肝炎などの心配も全くなく、CT検査で分かる腹部の他の臓器も異常はなく、薬を増やしてもだいじょうぶだろうということでした。

 

検査結果を先生に見せると、

「では、レクサプロを2錠に増やしましょう。

カウンセリングは、土曜日の先生が6月から来られるので、2週間後に予約を取ってください。

薬を増やすので、診察も2週間後のタイミングがいいと思います。」

と、言われました。

 

「先生、ちょっと気になることがあるのですが、教科書とか、本を読んでいるときに、ここの行を読んでいるのに、全然違う行のことが頭に入ってきて、何が書いてるのか分からなくなり、何度も読み返さないといけないそうなんですが・・・。」

と、私が言うと、

「あぁ、それは、強迫性障害の症状ですね。

なので、レクサプロは増やした方がいいです。」

と、言われました。

 

息子は、レポート1枚を仕上げることがものすごくしんどいらしく、40分もあればできそうな課題を、4~5回に分け、一日がかりでやっています。

このしんどさは、傍で息子を見ている私にしか分からないかもしれません。

学校に行く日が少なくても、1枚のレポートですごく疲れてしまい、他に何もできないし、全然疲れが取れないのです。

 

レクサプロを2錠に増やし、頓服として飲むエチゾラムも一日の最大の6錠出してもらって、なんとか今を乗り切ろうということになりました。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(2錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日6錠まで」を処方され、次の診察は2週間後です。

 

 

 


調子が悪い

2024年05月09日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

新学期が始まって以来、息子の調子が悪く、5月2日のサッカー部の練習に参加後、

「もう無理かもしれへん・・・。」

と、言い出しました。

 

ミニゲーム中にも、戦う気力が湧かず、頭も体も動かなかったそうです。

 

ゴールデンウィーク中もずっと息子の調子が悪く、大好きなサッカーを1試合観戦する気力もなく、

「誰かに威圧されてる。」

「しんどい。早く病院に行きたい。」

「レクサプロを増やしたい。」

というようなことを言っていました。

 

連休明けの7日、急遽予約を取ってメンタルクリニックへ。

 

診察では、

「この5~6年で、全然違うしんどさで、何も出来へんから、レクサプロを2錠に増やしてほしいけど、なんかの数値が悪くて・・・」

と、息子が私の顔を見たので、

「あんまりしんどそうなので、内科的にどこか悪いのかなと思って、近所の病院に行って、血液検査をしてもらったのですが、「ALT」だけが基準値より少し高く、74あって、肝臓に軽いダメージがあるそうです。

1~2か月後にもう一度検査して、ずっと高いようであれば、詳しく検査する病院を紹介するって言われたのですけど・・・。」

 

「そうなんですね。

ASTはどうでしたか?」

 

「ALT以外は全部基準値以内でした。」

 

「ALTが高い可能性としては、薬のせいなのか、脂肪肝なのか・・・。

薬を増やすのは、原因が分かってからの方がいいですね。」

 

「だいぶん先になりそうですけど・・・。」

 

「別の病院に血液検査の結果票を持って行って、エコー検査してもらったら、すぐですよ。

実は、僕も脂肪肝なんですけど、エコー撮ってもらったらすぐに分かりました。コントラストでね。

肝炎で体がだるくなっているという可能性もあるので、ぜひ、検査して、結果を教えてください。」

 

レクサプロを2錠に増やしてもらおうと思って受診を早めたのですが、いつも通り「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.5錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は2週間後になりました。

 

メンタルクリニックじゃなく、総合病院だと、こんなとき、すぐに検査してもらえるのかな?

紹介状を書いてもらえるわけでもなく(家から遠いクリニックなので逆に不便かもしれませんが…)、なるべく早く家の近くの病院で検査してもらおうと思います。

 

 


薬を変える?それとも増やす?

2024年04月14日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

13日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょう?」

と、聞かれ、息子は、

「調子が悪くなって、デパス(エチゾラム錠)を飲んで落ち着いてやりたいことをしようと思っていても、がくっと力が抜けて寝るしかないときがあります。」

というようなことを言っていました。

 

「薬を変えてみましょうか?

