やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

不安と衝動性

2016年08月30日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

もうすぐ8月が終わります。

2学期に向けて、我が家もこの日曜日から息子の就寝・起床時間を平常に戻しました。

 

そうすると、やはり戻ってきてしまいました。

息子の不安。。。

「だいじょうぶかなぁ・・・?」「行けるかなぁ・・・?」

 

「行けるよ。」「だいじょうぶやで!」

「『学校に行ったら、楽しい』って、〇〇、言ってたやん。

学校に行くのは、ちょっと勇気がいるけど、今の〇〇やったらだいじょうぶ。

最初の1週間は集団登校やろ。早めに出よな~!」

 

息子を励ましながら、実は、私自信も不安でいっぱいです。

夏休みの宿題、お道具箱や習字道具などの教材のチェック・・・

学校へ行く上での不安要素を出来る限り少なくしておきたいと思っています。

 

不安がきつくなると、息子は、衝動性が強くなってしまうようです。

サッカークラブに入って自信を失くしてしまい、日常生活にまで支障を来すようになってしまった1学期、「易刺激性」からくるのか、衝動的に友達の首を絞めようとしたり、友達に殴りかかろうとしてしまいました。

普段の穏やかな息子の様子からは信じられませんが、ゲームをしてうまくいかないときに暴言を吐いたりすることもあるので、これが息子の特性の一つなのだと思います。

 

最近のある芸能人の起こした衝撃的な事件に、私の心も揺れ動きました。

報道で知った、「衝動を抑えられなかった・・・」

この一言が、胸に突き刺さりました。

 

「気が付いたら、そうなっていた」

そんな言葉を、以前の私なら信じられませんでした。

「もう、どうにでもなれ」とか、「絶対に許せない」などと、追いつめられた結果そうなることはあっても、自分の意志が及ばないところでそういう行動が起きるとは思っていませんでした。

 

でも、息子は、自分の行動さえもはっきり覚えていなくて、

「気が付いたら、そうなっていたんや。」

「そういうことをやめとく、って、思ってるのに・・・」

と、言っていました。

 

息子は、小さな頃からトラブルが絶えない子だったので、

「人の嫌がることをしない」

「〇〇も楽しく、みんなも楽しく」

と、言い聞かせ、今でもリビングの壁に大きく紙に書いて貼ってあります。

 

親の目から見ていてですが、悪意を持って他人を傷付けようとすることは、小さな頃からもなかったように思います。

だからこそ、

悪意があろうがなかろうが、人の心も体も傷付けるようなことをしてはいけない

〇〇自身も傷付けられてはいけない。

誰もがかけがえのない存在で、心も体も大切なんだと、息子に伝え続けてきましたし、息子の心には、しっかりそのことが刻まれていると思っています。 

 

それでも、衝動的に手が出てしまうのか?

 

将来、息子を加害者にも被害者にもさせないために、なんとしてもその衝動性をコントロール出来るようにしてあげたい、と思っています。

 

今は、薬を使って息子の不安を少なくし、日常生活も穏やかに過ごせるようにして、息子の心の許容量を増やすよう心がけています。

長い夏休みを経て、まだ不安が解消していないのかと、少しがっかりもしてしまいましたが・・・。

 

私は、不安も衝動性も一つの困難であって、発達障害だからとかそうでないからとか、別に特別なことではないんだと思います。

子どもが病気を持っていれば、親は、必死で治そうとします。

障害を持っていれば、少しでも生活しやすくなるよう努力を重ねます。

障害は心身的なものだけでなく、経済的な問題だったり、人間関係だったりする場合もあります。

 

だから、私は私の抱えている困難に向き合って、あきらめずに努力を重ねていこうと思います。

私のそうした息子の特性に向き合う姿が、息子が障害を乗り越えていく力になるような気がします。

すぐにどうすることは出来なくても、悩んだり落ち込んだりありのままの姿で、「それでも、未来は拓ける」と、息子に伝えていきたいです。 


10歳の針刺し

2016年08月27日 | 日記(息子・小5)

夏休みの宿題の「家庭科の小物作り」

学校からもらってきたプリントには、

「世界に一つしかない自分のオリジナル小物を作ってみましょう。」

と書かれ、見本としてマスコットやお守り・ポーチなどの写真が載っていました。

 

玉止めが出来るかも怪しいのに、息子にこんなものが作れるのでしょうか?

