やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

ルヴァンカップ決勝観戦

2022年10月26日 | 旅行

セレッソ大阪がルヴァンカップ、もしくは天皇杯の決勝まで勝ち進んだ場合、どちらか一つは応援に連れて行ってあげると息子と約束していたのですが、セレッソ大阪、なんとルヴァンカップで勝ち進みました。

 

3年前に神戸に一度アウェー観戦に行ったものの、泊りの旅行は4年ぶりでしょうか?

 

学校まで電車に乗るのが怖いと言っている息子。

新幹線に乗るために新大阪に出るにも、登校するよりさらに電車を乗り継がなくてはなりません。

 

「怖いけど、行きたい!

 

これは、国立競技場に行くしかありません!

期待していた全国旅行支援は11月からということで利用出来ずにがっかりしましたが、いざ東京へ!

 

タイトルを懸けた決勝戦に立ち会いたいという強い思いとは裏腹に、息子の調子は出発前から悪くなってしまいました。

 

最寄り駅までは車で行くのですが、タイヤ近くにクモがいたようで、息子は車にひかれないようにクモを逃がそうとして、見失ってしまったようです。

 

そのため、

「クモが死んでしまったかもしれない。」

「僕が何もせえへんかった方が、うまく逃げられたかも・・・。」

と、東京に着くまでずっとふさぎ込んだ状態でした。

 

けれど、国立競技場に近づくにつれセレッソ大阪とサンフレッチェ広島のサポーターが増え続ける中で、息子の調子もどんどん上がっていきました。

 

 

スタジアムには1時間半ぐらい前に到着しましたが、ゴール裏にはすでにたくさんのサポーターが集まっていました。

私達の席は、ゴール裏に近いバックスタンド。

ゴール裏のみ声出し応援可能な試合だったので、セレサポの応援を間近に感じました。

 

 

 

コロナ禍で拍手による応援が進化し、その上今回はスタジアムに生のチャントが響きます。

 

ああ、やっぱりこの空間が好きだな・・・。

 

ファイナルを戦うサンフレッチェ広島とは、今期3回対戦して3回とも負けているそうです。

だからこそ、リベンジの思いが強い!

 

試合は、後半8分に加藤陸次樹選手が先制ゴールを決めたものの、マテイ ヨニッチ選手が一発レッド退場してからは耐え忍ぶ展開になりました。

 

アディショナルタイムは、なんと9分!

なんとか持ち堪えて~!!

 

そんな祈りもむなしく、アディショナルタイム6分に鳥海晃司選手にハンドの判定があり、サンフレッチェ広島にPKで1点を献上。

さらに、コーナーキックからピエロス ソティリウ選手にゴールを決められ、1-2と逆転されてしまいました。

 

セレッソ大阪は昨年に続き二年連続の決勝敗退という悔しい結果。

タイトルとは、そう簡単に獲れないものなのですね…。

 

息子、どっと疲れが襲ってきたようです。

15時過ぎに試合が終わったものの、どこにも行く余力は無く、ホテルへ直行しました。

 

次の日は、宿泊した品川区に仮面ライダー龍騎の撮影に使われたという橋があるということで探しに行きました。

ネットで調べた住所を地図アプリを頼りに探しましたが見つからず、またまた息子の調子が悪くなりました。

(諦めて品川駅に戻るバスから橋が見えて、写真は撮れたそうです。)

 

今回のツアーは、スカイツリーでスイーツ、はとバスツアー等様々な体験からどれか一つ選べるオプションが付いていましたが、結局使うことは出来ませんでした。

 

さらに、新幹線は限定列車のため変更できないツアーだったので、出発の15時まで時間を持て余し、品川駅近くの水族館アクアパークで時間をつぶすことになりました。

 

ところが、またまた不都合が・・・。

 

この水族館、音や光で演出されていて、息子にとってはとても居心地が悪かったようです。

「気持ち悪い・・・。」

を連発…。

 

幸い、キラキラでにぎやかなのはエントランスからカフェバー、熱帯魚やクラゲのゾーンだけだったので、イルカのショーを観たぐらいから息子の調子が落ち着いてきました。

 

ショーが始まるまでの30分ぐらい、ゆっくり座って待てたのが良かったのかもしれません。

迫力あるイルカのショーを楽しんだ後は、カワウソを見たり、イグアナとにらめっこしたり、穏やかに過ごすことが出来ました。

 

その後は、我が家を目指して帰るのみ!