もう少し効き目の優しいソラナックスにしましょうか?」

 

「デパスを飲んでぐっと落ち着くことも多いです。」

 

「デパスは、最強と言っていいくらい効果の強い薬です。

気持ちが落ち着く代わり、眠気も強いです。

ソラナックスは、デパスほど不安を鎮める効果はありませんが、その分、眠気もましになると思います。」

 

「う~ん・・・。」

と、考え込む息子。

「薬を変えるのは、今じゃない気がする。」

と・・・。

 

「そうですね。

4月ですしね。

お母さんから見てどうでしょう。」

 

薬を増やしたせいかどうかは分かりませんが、眠ってる時間は長くなりました。

薬の効果より不安が強いのか、今週から学校が始まりましたが、

『お前なんかが来るところと違うって思われてる。』とか、『外に出るのが怖い』と言って、通えませんでした。」

 

「レクサプロを増やしてまだ4週間ですので、効果が出ていないかもしれません。

効き目が出るのに時間がかかる薬なので。

もう少し様子をみましょう。

レクサプロを2錠まで増やすという考え方もあります。」

 

今回は今まで通り「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.5錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

今年度もまた学校に提出する通院証明証を書いてもらいました。

 

ずっと通院しているし、息子の症状が遷延していることを先生方も分かっているはずなのですが、毎年3300円かけて提出しなければなりません。

 

今年度は体育も受講しないし、出席時間の少ない授業ばかり選んでいるので、スクーリングの代替え等は必要ないかもしれないと思いつつ、万が一のことを考えて提出しておこうと思います。

 

 

 


レクサプロを1.5錠に増やす

2024年03月16日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

私は、体調がすっきりせず、思い切って受けた健康診断の結果を聞きに行かなければならなかったので、クリニックには主人が連れて行ってくれました。

 

息子の調子があまり良くないので、薬を増やしてみようかと話をしていて、そのことを含め、息子の様子を書いた紙を先生にお渡しすることにしました。

 

・不安が強くて、母親を何度も傍に呼んでいる。

・大好きなサッカー観戦に行ったときも、「生きてていいのか?」というようなことが頭によぎって離れず、全く試合を観ることが出来なかった。

・本を読んだり、動画を観ているときも、きちんと理解しているか不安になって、ページを戻ったり、巻き戻したりを15回から20回ぐらい繰り返さなくてはならず、ものすごく疲れてしまう。

・レクサプロを1.5錠に増やそうかと考えている。

 

家に帰ってきた主人に「どうやった?」と聞くと、

「『僕も増やした方がいいと思ってたところです。』って。」

と。

 

息子に聞くと、

「強迫症が酷くなってるから、薬を増やした方がいいみたいな感じやった。」

と。

 

他には何も言われなかったようです。

 

レクサプロを0.25錠増やして「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.5錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

進級や進学を迎えるこの時期、いつものことながら息子の調子が一段と悪くなってしまう気がします。

 

 


フラッシュバックに悩まされる

2024年02月19日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

インフルエンザの後遺症なのか、喉がすっきりせず、病院通いが続いています。

ぼそぼそと普通の声は出せるのですが、読み聞かせをするようなちょっと大きめの声はガラガラ声になってしまいます。

声帯はきれいになっているようなので、完治までもう少しだと思います。

 

そんな中での息子のメンタルクリニック。

なかなかブログを更新できずにいますが、通院記録はきちんと残しておこうと思います。

 

「調子はどうでしょう?」

と、先生に聞かれ、息子は、

「最近は、意識して、散歩に行ったり、ジョギングしたり、本を読んだりするようにしてるけど、何もしてなかったときより辛かったときのこととかが頭に浮かぶようになって、しんどくなって、また何もできなくなったりしてます。」

というようなことを言ってました。

 

「辛かったときのことが頭に浮かぶようなきっかけは何でしょう?」

と、聞かれ、息子は首をひねりながら、

「分かりません。」

と・・・。

 

「もしかすると、やっていることをがらっと変えた方がいいかもしれませんね。

例えば、音楽とか、聴いたり、歌ってみたり・・・。

全然違うことをやって、フラッシュバックが出ないか色々試してみるのもいいと思いますよ。」

 