 

悩みに悩んだ末、息子に提案したのが、「針刺し」

実は、私が小学校5年生で裁縫を習ったときに、授業で初めて作ったのが「針刺し」でした。

赤のフェルトに「家」をかたどってなみ縫いし、ピンクのフェルトにクラスと名前の縫い取りをして、2枚を縫い合わせて綿を詰めたものです。

 

この針刺しを、私は今でも使っています。

裁縫セットも、お菓子の缶に揃えてもらった当時のものをそのまま使っています。

もちろん、針や糸は補充していますが、その他は30数年経った今でもまだまだ現役で、ここまでくると、もう愛着が強くて買い換えられません。

 

息子に針刺しを見せながら、

「10歳のママが裁縫を習って初めて作ったものやで。〇〇も作ってみる?」

と、聞いてみると、 頷きました。

「〇〇と10歳のママ、どっちが上手やろ?」と、言うと、

「頑張るもん!」と、意欲的です。

 

「学校から戻って来たら、〇〇の針刺し、ママにちょうだいな~。 

もう30年以上この針刺し使ってるから、これからは〇〇の針刺し使うわ!」

と、息子にお願いしました。

 

息子は、裁縫セットを学校で申し込んでいるので、柄違いで中身はみんなとお揃いのコンパクトな裁縫セットを使っています。

針刺しも、そこに収まる付属の小さなものを使っています。

 

「ええよ~」と、息子。

そうして、針刺し作りが始まりました。

 

100均でフェルトのセットを買ってきて色とりどりのフェルトを並べ、息子に選ばせようとすると、息子は迷って選ぶことが出来ません。

「ママ、目をつぶるから、シャッフルして!」

と言うので、フェルトを混ぜて並び替えると、なんと息子が手に取ったのは、黒とクリーム色。

赤、青、黄色に緑、カラフルな色の中から、よく2枚とも地味なものを・・・

と、思いましたが、息子は頑として変更しません。

 

チャコの印が見えやすいようにと、クリーム色のフェルトに船をなみ縫いすることになりました。

簡単な船の図を紙に書いてあげ、息子がチャコでフェルトに下書きをします。

すいすいとは縫えず、わりと細かい目で時間をかけながら一針一針縫っていました。

ボタンも一つ付けました。

 

黒いフェルトに白糸での名前の縫い取りは、「針を刺すとこ抜くとこで色を変えて順番を打ってあげた手順書」を見ながら、根気よく縫っていました。

玉止めがうまく出来ないので、失敗するたび少しほどいて結んであげます。

途中で何度か休憩を入れましたが、2枚のフェルトを縫い合わせる段階ではさすがに疲れたのか、縫い目が大きくなって、綿を入れると横からはみ出してしまいそうです。

 

そうして、世界に一つしかない息子オリジナルの針刺しが出来上がりました。

 

 

「戻って来たら、ママにちょうだいや。」と、念押しすると、

「ダメ~!」

どうやら自分で大事にしまっておくようです。

10歳の息子が作った針刺しを使うのを、せっかく楽しみにしていたのに残念です。

 

「10歳のパパが、裁縫で初めて作った針刺しやで~」

将来、息子が孫に見せる姿を想像するのも、悪くはありませんけど。。。

 


夏休みの工作

2016年08月25日 | 日記(息子・小5)

息子の夏休みの宿題、自由研究や工作などの想像力を必要とする課題は、ほぼ私が付きっきりというか、一緒にやっている感じです。

 

息子の場合、まず、何をするのかテーマを決めるのが大変です。

そこで、いくつか選択肢を出すようにしているのですが、テーマが決まったとして、今度は、それをするために何をしたらいいのか計画を立てることが出来ません。

 

例えば、工作の場合、息子は、いくつかの選択肢の中から「牛乳パックで作る小物入れ」を作ることにしました。

工作の本の中から選んだので、準備するものから作り方まで詳しく写真入りで書いてあります。

それでも、私が、「こうして、こうするんやで」と、息子に見本を見せて、

「なるほど、そういうことか!」と、やっと分かったという感じなのです。

 

実際に作る段階になると、今度は不器用さがネックになってしまいます。

牛乳パックを底から6.5cmの高さで切るのですが、どうもうまく測れません。

一つの面につき、底から6.5cmの箇所を2点測って印をつけ、その点を通る線を定規を使ってひかせるのですが、何度も何度も失敗し、線が5重にも6重にもなって、いったいどの線が正しいのか分からなくなっていました。

 

牛乳パックの形を残したまま上部を切るのは難しいので、そこは私が切ることにし、息子には、開いた牛乳パックから取っ手部分となる長方形を2枚、それから画用紙で、厚みを付けるために牛乳パックに巻く紙を1枚切ってもらいました。

 

それぞれ真っ直ぐな直線なのですが、それでも息子はハサミを使うのが苦手なので、ガタガタになってしまいます。

でも、上から布を貼り付けるので問題はありません。

布は、紙よりさらに切りにくいので、私が切りました。

 

牛乳パックに紙を巻き付けたり布を貼り付けるのは息子。

取っ手部分はより細かい作業になるので、2枚の紙を貼り合わせるのを息子がして、布を貼り付けるのは私がしました。

 

完成品

 

