昨日、林間学校から帰って来た息子の第一声は、
「金曜のプール、どうしょう・・・。」でした。
息子にとっては、「プール」も不安材料の一つです。
でも、なぜ、今? 「ただいま~」ではなく・・・。
私にしたら、まずは臨海学校の話を聞きたいのに、息子の頭の中は、明後日のプールに対する不安でいっぱいのようです。
「あ~」とか、「あかん、あかん・・・」と言いながら、私にハグしにくるのです。
土砂降りの中を帰って来たので、とりあえずお風呂に入らせ、
「後片付けまで、臨海学校やからな。洗濯物出してよ!」
と、カバンから洗濯物などを出すように促しましたが、
「ちょっと待って! あかんねん。今は無理やねん・・・。」
と、泣きそうな顔をしています。
「プールは明後日やろ。今から心配してもしゃ~ないやん!
それより、臨海のこと教えてよ。何が一番楽しかった?」
「カヌー。」
「いかだは?」
「8人で乗った。チューブがしぼんできて、沈みそうで怖かった。」
行きも帰りも、土砂降りの中をバスに乗っていましたが、淡輪では、小雨が降る程度で時々日が差すこともあったそうです。
昨夜のキャンプファイヤーも無事に行い、息子達は、奇跡的に全プログラムを体験して帰ってきました。
青い空、眩しい海!とはいきませんでしたが、照りつける暑さもなく、カヌーやいかだに乗るには、ちょうどいいお天気だったのかもしれません。
息子から臨海学校の話を聞き出せたのは、それだけです。
「あ~」とか「うぉ~」とか言いながらぐずぐずしているので、私は用事をしながら無視していると、荷物を片付けもせずに2階に上がってしまいました。
しばらく叫び声が聞こえてましたが、静かになったので見に行くと、寝室で眠ってしまっていました。
まだ夕方の5時半。
深い深い眠りに落ちて、夕食時に何度も声をかけましたが起きる様子もなく、そのまま朝まで眠り続けました。
よっぽど疲れたんやね。
よく頑張ってきたね。。。
こちらは、何かあったら淡輪まで行く覚悟で待っていましたが、先生からの連絡はなく、不穏時に飲むためのリスパダールも一つも服用せずに持って帰ってきました。
友達と一緒に楽しく頑張ってきたのでしょうが、多分、たくさんの無理をしてきたのだと思います。
家に帰って来て、溜まったもやもやが溢れだしてしまったのでしょうか。
ぐっすり寝て、元気になって・・・と、思っていましたが、翌朝起きた息子は、
「明日、プールある・・・。」と、やっぱり不安な様子。
食事も着替えもなかなか進まず、ハグばっかりしにくる息子に、
「今日は、プールないから、今から心配せんでもええやん。」と、薬を飲ませ、
「友達に会ったら、元気になるよ!」と、送り出します。
いったい、いつまで続くのでしょう。。。