 

旅行後3日目となった今も息子の疲れはとれないようです。

 

この旅では、私の「もったいない根性」を封印し、「出来ることをすればいい」と心に言い聞かせ、それが息子にとって休んだり私の腕にしがみつくことだったとしても受け入れようと思いました。

 

ルヴァンカップ決勝を観戦するという目的は十分果たせたので、4年ぶりの旅行は大成功だったと思います。

 

それにしても、エイってとてもユニークなお顔をしているのですね

 

 

 

 

 


ノエビアスタジアムにアウェー観戦

2019年11月24日 | 旅行

昨日は、久々に家族で遠出をしました。

神戸のノエビアスタジアムで行われたヴィッセル神戸VSセレッソ大阪戦にアウェー観戦に行ってきました。

 

昨年の夏休み以来でしょうか、病院以外の所へ息子を連れて遠出をするのは・・・。

素晴らしいお天気で、車中から眺める紅葉もとてもきれいでした。

 

ノエビアスタジアムは3万人規模の球技専用のスタジアムなので、ヤンマースタジアムよりずっとピッチとの距離が近かったです。

 

 

コアなサポーターの応援を横目に、ゴール裏の端の方の列に座って観戦していたのですが、この日は端の方に座っているみなさんもスタンディングで応援をはじめ、股関節が悪くてあまり立っていられない私は人と人との隙間を覗いての観戦になりました。

時々、立ちあがって、イニエスタ選手中心のコンビネーションプレーを観ましたが、今年のホーム(ヤンマースタジアム)開幕戦で戦ったときより、「ボールの回し方がバルサっぽくなってる!」と思いました。

 

セレッソ大阪は攻められるシーンが多くて、残念ながら1-0で負けてしまいました。

あれだけ攻められ続けて1失点に抑えられたのはまずまずか・・・。

リーグ戦の終盤、今期は優勝にも降格にも関係していないため、主人や息子は思った程悔しそうではありませんでした。

 

実は、息子は前日は調子が悪く、ぐずぐずと言いながら夜8時には眠ってしまいました。

当日起きてからも調子は良くなさそうでしたが、「観戦に行きたい!」という気持ちが勝って、デパスを服用しての出発になりました。

 

スタジアム近くの駅まで車で行き、近くの駐車場に車を停めて、4駅電車に乗ってスタジアムに着きました。

その時点でぐったりしていた息子でしたが、コールリーダーの声に合わせて声を出し、みんなと一緒に応援したりチャントを歌っていました。

 

座ったままで試合がよく観れなくても、そんな息子を見ることが出来ただけで、私にとっては十分幸せな時間でした。

 

1時3分キックオフの試合の1時間半前にスタジアムに入ったので、昼食に売店の「から揚げ」「そばめし」を食べましたが、せっかくなので、神戸牛を食べて帰ることにしました。

午後4時までランチオーダーをとっているお店が駅前にあって、ランチ終了の10分前に入って、2200円というとってもリーズナブルなステーキランチをいただきました。

家で食べるお肉とは全然違って、やわらかくておいしかったです。

 

少し無理をしても、こういう日があった方がいい!

またアウェー観戦を兼ねて、プチ旅行に行けたらいいなと願っています。

 


2018年夏、埼玉・東京旅行

2018年09月04日 | 旅行

2学期が始まりました。

と思いきや、2日目から台風のため臨時休校です。

 

さて、8月後半から夏休みの宿題を頑張っていた息子、8月中に全て終了することが出来ました。

そして、9月1日~2日は、夏の旅行へ!

 

「宿題終わらんな、旅行に行かれへんで~!」

と、息子に発破を掛けていたものの、本当に終われるのか冷や冷やしていましたし、息子が宿題を成し遂げた時点で私の方がぐったりしてしまいました。

自分でするより人にさせる方がどれだけ大変か・・・。

 

今年の旅行も、セレッソ大阪のアウェイ観戦になりました。

やはり、大好きなサッカーを観に行く旅行が一番嬉しいようです。

主人と息子の休みが合うのは、お盆前のコンサドーレ札幌戦と夏休み最後の土日(9月に入ってますが)の浦和レッズ戦。

札幌行き程ではないとはいえ埼玉までの旅費もかかりますが、大人になっていく息子とあと何回旅行に行くことが出来るかを考えると無理する価値はあります。

 

とはいえ、私にとっては苦行の旅。

鉄道と徒歩での移動は股関節や足が辛かった!