「トラウマやフラッシュバックはなくなるものじゃないって分かってるから、うまく対処できるようになろうとは思ってます。」

 

「おっしゃる通りなくなるものじゃないです。

私も、46年生きていて、フラッシュバックになるようなトラウマを持っています。

言い方は悪いけど、『臭いものにふた』をしてやり過ごしています。

トラウマの威力はすごいので、対処しようとするより、避けた方がいいですよ。」

 

息子は、じっと考え込むように聞いていました。

 

「お母さんから見て、どうでしょう?」

 

「とにかくしんどそうです。

『小学校や中学校のときのことを思い出して苦しくなる』と言ってました。

色々考えて疲れてしまうのか、夜9時、10時にはぐったりして寝てしまうのですが、朝起きるのも9時、10時で、毎日12時間ぐらい寝てます。

それと、『サッカーの練習や試合の後、毎回のように、もうやめようって思ってる』と聞いたので、『いつでもやめたらいいんやで』って、私は言ってるんですけど、『サッカーが出来るのはあと一年しかないから、やめるのはもったいない』って、言ってます。」

 

「そうですね、やめるのはいつでもやめられますからね。

レクサプロとか、今、飲んでるお薬はフラッシュバックを止めるお薬です。

量を増やすということも考えてみようと思いますが、今まで不整脈とか出たことはありますか?」

 

「ここ以外、ほとんど病院に行ったことがなくて、診てもらったことがないのですが、小学5年生のときにあんまり胸が苦しくなるので、大きな病院で検査をしてもらったことがあります。

そのときの検査では異常ありませんでした。」

 

「不整脈とかがあると薬を増やせないので、お聞きしました。

出来るだけ増やしたくはありませんが・・・。」

 

「確かに、薬を増やすと、増やす前よりは楽にはなってるけど、もうちょっとこのままでいいです。」

と、息子。

 

「では、このままで様子を見ましょう。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

息子は、本当は、サッカーをすることから離れた方が楽になれるのでしょう。

 

小学5年生のときに入った地元のサッカークラブ。

幼稚園の頃からサッカーしている子達と混じって、息子がいきなり同じように走れるわけもなく、タイム走で随分苦しみました。

たった2ヶ月でクラブチームをやめることになりましたが、その後、息子はフラッシュバックが起きて調子が悪くなることが続きました。

 

今でも走ると調子が悪くなることが多く、それでも息子は、短い時間ながら走ろうとしています。

 

「セレッソ大阪を応援する方に専念してみてもいいんとちゃう?」

と、息子に声をかけたこともありますが、今は、息子が頑張りたいと思うことを応援しようと思っています。

 

 


考え続けてしまうようです

2024年01月21日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

インフルエンザの熱が下がってからも、ずっと咳が続いて、どんどんひどくなって、再び受診したら気管支炎になっていました。

 

人にはうつらない咳だと言われたものの、このご時世、人の目も気になるし、突然咳き込んで止まらなくなるので辛かったのですが、ようやく復活!

 

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でしたが、体調不良で長い間実家の弟の様子を見に行くことが出来なかったので、私は実家に帰ることにして、主人に息子を病院に連れて行ってもらうことになりました。

 

「どうやった?」

と、主人に聞くと、

「ポジティブに~みたいな感じで、いつもと一緒!」

と・・・。

 

息子に聞くと、

「『認識するのがしんどくて、何をしたらいいかとか、どうすればいいかとか、自分が好きなことは何かとか、それで誰かを傷付けたりせえへんかとか、ずっと考え続けてるからしんどくて、一日ぐらい何も考えずに休みたい。』

ってことを言ったら、

『ずっと考え続けてるから、一日ぐらい考えなくてもだいじょうぶ。

って言われた。」

と・・・。

 

「みんな、思ってるより何も考えてへんで。」

と、私。

 

「みんなは何も考えずに普通にやってることでも、自分が何も考えずに何かしたら、やらかしたり、人を傷付けてしまうから・・・。」

と、息子。

 

「だいじょうぶやで。

人を傷付けたくないって気持ちがある人は、失敗はあっても、そうそう人を傷付けたりはせえへん。

考えなくてもだいじょうぶって言われても、気になって不安で考えてしまうから問題やねんけどな~。」

と、私。

 

