やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

「不安を受けとめる」ということは・・・

2021年09月28日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

先週、2日続けて登校(2日目は3時間目からだけど・・・)した息子ですが、高校はまたコロナ罹患者が出て休校となりました。

 

休校が明けた月曜日は、やっぱり欠席

そして、今日も息子は欠席です

 

先週の金曜日に、放課後ディサービスの支援計画書を作成するための懇談があり、その席で、息子は、

「(高校に)なんか行けそうな気がする。」

とか、

「力を抜いていいとこが分かってきてたから、ぎりぎり単位を取れるように出席して、分からんとこはここで勉強する。」

みたいなことを言っていたので、ちょっと期待していたのですが、そう簡単にはいきませんね。

 

そんな中で、先週の土曜日はメンタルクリニックの日でした。

 

カウンセリングは、息子が1時間、私は3分もありませんでした。

 

「最近はどうでしょうか?」

と、聞かれ、

「ちょっと元気になって、意欲が出てきたように思います。

あとは心と体が付いていけるかですが・・・。

コロナでずっと部活が休みなんですが、とりあえず、一度部活の体験に参加することが目標みたいです。」

 

2週間後の土曜日はすでにカウンセリングの予約がいっぱいらしく、月曜日の夕方に来ていただけませんかという話で終了しました。

 

続く診察では、息子は、

「調子は悪いままやけど、やることが見えてきたような感じ。

感じだけで、まだ何も出来てませんが・・・。」

というようなことを言っていました。

 

「お母さんから見てどうでしょう?」

 

「ちょっと元気になってきたかなぁって、気がします。」

 

「そうですか。

次は16日後ですね。

このままのお薬でいきましょう。」

 

いつものように、「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方されました。

 

あれからずっと考えていた「不安を受けとめる」ということ。

 

まだ、答は出ていませんが、「不安を受けとめられる人であること」なのかなぁと・・・。

 

「息子の不安を受けとめるというのは、不安な状態の息子をそのまま受け入れてあげるということ」ではないかという気がしました。

 

「ママ! ママ!」

と、突然幼児のようになってしまう息子は、高校に行くことどころか、生きていることや大人になることにさえ不安を感じています。

 

辛そうな息子を見るのは私も辛くて、「何とかしなければ!」という思いが強くなってしまうけれど、息子を何とかしようとする前に、そのままの息子をまるごと受けとめることが出来なければ、親に愛されているとか、自分の存在や、今生きているということを、無意識のうちにでも息子が自信に思うことはないのではないか・・・。

 

「だいじょうぶだよ。

どんなときも応援しているよ。

〇〇は〇〇のまま生きていけばいい!

と、心から息子に伝えるだけの覚悟を持つことが、不安を受けとめるということかもしれない、と、最近思うのです。


どうしようか・・・?

2021年09月23日 | 日記(息子・高校生)

不登校気味の息子、とうとう単位不取得決定まで後3時間という科目が出てきました。

 

連休明け、その科目がある21日は、なんと朝から登校!

 

「調子悪なったら、帰っといでや!」

と、送り出しましたが、6時間目最後まで教室で授業を受けたそうです。

 

今はまだ45分の短縮授業ですが、授業が終わると速攻で帰ってくるのか、3時10分には帰宅していました。

 

昨日は、さすがに疲れたのか、朝起きることは出来ませんでしたが、3時間目から登校し、最後まで授業を受けて帰ってきました。

 

授業中はぼーっとしてるだけで、みんなの様子を見ていたとか・・・。

 

「自分に向いてないと思ったら、通信制の高校探したらええんやで。」

と伝えているので、どうするのか決めるために、息子は登校しているのだと思います。

 

そんな中、昨日、息子は下校中に自転車で転んで、膝や腕に擦り傷を負って帰ってきました。

膝にいたっては、4cm×4cmぐらいに渡って皮がめくれてしまっていました。

 

痛そうです・・・

 

下りの坂道で、道路の凸凹を避けようと急にハンドルを切って転んだのだそうですが、車が通ってなかったことが幸いです。

 

傷を洗って、消毒して、傷薬を塗って、傷パットを貼る。

 

小さな頃の息子はよく転んだり落ちたりしていたので、しょっちゅうケガをしていましたが、本当に久しぶりです。

 

息子の治療後に何気なく「擦過傷の治療」をネットで調べてみて、驚きました!