 

出発からすでに豪雨で鉄道には速度規制がかかり、少しでも早く新大阪に着くようにと地下鉄に乗り換えを余儀なくされました。

東京に着いてからも乗り換えで、とにかく歩く、歩く・・・。 

さらに、埼玉スタジアムは最寄駅から遠い!

 

おまけに雷でキックオフは30分も遅れ、ゴール裏席には屋根もなく、たまに雨が止む時間帯はあったとはいえ、楽しみにしていたスタジアムフードを食べる気力もありませんでした。

しかも、新幹線パックのホテルは温泉も大浴場もありません。

 

それもこれも、ただただ息子の笑顔が見たいがため

 

オスマル選手、ソウザ選手がゴールして、喜びを爆発させる息子を見ると、「良かった~!」と心から思います。

試合も1-2でセレッソ大阪が勝利し、幸せな気分でスタジアムを後にすることが出来ました。

 

 

今回の旅は、新幹線パックで出来るだけ旅費を抑えようとして「こだま」利用です。

そのため滞在時間が短いため、東京に着くと大急ぎで池袋のサンシャイン60展望台に行き、息子のみ「SKYエスケープ~高所恐怖体験~」というVR体験をしました。

本当は「弾丸フライト」というのをやりたかったのですが、3種類あるVRのうち一番待ち時間が短いものしか選べませんでした。

 

その後、サッカー観戦で一日目は終わり、二日目は「日本サッカーミュージアム」へ。

日韓ワールドカップ開催を記念して建てられたミュージアムには、日本代表に関する色んな展示がされていました。

息子は、手に入れたばかりのスマホであれこれ撮影していました。

 

 (円陣向こう側、息子も一緒に)

 

その後、押上にある「fcFA」というサッカー専門店に行き、主人と二人で買い物を楽しんでいました。

 

お店を出て少し歩くとスカイツリーが・・・。

 

 

息子は三度も切符を失くしてしまい、主人は東京駅のコインロッカーの場所が分からなくなるなど色々ありましたが、終わってみればみ~んないい思い出。。。

 

思い出深い夏の旅行となりました。

 

 


セレッソ大阪vsインデペンディエンテ戦

2018年08月10日 | 旅行
スルガ銀行チャンピオンシップを観に行ってきました。
 
ルヴァンカップ王者であるセレッソ大阪が戦うのは、アルゼンチンの強豪クラブでCONMEBOLスダメリカーナ王者のインデペンディエンテ。
 
 
  
クラブで忙しい息子に、今年の夏休みはどこに遊びに行きたいか聞いてみると、「11日のコンサドーレ札幌戦を観に行きたい!」と、言われました。
 
残念ながら北海道旅行をする予算はないので、即却下!
 
 
 
すると、 「インデペンディエンテ戦を観に行きたい!」と。
 
 
 
インデペンディエンテは南米の強豪チームで、サポーターも道頓堀に飛び込んだりする熱い(?)人が多く、息子は興味深々です。
 
なので、電車を乗り継ぎ、長居のヤンマースタジアムまで二人で行ってきました。
 
 
 
実は、息子と二人でサッカーを観に行くのはこれが初めて。
 
いつもは主人の運転する車でスタジアム近くまで行くのですが、平日なので主人は仕事です。
 
8日、19時キックオフ、帰りは21時過ぎてからになるので私には車を運転する自信がありません。(目が悪いので、夜は極力運転を控えています)
 
電車でのんびり旅をすることにしました。(なので、カテゴリーは「旅行」)
 
 
 
ここのところ猛暑続きでしたが、天の恵みかこの日は曇り空で、さらに台風の影響なのか風も吹いていて、とても過ごしやすい一日でした。
 
去年の夏休みに観に行ったエスパルス戦はとにかく暑くて、太陽が沈んだ後も全く涼しくならずに汗だらだらの観戦だったので、これは嬉しい!
 
夕涼みというか、お祭りですね。
 
明太子ソースのかかったからあげやホットドック、それに息子は牛カルビの串焼きなんかも食べていました。
 
スタジアムにはそれぞれのチームを応援するチャントが鳴り響き、あの独特の雰囲気はとてもいいものです。
 
 
 
さて、平日の夜とあって観客数は10035人と多くはありませんが、夏休みなのでちびっ子達がたくさん来ていました。
 
そのちびっ子達が、元気いっぱいに跳びはねながら手拍子したり、タオルマフラーを振り回したり、大声で歌ったり・・・。
 
見ているだけで楽しくなってきます。
 
 
 
息子はというと、あまりに真剣に試合を観ているので、試合中はほとんど話しかけることも出来ませんでした。
 
 
  
試合は、前半28分 、インデペンディエンテのシルビオ・ロメロ選手がゴールキーパーをかわしてゴール!
 