こうして出来た小物入れは、大人の私が手伝っているので、それなりの作品に仕上がりました。

でも、きれいに仕上がれば仕上がるほど、なんだかもやもやした気持ちになってしまいます。

がたがたでも、ぐちゃぐちゃでも、息子が自分で仕上げたものの方がいいのではないか、と。

 

私が一緒になって見栄えのいいものを作ってしまうと、

「上手に作らなければならない」と、息子に教えていることにならないでしょうか。

不器用なりに、一生懸命作ればそれでいい。

そう思っているはずなのに、手伝わなければ全然形にならなくて、結局私が手伝って、息子の作品とは思えないようなものになってしまう。

・・・そんなもやもやが、胸の中に広がります。

 

「私が手伝いすぎるから、息子がいつまで経っても自分で宿題が出来ないのでしょうか?」

 

特性のために、自分で見通しを立てて取り組むような課題は難しいと分かっていても、息子がやる気を出さずに、親に頼って怠けているように思えて、腹が立ってしまうことさえあります。

先日の発達相談室では、そうした思いをぶつけてみました。

 

「夏休みの宿題を手伝いながら、どこまで私が手伝っていいのだろうかと不安になります。

将来、息子は、自分で夏休みの宿題が出来るようになるのでしょうか?」

 

相談室の先生は、

「全て自分で出来るようになるかというと、難しいと思います。

お母さんと一緒にすることによって、少しずつ出来ることが増えていくという感じです。

作品を仕上げてきちんと提出する、まずは、そのことが出来る。

少しずつ、〇〇君が出来ることを増やしていってあげる、それでいいと思います。」と。

 

私が手伝うから出来ないのではなくて、手伝うから出来ることが増えていくのだそうです。

 

その上で、レベルを下げるというか、息子が自分で作れるものを作るようにして、達成感を味わえるようにしてあげてほしいと言われましたが、息子が自分で作れるものなんて、なかなか思いつきません。

この小物入れにしても、牛乳パックを切って布を貼るだけなので、かなり簡単だとは思うのですが・・・。

 

「家で困っていることは、多分学校でも困っていると思うのですが、学校での工作とかはどうなんでしょう?」

と、聞かれました。

 

「習字にしても絵の具にしても、慣れるまでは、それこそ服も汚しまくって大変な状況でしたが、それなりに出来るようになってきました。

何をするにしても、まず、何をしたらいいのか理解するのに時間がかかって、作り始めると不器用でうまくは作れませんが、それでも、人より時間はかかるけれども、作品として仕上げています。」

 

学校の先生は、限られた時間の中で息子に作品を仕上げさせるために、どれだけ苦心してくださっていることでしょう。

あらためて考えると、頭が下がる思いです。

 

「お母さんにとっても大変だと思いますが、頑張って手伝ってあげてください。

宿題を仕上げるためだけでなく、色んなことを身に付ける機会だと思いますので。」

 

私自身は、親に宿題を手伝ってもらったりアドバイスされたこともなかったので、息子を手伝いながら、ものすごく違和感を感じているのですが、今は、工作キット等も市販されている時代なので、自分で全て作ることがすでに当たり前ではないのかもしれません。

それに、息子の場合は、確かに今更ながら手取り足取り教えることが出来る絶好の機会でもあるのです。

 

あ~、昔の、自分の宿題の方がず~っと楽だったなぁ。。。

いい加減で適当に作ってたりして。

もしかすると・・・

そういういい加減さが、今の私にも息子にも必要なのかもしれません。

 


登校日と増薬

2016年08月22日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

20日の土曜日は、息子の小学校の登校日でした。

 

息子の小学校では、毎年1日だけ、夏休みが終わる1週間から10日ぐらい前の土曜日に、「もうすぐ2学期が始まるよ~」という感じで登校日があります。

この日に、PTAも参加して、運動場の草抜きや校内の大掃除を行うのです。

 

私は、いくつかのボランティアをさせてもらっていて学校に行く機会も多いので、この日ばかりは、毎年主人の出番です。

PTAの役員以外は全員参加ではないのですが、息子がお世話になっている学校に少しでも役に立てたら・・・という思いで、主人も仕事の日以外は参加してくれています。

 

さて、息子ですが、登校日の前日から、

「だいじょうぶかな~」と、不安で落ち着かない様子でした。

掃除をするだけなのに、何をそんなに不安に思うのでしょうか。。。

その日の朝も、不安で泣きそうな顔をしていて、何度もハグしにきます。

「薬を飲んで行きたい」と言うので、リスパダールを飲ませてから登校させました。

 

夏休み中、息子は、「サッカースクールも行きたくない」と言うので、本当に一日中、私と一緒にのんびりまったり過ごしていました。

昨年のように、夏休みが終わる頃には、

「もう完全に治った~!」

と、言ってくれるのを期待していました。

 