 

消毒はしない方がいいの!?

 

「傷口をきれいに洗って、何も塗らずに、創傷被覆材(キズパワーパットなど、なければラップなどでも応急処置は出来るとか…)を貼って、絆創膏や包帯で固定する」と。

 

消毒液は、傷ついた組織に対しても毒性があるので治りが遅くなるのだそうです。

 

さらに、傷口をガーゼで覆って滲出液を吸い取って傷口が乾かし、「かさぶた」を作ることで治すといった昔ながらの治療から、滲出液を保持して傷口をしめったままにし、滑らかな表皮をより早く再生させる湿潤療法が主流になっているのだと知りました。

 

でも、まぁ、痕が残っても気にしないし、息子のために買った傷パットはまだまだあるし、ある程度治ってきたら傷パットも外してかさぶたを作って治そうかと・・・。

 

それより、どうしようかと悩むのは、制服のズボン!

 

膝がかぎ裂き~!

自分で補修するのは無理そうであきらめました。

 

かぎ裂きの補修って高そうだし、膝部分の生地がぼろぼろになっているので、そもそも補修可能なのか?

買った方が安い???

 

少し早いけど冬ズボンに衣替えしてもらって、しばらくは様子見です。

 

来年、息子に夏ズボンが必要なら、なんとかします!

 


弟、「就労継続支援B型事業所」に通う

2021年09月18日 | 日記

先日、実家に行ってきました。

あいにくの雨で、実家の仏壇に手を合わせるだけで、お彼岸のお墓参りには行けずじまいでした。

 

息子の調子が良くないので、主人の仕事が休みでなおかつ予定がなく、息子の調子が良いときにしか実家には帰れません。

月に2回、弟に会うのがやっとです。

 

その2回も時間が限られているので、食事をして、買い物をし、ごみ捨てなどの最低限の片付けなどで終わってしまいます。

 

生活保護を受給するために弟の車の廃止手続きをしたため、灯油や米、飲料、トイレットペーパーなどのかさ張るものや、さらに冷凍食品など、私の車のトランクいっぱいになる程購入し、買い物には時間がかかります。

 

実家からは車でなければ不便な距離に店があるので、体調が悪いと自転車で買い物に行くことは困難です。

 

買い物に行く元気がなくて、食べることをあきらめてしまったことが弟にはあるので、私が実家に帰ったときは、出来るだけ買いだめをするようにしています。

 

弟は、めまいがなくなり、メニエール病は良くなっているようですが、体調はまだまだ完全ではないようです。

雑草が伸び放題のまま手入れされていない庭を見ると、それがよく分かります。

 

調子の良いときの弟は、植木屋さんによってベストの状態なった庭木の写真を見ながら、伸びた枝や葉っぱを切ってくれていました。

虫が嫌いなので、雑草もまめに抜いて、虫よけ剤を家の周りにぐるりと置いていました。

 

今は、そういう余裕がないようです。

 

私の背丈まで育っている雑草もあって、荒れ庭になっていますが、私も時間がなくて何も出来ません。

 

弟か息子の調子が良くなったときに手入れをすればいい!

そう思うようにしています。

 

さて、弟は、この9月から「就労継続支援B型事業所」にお世話になることが決まったようです。

届いたばかりの受給者証個別支援計画書を私に見せてくれました。

 

月に8回利用で最初は2時間から始めるそうです。

 

・生活のリズムを作ること

・施設に慣れること

・人とコミュニケーションをとれるようになること

 

が、目標のようです。

 

弟は、

「もし、父さんが遺したお金が永久にあったら、そのまま引きこもってたやろうなぁ。

楽やもん!」

と、言っていました。

「ゆっくりしていたい! 」

と。

 

あんたがな、今のままでほんまに幸せやったら、それでもいいんとちゃうんかって思った。

仕事を探すようになって調子が悪くなったから、余計にそう思った。

そういう幸せもあるんかなって。

どんな生き方でも、幸せやったらいいって。

でも、外の世界を経験してないだけで、きっと今よりいいことがあると思うねん。

◇◇(弟)にも〇〇(息子)にも、自分に合った生き方を見つけて、幸せになってほしい。

今は家にいるのに慣れてしまったかもしれへんけど、初めの頃は辛かったやろ?」

 

「忘れた・・・。

お金なくなったら、働くしかないしな・・・。」

 

「そうやけど、そう出来へん人かていてるし、だから、色んなサポートがある。」

 

「正直、相談に行って驚いた。

『今まで何してたんや!』って、責められると思ってた。

『こうしろ!』って言われるんじゃなくて、色々考えてくれてる。

あの人達、何なん?