これが決勝点となりました。
 
 
 
セレッソ大阪にとっては、真夏の11連戦の間の試合で、3日前に九州でサガン鳥栖戦、さらにこの試合を終え、3日後には北海道でコンサドーレ札幌戦を戦います。
 
本当のところ、南米の強いチームとの真っ向勝負が観たかったのですが、リーグ戦重視は致し方無いようで、主力選手はほとんどベンチにも入っていませんでした。
 
 
 
とはいえ、やはり、南米の選手はうまいし、早い!
 
それに、ファールを誘う南米らし~い倒れ方も随所に見せてくれました。
 
 
 
インデペンディエンテの選手の疲れが見え始めた後半、セレッソ大阪は交代でソウザ選手が入り、それから攻め込む時間帯があってスタジアムは沸きあがりました。
 
今回はゴール裏に座っていたので、プレーと応援の一体感というのでしょうか、より強く感じることが出来ました。
 
 
 
0-1でセレッソ大阪は負けましたが、試合後のインデペンディエンテの表彰式まで見ました。
 
息子はインデペンディエンテのサポーターの様子をずっと気にしていて、写真を何枚か撮っていました。
 
望遠レンズでははないので、残念ながらあまりよく写っていません。
 
 試合が始まる前、まだ明るい時に撮った写真
 
 
息子は、サッカーの試合はもちろんですが、スタジアムやサポーターにも興味があるみたいです。
 
チームごとに特色があるそうで、夢は「世界のスタジアムでサッカー観戦すること」だとか。。。
 
 

2017年夏 静岡~富士周辺旅行・・・3

2017年08月17日 | 旅行

旅行3日目は、朝から雨が降っていました。

ホテルの展望露店風呂から眺める富士山が素晴らしいと聞いていたので、朝5時からお風呂に行ってみたのですが、見渡せどもやっぱり真っ白。

うっすら山の形すら見えません。

それでも、肌がしっとりしてすべすべになるお湯なので、温泉にはしっかり浸かってきました。

 

河口湖周辺には観光施設が密集していて、目的の「河口湖猿まわし劇場」の第1回公演までの時間に、劇場近くの「綾小路きみまろの店 るりびょうたん」「木ノ花美術館 猫のダヤンミュージアム」にも立ち寄って来ました。

「河口湖猿まわし劇場」では、ホテル割引で優先的に案内してくれ、一番前のほぼ真ん中の席で鑑賞することが出来ました。

 

この日の公演は、ごんた君と圭ちゃんの2匹のお猿さんが交互に出てきて、芸を披露してくれました。

 

棒を飛び越えたり、高~い竹馬に乗ったり、玉乗りしながらジャングルジムに上ったりと、芸もさながらですがお猿さんと調教師である猿まわし芸人さんとの掛け合いが面白く、深い信頼関係を感じてじ~んとさせられる場面もありました。

 

その後、青木ヶ原の「富岳風穴」と「鳴沢氷穴」に行ってきました。

天然記念物に指定されている洞窟で、「富岳風穴」は富士山の溶岩の流れによって生み出された横穴式洞窟なのに、「鳴沢氷穴」は、固まり始めた溶岩内部から噴き出した熱いガスや水蒸気によって生まれた竪穴式洞窟でした

どちらも富士山の雪解け水で冷やされて出来た氷柱や氷の壁があり、とっても寒かったです。

 

「富岳風穴」までは人が少なく並ぶこともなかったのですが、11日は「山の日」でもありこの日からお盆休みに入る方も多いようで、その方達が到着し始めたせいか「鳴沢氷穴」には長蛇の列が出来ていました。

15分程で周遊できるはずが1時間以上もかかりましたが、「鳴沢氷穴」の方が変化に富んでいて歩きにくい分、冒険している感じがあり面白かったです。

 

2時頃に帰宅の途に就いたのですが、お盆の帰省ラッシュの上にまたまた事故渋滞。

「事故渋滞20キロ、170分」と表示されていて、夫は高速道路を降りて一般道を走っていました。

 

11時59分、真夜中に我が家に到着。

「今日中に帰れた~!」と、喜ぶ夫と息子。

 

「運転、お疲れ様でした!」

 


2017年夏 静岡~富士周辺旅行・・・2

2017年08月15日 | 旅行

旅行1日目は、「清水エスパルスvsセレッソ大阪」のサッカー観戦するだけになってしまいました。

息子の希望を叶えて目的は果たせたものの、息子が小学生である最後の旅行をもっと楽しみたいと、2泊目は山梨県の河口湖畔の宿に泊まることにしました。

 

せっかくここまで来たら、富士山を見せてあげたい!

