息子の定時制通信制サッカー大会出場のために、私は開会式の行われる先月28日から静岡県に来ていました。
お留守番をしている愛猫の我愛羅の様子を確認するために、我愛羅が一番長く過ごしている掃き出しの窓のある和室に「tapo」というペットカメラを設置しています。
設置といっても、天井に穴をあける道具がないため、テレビ台に置いているだけですが・・・。
こんな感じで24時間ライブ視聴して、画像や映像として残しておくことが出来ます。
29日、主人は我愛羅にご飯をあげ、朝7時頃に家を出発しました。
しばらくカリカリだけになるので、我愛羅にチュールや煮干しなどのおやつもたっぷり与えたそうです。
そのせいでしょうか、主人の出発直前に、我愛羅が吐き戻したそうです。
元々、我愛羅はお腹が空きすぎて食べたときにはすぐ吐き戻す子なので、主人からそう聞いても、あまり心配はしていませんでした。
ところが、我愛羅が全くtapo(ペットカメラ)に映らないのです!
tapoは、水平方向360°、上下方向114°首振りをして見渡すことが出来るのですが、見渡せる範囲に我愛羅はいません。
和室内に、2ヶ所、我愛羅が吐いたと思われる痕があるだけです。
内蔵マイク・スピーカーを通して、こちらから「我愛羅!我愛羅!」と呼びかけましたが、我愛羅の返事は聞こえてきませんでした。
吐いた物がある部屋に入るのが嫌なのか?
別の場所で寝ているだけだと思うけど・・・。
もしかすると、最近うちに来るようになった野良ネコちゃんと何かあったのか?
我愛羅は、野良ネコちゃんが来ると、いつも激しくにゃんにゃん鳴きます。
窓が閉まっているので接触はあり得ませんが、窓越しにも会いたくないとか・・・?
心配すると、きりがありません。
この日、全国大会初戦で、ぎりぎりのところで頑張っている息子を応援しなければなりません。
息子を応援しながら、時々tapoを観るのですが、我愛羅は全然映りませんでした。
試合が終わって、息子達と別れてからは、ずっとtapoを見続けていました。
たとえ、何か異変が映ったとしても、すぐに駆け付けてやれるわけではないのに・・・。
tapoには動きを検知して通知する機能があります。
なので、カメラが動きを捉えるとすぐに分かるのですが、何度もカメラを動かして我愛羅を探さずにはいられなかったのです。
夕暮れ時は、我愛羅が家じゅうの窓の見守りをするとき。
それなのに、一度も和室に来ないなんておかしい!
主人は、我愛羅がtapoに映らなければ、明日起きたらすぐに帰ると言い出しました。
その頃、息子からは財布がなくなったと連絡があり、LINEでやり取りをしていました。
財布には14000円程入っているらしいですが、忘れてきたと思われる銭湯に確認して、なかったら仕方がないと思っていました。
息子からもしばらく連絡が途絶え、ただただ祈るばかりの時間・・・。
9時過ぎ、息子から、
「見つかった!」
と、連絡がありました。
そして、我愛羅も・・・!
この後、我愛羅は頻繁にパトロールを繰り返していました。
そして、翌日は、いつものように和室に我愛羅の姿が映っていました。