ただで相談にのってくれて、働けるようにサポートしてくれて、お金までくれるなんて・・・。」

 

「ただちゃうで。

あの人らは、税金からお金もらってる。

それで、あんたにとって一番いい方法は何か?って考えてくれてる。」

 

「逆に『生活保護やめます。』って言ったけど、やめさせてくれへんかった。」

 

実は、弟は、車を処分しなければならないので、生活保護を受けずにすぐに就職することにこだわっていました。

月に6~7万円ぐらいなら、バイトで何とか稼げると思っていたようですが、メニエール病になったことで就職活動自体が出来なくなってしまいました。

 

メニエール病にならなかったとしても、二十数年もひきこもり生活を送っていた弟が体力的にも精神的にもいきなり通常の仕事が出来るとは思えません。

広汎性発達障害の特性を持っているなら、なおさら難しいかもしれません。

 

「生活のめどが立ってへんのにやめたら、生きていかれへんからや。

人は誰でも、健康で文化的な最低限度の生活が保障されてるねん。

 

外に出る。

人と会う。

それだけで、弟はかなり疲れてしまいます。

 

だから、まずは週に2回「就労継続支援B型事業所」に通うことになりました。

 

支援計画を作ってくださった相談員さんに加えて、完全にその事業所に通えるようになるまでは、若者サポートステーションの担当の方とも連絡を取り合うようです。

さらに、2ヶ月に1回、心療内科でカウンセリングを受けることにもなりました。

市役所では福祉課から障害福祉課に弟のことが引き継がれ、先日、障害福祉課の方が実家を訪問してくださったようです。

 

色んな方達が少しずつ弟に関わってくださって、支援のネットワークが出来つつあることに感謝します。

 

安心できる環境で、ゆっくりでいいから、弟が自信を持って働けるようになることを願っています。


安心できる環境?

2021年09月14日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

息子は、先週、月曜日は4~6時間目、水曜日は2~4時間目を学校で過ごしました

水曜日は30分程保健室で休んでいたそうです。

 

その後はずっと調子が悪く、金曜日の放課後ディサービスも欠席することになりました。

 

土曜日は、メンタルクリニック。

 

カウンセリングは、息子が1時間。

私は5分ぐらい。

 

「調子はいかがでしょうか?」

 

変わりなくというか、ずっと調子が悪いです。

先輩とサッカーするために、この学校で頑張りたいのに、頑張れない。

という感じで、悩んでいるみたいです。

『先輩もあと1年で引退するし、この先もコロナで部活がどうなるか分かれへんで。』

って、話はしたんですけど・・・。

 

「あれから通信制高校とか見に行かれましたか?」

 

「いえ、8月に話を聞きに行ってから滅茶苦茶調子が悪くなったので、本人が通信制に行くって決めてからでいいかなと思っています。」

 

「家では不安が強くて、今でもお母さんから離れられない感じですか?」

 

「そうですね。

買い物に行くのも大変です。

ゲームに夢中になってるときに、『すぐ帰ってくるから!』って感じで・・・。

今は、不安が強くても仕方がないのかなって思ってます。

 

続く診察では、

「ずっと調子が悪いです。」

と、息子は話していました。

 

「ご飯食べれてる?」

「はい。」

「眠れてる?」

「はい。」

「カウンセリングでは話せた?」

「はい。」

 

「お母さんから見て、どうですか?」

 

「ずっと不安が強くて、調子が悪そうです。」

 

「今は、コロナもありますしね、よく寝て、しっかり食べて、ビタミンもとって、免疫力を付けるようにしてください。

薬はこのままでいきましょう。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察はまた2週間後です。

 

薬は対症療法で、気持ちを楽にするだけのものと聞いています。

精神療法(カウンセリング)と併せて、息子が自分自身を受け入れ、自分に自信を持てるようにならなければ、なかなか良くはなりません。

 

いや、調子が悪いままに見えて、息子の気持ちの中では少しずつ変わってきていると願ってはいますが・・・。

 

少し学校に行って、調子が悪くなって、しばらく休んで、また学校に行って・・・。

 

同じことを繰り返す日常は、何かをつかむための息子の歩みなのかな?