そう思って来たのに、1日目も2日目も全く富士山が見えません。

夏は雲に隠れて富士山が見えにくいとは聞いていましたが、雨が降り出さないか心配なくらいどんよりしたお天気で、富士山は到底望めそうにありませんでした。

 

2日目は、早朝から営業している清水港の海鮮丼屋で「鮪丼」を食べてから、「白糸ノ滝」→「朝霧高原富士ミルクランド」→「富士すばるランド」という行程。

 

「白糸ノ滝」は、本当に絹糸のような柔らかい水の帯が滝となって広範囲に流れていて、富士山の湧き水で出来ているという霧のシャワーが降りかかり、爽やかで気持ちよかったです。

 

ミルクランドの「あさぎりミルクジェラート」もあっさりしておいしかったし、「富士すばるランド」も充分に楽しめました。

 

さて、「富士すばるランド」にはお昼頃に到着したので、パスポートを購入しました。

 

 

まず初めに挑戦したのが、「ポックルの森 立体迷路」

5階建ての木の建物の迷路で、からくり扉やネットなど仕掛けがたくさん施されています。

家族ばらばらで各自でゴールを目指すことになりましたが、私は、前のグループが仕掛け扉を開けている瞬間に運良く居合わせたりして、結構早くにゴールすることが出来ました。

私16分、夫35分。

息子は、待てども待てども出て来なくて、1時間過ぎた頃に声をかけて一旦リタイアさせました。

昼食も食べてないし、雨が降り出さないか心配だったし、せっかくパスポートを買ったのに他のアトラクションも楽しみたいと思ったからです。

 

ゴールが出来なくてイライラしたままの息子に、

「とりあえずお昼ご飯を食べて、他のアトラクションもやってみてから、また挑戦したら?」

と、説得しました。

 

次のアトラクションは、「ふじのすけのバギーランド」

1周400mのオフロードコースをレジャー用バギーで運転します。

低スピードなので、6歳からOK。

アクセルは右手のボタンで、ブレーキやハンドル操作は自転車と同じです。

 

低学年の子ども達も楽しそうに乗っていましたが、息子はなかなか要領を得ません。

コーンで作られたコース外に出てしまったり、うまく停まれなくてコーンをひいて壊してしまったりして、通常2周回るのですが、息子は1周で終了させられてしまいました。

 

早くこの場を立ち去りたいと思う反面、息子の気持ちが気になりました。

「どうする? 他、行こか?」と、聞くと、

「もう1回やりたい!」と、息子。

もう一度、バギーの列に並びました。

 

息子は体が大きいので、見かけはどう見ても中学生です。

1回目は、3台のバギーのうち少し速度が速めの2番のバギーに乗ることになりました。

2回目は私も一緒に並び、息子がまたその2番のバギーに乗る番が回って来てしまったので、私が代わりに乗ることにして、息子の後ろを走りました。

「ゆっくりでいいから!」

時々声をかけながら走ると、1周目で要領をつかみ、2周目からは自信を持って走っていました。

 

「うまく乗れたね!」

と、声をかけると、

「うん! 1回目は、早いバギーやったから感覚がつかめんかってん。」

 

その後、「SL森林鉄道」や「ようせいの家」という簡単な謎解きアトラクションに参加し、いよいよ「ポックルの森 立体迷路」に再挑戦。  

自分一人で参加するというので、水分補給を済ませ、タイムリミットを1時間と設定し、息子を見送りました。

 

1時間以内にゴール出来るか不安でしたが、さっきのバギーで、うまく出来ないことでも諦めずに挑戦しようとする息子に「強さ」を感じました。

うまくいかないことは「自分に向いていない」(単なる言い訳かも…?)と、すぐに気持ちを切り替えてしまう私よりもずっと立派だと思いました。

 

息子が迷路に再挑戦している間、夫は休憩所で仮眠し、私は、「ロールグライダー ポッポルのスカイウォーク」に挑戦しました。

高さ5メートルの塔から木々の間を105m、専用のハーネスを付けてケーブルで吊り下げたパイプを滑車で滑走するものです。

夫も息子も「やりたくない」と言っていたので、私一人で楽しみました。

カーブでは遠心力がかかって少し衝撃を感じましたが、爽快で面白かったです。

 

「ポックルの森 立体迷路」は、5階のゴール地点に鐘があります。

ゴールするとその鐘をカランカランと鳴らすので、鐘の音がする度に建物を見上げていました。

何度目かのカランカランでついに息子の姿が見え、私は息子に向かって大きく手を振り続けました。

息子も私に気付いて手を振り返してくれ、涙が出そうになりました。

記録は32分。

本当によく頑張りました!!