年末年始はこのままの薬でいきましょう、と先生に言われていたので、薬の変更があるのかもと思っていましたが、いつも通り、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠のみ30日分0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は5週間後になりました。

 

25日から単位認定試験が始まりますが、息子は、すでに元旦からずっと不安だったみたいで、本当の意味でゆっくりすることはできなかったようです。

 

電車に乗ったり、人とすれ違ったり、教室に入って座席に付いたり・・・。

試験の成績云々で不安になるならともかく、そこに自分が存在して、何かをすることで誰かを傷付けたりしないかという不安。

 

そんなこと考えなくていいのに、純粋に何かをするために、学んだりサッカーをすることに息子の気力を費やせたらいいのに・・・。

 


対人過敏

2023年12月26日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

「調子はどうでしょうか?」

と、先生に聞かれ、

「部活とか授業とか頑張って終了したのに、『頑張らんなあかん』って緊張してる状態がずっと続いたままで、しんどくて限界で、叫んでしまいそうな感じです。」

というようなことを、息子は言っていました。

 

先生は、それをカシャカシャとパソコンに打ち込みながら、

「お母さんから見てどうでしょうか?」

と、私に聞きました。

 

「この数日は特に不安が強くて、『こっち来て!』『傍におって!』と、何度も言ってくるし、お風呂に入っているときさえドアの傍で待っててほしいという感じでした。

それと、サッカーの試合をしているときに、チームメイトがみんな自分に見えて、何か言ってくるみたいなことを言っていました。」

と、私が言うと、

「何か言ってくるわけじゃない!

自分が他の10人になって自分を見てるというか、うまく言われへんけど、『これでいいのか?』って威圧されてる感じ・・・。」

と、息子は言いました。

 

「そういうことってあるのでしょうか?」

と、私が先生に聞くと、

「私も、そういうケースは初めて聞いたのですが、被害妄想的な感じなのか、統合失調症的な感じなのか・・・、統合失調症だと、例えば、両親は本当の親じゃなくて、見張られていて・・・などと言われる方もいらっしゃいますが、彼は統合失調症の感じではないと思います。

いずれにしろ、今飲んでいるリスパダールやレクサプロは、そのどちらにもというか、幻聴や不安など幅広く対応しているお薬です。」

 

「この子には、薬が効かないということでしょうか?」

 

「いえ、原因が薬で対応できないところにあるのだと思います。

感覚過敏の対人過敏ではないでしょうか。

実は、感覚過敏のお薬は存在しないのです。

薬で治るものなら、感覚過敏の人はどんどん減っているはずですよね。

安心できる環境で、自分に合った生き方を見つけていくことが大事です。」

 

年末年始をはさんでクリニックが休みになるので、薬はそのまま変えずに、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.25錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

息子は、小さい頃から、聴覚、味覚、触覚と感覚過敏に悩まされてきました。

感覚過敏には、対人過敏というのもあるのですね。

 

広汎性発達性障害の特性からトラブルになることが多く、人から叱責されたり、バカにされるようなこともあったりして、息子は人と関わるのが不安で怖くなってしまったのだと思っていました。

 

それもトラウマ的に不安の原因になっているとは思いますが、一緒にサッカーをしているチームメイト10人が、それぞれ自分のことをどう思っているのか、そして、「自分はこの対応で間違っていないのか?」と常に意識しながら動いているわけですから、それは緊張するし、疲れるはずです。

 

電車に乗っていても、教室で授業を受けていても、ああ本当に辛かったんだなと、今更ながら再認識しました。

 

息子には、「他人本位じゃなく、自分本位で生きたらええんやで。人にどう思われるかじゃなく、どう生きていくかの方が大事やで」と、よく言い聞かせていたのですが、感覚過敏となると、自分の意志とは別で、自分ではどうしようもないところがあるのです。

 

「もう一回、カウンセリング受けてみいひん?」

と、息子に聞くと、

「いや、疲れるからいい。」

と・・・。

 

「そやなぁ。

今は部活優先で、受けたくなったらでいいか~。」

 

まずは、一ヶ月間のお休みを、親子でゆっくり過ごしましょうか・・・。