 

こんな毎日でも、信じて見守ることで、息子が「安心できる環境で、少しずつ自信を付けていくこと」ができるのかな?

 

まだまだ道は長そうです。


コロナワクチン接種

2021年09月07日 | 日記

最近の息子は、1~3時間教室で授業を受け、3時間授業を受けた次の日は疲れがたまって欠席する、という感じで高校に通っています。

 

緊急事態宣言下ですが、今週から午後の授業が始まり、1時間目のみカットで2~7時間目の45分授業となりました。

 

昨日、息子は4時間目から6時間目まで授業に出席し、間にお弁当と昼休みをはさむので、かなりの時間を学校で過ごしました。

保健室は人が多くて行きにくいとかで、ずっと教室で過ごしていたそうです。

 

そんなわけでエネルギーを使い果たしてしまって、今日はまた息子は欠席です。

 

さて、昨日の夕方、息子と私は1回目の新型コロナワクチン予防接種に行ってきました。

歩いて5分もかからない耳鼻咽喉科クリニックで受けました。

 

息子が小さい頃はよくこのクリニックにお世話になっていましたが、最近は風邪やインフルエンザの予防接種ぐらいで、年に1~2回通うぐらいでしょうか。

私も、昨年末に耳鳴りでお世話になって以来です。

 

一か月ぐらい前に予約をして、予診票も家で記入済だったので、受付から接種後の様子見の15分待機も入れて、全部で30分ぐらいで終わりました。

 

思ったよりというか、全然痛くなかったです。

 

翌日の今日は、注射を打った左手が筋肉痛みたいに痛くて、洗濯物を干したりするときに腕を上げると、思わず「うっ!」とか「痛っ!」と声をあげてしまいますが、副作用はそんな程度です。

息子は、全く副作用がないみたいです。

 

2回目の接種後に熱を出したというママ友さんがいるので、2回目が少し心配です。

翌日がリュープリンの注射の日になっているので、筋肉痛ぐらいで済むといいのですが・・・。


通院も訓練

2021年09月01日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

先週の土曜日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

この日のカウンセリングは、息子が55分、私が5分。

 

一週間前とそんなに変わることもありませんが、息子の調子を聞かれ、

相変わらず、不安が強いです。

でも、学校へ行く意思はあるようで、始業式とその次の日は登校しました。

三日目は力尽きた感じで登校出来ませんでしたけど・・・。

それと、この前、漫画の本を読んでいました。

まだ時間は短いですけど、久しぶりに漫画を読むことが出来て、「おもしろい!」って、言ってました。」

と、答えました。

 

「それは良かったです。

〇〇君が、『努力と実力が見合ってない感じがする』と言われていたのですが、どういうことだか分かりますでしょうか?」

 

「さぁ???

考えられるのは、ハサミを使ったり、運動したりするのに、どれだけ頑張って練習してもうまく出来ないということなのでしょうか?

それとも、もしかすると、1学期の期末テストで、授業にも出ていないし、あまり勉強もしてなかったのに、そこそこの点数がとれてびっくりしていたので、そういうことを言っているのかもしれません。」

 

「そうなんですね。

どちらも考えられますね。」

 

続く診察で、息子は、

ずっと調子が悪いです。

でも、一歩一歩、出来ることをやっていこうという気持ちはあります。

と、話していました。

 

「そうですか。

今は、コロナも心配ですし、熱中症にも気を付けないといけませんしね、体調を整えること優先でゆっくりでいいと思いますよ。」

 

「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1錠)、ツムラ補中益気湯エキス顆粒5g(2包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日4錠まで」を処方され、次の診察は2週間後となりました。

 

先週、息子が来れなかったせいもあり、8月は3度目の通院となりました。

片道1時間の運転はちょっと負担で、もう少し近い病院にすれば良かったなと思います。

 

息子が小学4年生のときからこのクリニックにお世話になっていますが、こんなに長く通うことになるとは思ってもいませんでした。

でも、まぁ、息子の生活に当たり前の感じになっていて、病気を治すことが最大の目的だけど、出かけることや、人と話すことなど、ここに通うことで訓練になったらいいなと思っています。