 

その後、エントランス近くのパターゴルフを家族3人で楽しみ、ホテルへと向かいました。

雄大な富士山は一度も目にすることは出来ませんでしたが、何とも言えない達成感を感じた一日でした。

 


2017年夏 静岡~富士周辺旅行・・・1

2017年08月13日 | 旅行

今年の夏の旅行は、息子の希望により、9日に行われた「清水エスパルスvsセレッソ大阪」の試合をIAIスタジアム日本平まで観戦に行って来ました。

 

8時半に自宅を出発しましたが、高速道路で事故渋滞に巻き込まれ、清水駅近くのホテルに到着したのは夕方の4時半頃でした。

なので、この日は観光に行くことも出来ずに、駅からシャトルバスに乗って、7時キックオフの1時間前くらいにスタジアムに到着。

 

IAIスタジアムは観客席がピッチに近いので、プレーが見やすく、息子も間近に選手を見ることが出来て喜んでいました。

ところが、暫定順位1位と好調なはずのセレッソ大阪、前半に2点を先取しながら後半に3点も入れられ、逆転負けを喫しました。

悔しがる息子。。。

 

セレッソは、前半早々に山村選手と木本選手がゴールを決めて2点。

私もそうですが、恐らく息子も勝利を信じ切っていましたから、その落胆ぶりときたら・・・。

 

後半に入ってから、何人かの選手のパフォーマンスがガクッと落ちました。

この日の静岡市の気温は37℃まで上がり、夕方とはいえ、湿気も多くて、観ているだけの私達も蒸し暑さを感じていましたから、全力で走り回っている選手の疲労は相当なものでしょう。

それに、大阪からバスで長時間かけて移動してきた疲労も大きいと思います。

 

ただ、夏休みの一番の願いは、「セレッソのアウェーの試合を応援すること」

そう言う息子を連れてここまでやって来たので、セレッソ大阪の勝利を見せてあげたかったです。

 

帰りのシャトルバス内で、息子は、悔しさのあまりチケットをびりびりに破いていました。

 

「勝つときもあれば負ける時もある。

負けたからってそんなにがっかりしてたら、セレッソのサポーターは務まれへんぞ!」

と、父親にたしなめられる息子。

 

そういう夫も、シーズン前半を首位で折り返した今年は、セレッソ初のタイトル獲得を夢見ているはずです。

 

 


志摩スペイン村へ

2017年05月07日 | 旅行

今年のゴールデンウィークは、「志摩スペイン村・パルケエスパーニャ」に行ってきました。

 

 

息子はテーマパークが苦手です。

小さい頃、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に連れて行って、乗り物に乗れない、音が苦手でパレードなども見たがらない、怖がって建物の中にも入りたがらない、という散々な状況だったので、年間パスポートを買ったにもかかわらず、利用することはありませんでした。

 

それが、なぜ「志摩スペイン村」なのかというと、息子達6年生の修学旅行の2日目、「志摩スペイン村」オンリーの日程になっていて、班で遊んだり昼食を食べたりすることになっているからです。

いわば、予行練習。

「あれも乗れない、これも乗りたくない。」と友達に言うよりは、「これ、面白かったから、乗りたい!」と言える方がいい、と思ったからです。

 

もし、私の股関節の調子が悪くなったとしても、父親と二人でパークに行けるようにと隣接しているホテルに宿をとり、2日間出入り自由のパスポートを購入しました。

 

まずは、せっかく伊勢志摩に来たので賢島へ。

スペイン大航海時代を思わせる、帆船「エスペランサ」に乗って、英虞湾クルーズを楽しみました。

その後、入り組んだリアス式海岸や多くの島々は上から見下ろした方が眺めがよさそうだと、横山展望台に寄ってみました。

 

「どなたでも問題なく登れる」というようなことが口コミに書かれていましたが、ゴールデンウィークで人が多いため車の乗り入れ制限があり、障碍者手帳を持っていない私は下の駐車場から歩いて登らねばなりません。

若い頃なら股関節が悪くても何でもない距離なのに、体に堪えました。

それでも、上から眺めた景色は素晴らしく、一見の価値があるものでした。

 

 

ホテルに到着後、すぐにパルケエスパーニャに向かう元気はなく、息子もあまり乗り気ではなかったので、温泉に浸かってのんびりし、パルケエスパーニャには夕食後に向かうことになりました。

 

ホテルの連絡通路から3分程でアトラクションが立ち並ぶ「フェスタ広場」に到着。

パルケエスパーニャの看板コースターとも言える「ピレネー」は、ピレネー山脈をモチーフとした全長1,234mのくねくねとしたレールを最高時速100㎞で疾走するというもので、見上げただけでも迫力があります。

昨年の6年生達の評判は上々でしたが、「好きな子だけ乗ればいい」と、「ピレネー」は最初から問題外。

他のジェットコースターに挑戦しました。

 

「身長制限110センチ以上」と、「ピレネー」の130センチ以上に比べれば低いのでだいじょうぶだろうと思って乗った「グランモンセラー」でしたが、思ったよりスリルがあって怖かったので、息子の表情は一変してしまいました。

それでも、

「怖かったけど、〇〇が思ってたよりは、ずっとだいじょうぶやったろ!」

と、言い聞かせるように尋ねると、息子は頷いていました。

 

小さい頃、デパートに特設された「忍者屋敷」のからくり人形の動きで息子はパニックになり、それはそれはかわいそうなくらい大変な状態になってしまいました。

私自身も息子が本当にだいじょうぶなのかと心配でしたが、今回は、息子の成長を大きく感じる旅行になりました。

 

夜のパークでは、カーニバルやプロジェクションマッピングがあり、息子は全く興味なさそうでしたが、フィナーレの打ち上げ花火には親子で感動することが出来ました。

わずか3分ほどですが、花火が幾重にも大輪の花を咲かせてキラキラと流れ落ちる様子を、こんなにも間近で眺めることが出来たのは初めてです。

「ド・ドーン!」という迫力ある音は、昔の息子なら耳をふさいで嫌がっていたはずなのに・・・。

 

翌日も朝一番からパークに出かけ、「ピレネー」以外の様々なアトラクションに挑戦し、息子は、お気に入りのアトラクションには2回、3回と並んで、楽しんでいました。

待ち時間が長くても20分程度と言うのはありがたい。USJでは考えられないことです。

 

昼食は、お金を渡して自分で選んで注文させ、トレーも自分で席まで運びました。

「いくつもある選択肢の中から選ぶ」ということが息子は苦手なようで、時間がかかり、好きではなさそうなものを注文してしまったようですが、息子は文句も言わずに完食し、心の中で「立派になったなぁ。。。」と、嬉しくなりました。

パーク内を回っている時も、すたすたと先を歩く夫と違って、私の股関節を心配して何度も振り返ったり、背中を押して助けようとしてくれたりしました。

 

テーマパークが苦手だったのは、すでに息子の小さい頃の話になっていました。

「心配いらない!」

一部の苦手はあっても、息子はスペイン村で楽しんでいました。

 

修学旅行では、もっともっと友達と楽しんでくることでしょう。


願いを叶える旅

2017年03月11日 | 旅行

私の父が亡くなったのは、息子が1年生の11月のことでした。

息子が2年生になる2013年の春休みに、父の介護で長い間あまり構ってやれなかったおわびも兼ねて、息子の願いを叶える旅に出かけました。

 

当時、列車が大好きだった息子は、もうすぐ廃止されるという「寝台特急『あけぼの』に乗りたい」と、言っていました。

なので、新幹線「のぞみ」や「はやぶさ」などと組み合わせて、ぐるっと青森を回って仙台に行くことになりました。

仙台入りの目的は、被災地を巡りたいという私の願い

この地にも、6年前の東日本大震災以後、大きな悲しみと想像を絶する苦境の中で生きてこられた人達がいます。

 

6年前の私は、大腸癌の手術後に脳炎を患って高次脳機能障害を持つようにになった父の介護、ひきこもり状態の弟と父の関係が悪化、「多動・注意欠陥による行動障害がある」と言われていた息子を抱え、涙の出ない日はなかったように思います。

私の苦しみなど被災された方々の苦しみとは比べようもありませんが、それでも、絶望の中で立ち上がろうとする人達に大きな勇気をもらい、自分も「負けるものか!」と、前に進んでいくことが出来たと思っています。

 

新幹線で仙台に入り、レンタカーで石巻を訪れました。

途中、道路から眺めた町は、津波の痕でしょうか、更地が一面に広がっていました。

「石ノ森萬画館」に続く商店街らしき道には、所々に仮面ライダーやロボコンなどのオブジェがあり、息子と共に写真に収めながら歩いていきました。

しかし、営業しているお店は一つとしてありませんでした。

 

その日は、「南三陸ホテル 観洋」に泊まりました。

2階の天井まで津波が押し寄せたというこのホテルは、被災者やボランティアの受け入れをするなど、地域復興の拠点となっていたそうです。

 

翌朝、「語り部バス」に乗り、町を案内していただきました。

バスから眺めた景色に言葉を失いました。

震災から2年余り。

あれから随分時間が経過したように感じていましたが、被災地はまだまだこれから、やっと瓦礫やゴミが撤去されたばかりでした。

 

 

津波が3階にまで押し寄せ、イベント中にもかかわらず屋上に避難したため全員が無事だったという「高野会館」

多くの人が犠牲になったという「防災対策庁舎」

ポツンポツンと佇む建物が、余計に津波の恐ろしさを物語っていました。

 

 

今日、ご覧になって感じたことを、何か一つでも、お帰りになってどなたかにお伝えください。

出来れば、防災の役に立てていただきたいと思います。

そして、被災地を忘れないでください。

被災地を置き去りにしないでください。

『被災地に観光しに行くなんて』という人がいますが、お越しいただければ、被災地は元気になるのです。」

 

ガイドさんは、ホテルのスタッフで、実際に震災を経験された方です。

何日も家族に会えなくて、不安の中、全力でホテルに被災者を受け入れていたそうです。

ホテルの方々には、ここで働き、復興を担うという、覚悟と誇りのようなものを感じました。

 

テレビで見るのと、実際に体で感じるのとは全然違いますね。

ここで生きてきた人達から紡ぎ出される言葉、表情。

行き交うトラック、砂ぼこり。

または、一面に広がる静けさ・・・。

 

あれから、もうすぐ4年。

町は、どのように変わっているのでしょうか。

 

いつか必ず、もう一度訪ねてみたいと思っています。

 


2016年夏 伊賀・青山高原旅行・・・3

2016年08月11日 | 旅行

青山リゾート2日目、息子が一番やりたがっていたのが卓球でした。

昨晩の卓球がよほど楽しかったのでしょうか。

ところが、団体の予約が入っていて、その日は一日中卓球台が使えないということで、息子はとても残念がっていました。

 

リゾートの体験教室では、そば打ちやウッドクラフト、陶芸なんかもやっていて、私は陶芸にチャレンジしてみたかったのですが、

息子は、「作るのは、面倒くさいから嫌!」

主人も、「作ったりするのは、遠慮しとく」と言うので、結局、パターゴルフをもう一度することになりました。

 

暑かった~!

2回目なので、昨日よりは早く回れましたが、スコア的には昨日とそんなに変わりありませんでした。

私75打、主人76打、息子108打。

目標が72打なので、まぁ、そんなところかな・・・って、感じでした。

 

 

終了後にソフトクリームを食べ、まだお昼前でしたが、お子様サービスも使い切ってもう十分リゾートを満喫したということで、帰宅の途に就くことにしました。

 

せっかく伊賀まで来ているので、途中、伊賀上野の忍者屋敷に寄ってきました。

正しくは、「伊賀流忍者博物館」と言うそうで、「忍者体験館」や「忍者伝承館」もあり、「忍者屋敷」は、忍者が実演説明しながらからくり屋敷を案内してくれました。

また、「忍術実演ショー」もあって、本物の武器を使った実演はとても迫力がありました

 

この時代の武器を使い、いかに効率的に人を殺傷するかが考えられていたようで、例えば、手裏剣の先に馬の糞を塗ったものを使い、ほんの少しかすって相手に傷を負わせただけでも、そこから菌が入り破傷風になって命を落としたという説明がありました。

そんなぞっくとする怖い話もありましたが、おかまさんの忍者がとても面白くて、何度も会場を笑わせてくれました。

大人もちびっこも楽しめる内容だったと思います。

 

 

他にも、赤目四十八滝など行ってみたいところはあったのですが、滝を見るには歩かなければならないかもしれないのであきらめました。

それに、息子と主人は、その日の夕方に行われるセレッソ大阪の試合のことが気になり出したのか、サッカーの話ばかりしています。

名残惜しく楽しい余韻を残したまま伊賀を離れ、家路を急ぐことになりました。

 

今年の旅行、夏の1ページ・・・

息子の心に素敵な思い出として積み重なっていくといいな。