けれど、登校日にはそんな調子で、今日のメンタルクリニックの診察のときにも、先生に、

「だいじょうぶか不安・・・」

と、答えていて、息子の不安が消えていないことが分かりました。

 

「レクサプロを増やしてみようと思うのですが・・・。」

先生の言葉に躊躇して、すぐに返答出来ずにいた私に、

頭の中のセロトニンを調整して、不安をとりのぞいてあげたいと思います。

増やすと言っても、4分の1錠だけです。

2分の1錠から、4分の3錠にして様子を見てみましょう。」と。

 

「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠7.5mg(3/4錠)、携帯用のリスパダール内服液」を処方されました。

 

確かに、不安がなくならない限り、何かをしようなんて意欲が湧いてこなくて、出来ることがどんどん少なくなってしまいます。

夏休み中に、サッカースクールにまで行けなくなってしまったことは、私もショックでした。

のんびり過ごしていても、時々、「グワ~~ッ!」って、気分になってしまうのだそうです。

 

サッカークラブに入って、周りに付いていけず自信を失うということが、こんなにも大変なことになるなんて、どうして想像出来たでしょう。

2学期が始まると、また、しんどい朝が戻ってくるのでしょうか・・・?

 

まずは、ゼロに戻す。

不安をゼロにしてあげなければ、息子は前に進めない。

薬の力を信じてみようと思います。

 


夏休み新聞

2016年08月18日 | 日記(息子・小5)

息子の夏休みの宿題、さくさくと進行中です。

まずは、「夏休み新聞」を仕上げました。

 

先日の伊賀・青山高原旅行のことを書くことになったのですが、なぜか、

「忍者のことは書かない!」

と、言うので、忍者博物館の話に触れず、青山高原のことだけで作ることにしました。

友達が低学年の頃に行った所なので、同じ場所のことを書くのは嫌なのかな・・・。

 

宿題の説明がなかったはずはないのですが、恐らく聞いてなかったのでしょう、

「どういう風に作るか聞いてない」

と、言うので、写真・レイアウトなどは私が提案しました。

新聞名・見出しは、3つぐらい候補を出してあげ、その中から息子が選びました。

しかし・・・全くたいしたものは思いつきませんね~

 

本文は、少しアドバイスしましたが、息子が自分で書き上げました。

 

 

やる気を出せば、一日で完成するのです。

この調子で、他の課題もどんどん仕上げてもらいたいです。

 


心房細動完治!

2016年08月16日 | 主人の心房細動

3か月ぶりに主人の診察があり、そして、この日で診察は終了となりました。

 

この日の診察は、聴診器を胸に当てて、その後脈拍を計るぐらいのもので、5分とかからないあっけないものだったそうです。

 

「何か異常を感じたときは、すぐ病院に連絡くださいね!」

先生にそう言われ、次回の予約もありません。

もちろん、薬もありません。

ホントのホントに主人の心房細動が完治し、病院を卒業~!

 

こうなってみると、「カテーテル・アブレーション」手術後のあまりのあっけなさに、「服薬治療」や「電気的除細動治療」などしないで、初めからを手術を受けていれば、時間もお金もかからなかったのに~と、私的には思ってしまうのですが、主人にすれば、心の準備が必要だったのでしょうね。

 

何はともあれ、すっきり完治して、本当に良かったです。

不安もなくなったし、これから、バリバリお仕事頑張ってもらいましょう!

 

もちろん、健康第一でね


夏休みの宿題

2016年08月14日 | 日記(息子・小5)

なかなか進まない、息子の夏休みの宿題。

プリントなどの勉強系のものはなんとか終了したものの、想像力が必要とされる課題は全くのお手上げです。

 

・校内作品展に出品する工作物、もしくは絵・習字

・自由研究(四つ切り画用紙にまとめなければならない)

・裁縫で簡単な小物作り

・夏休み新聞

・「平和」に関する本・新聞・TVを見ての感想文

これが、全て必須課題なんです!

 

さらに、自由課題として様々なコンクールにチャレンジしましょうって、コンクール一覧がA4、2ページにプリントされたものをもらっているけど、息子にそんな余裕はありません。

 

必須課題が全然できていないのです!

 

校内作品展の作品は、リゾートで絵付けした小鳥でもいいのかしら?

でも、色塗っただけだしなぁ・・・。

 

自由研究は、「スライムを作りたい」って言ってたけど、作るだけなら低学年向けじゃない?

塩とか酢とか調味料をふりかけてみればなんとかなるかしら・・・?

 

裁縫、新聞に関しては、

「先生、どんな風に作ったらいいって言ってた~?」と、聞いても、

「分からん」「覚えてない」

裁縫なんて、まだ、玉止め・玉結びが出来るかどうかも怪しいのに・・・。

 

私の中では、2学期までのカウントダウンがすでに始まっているような感じで落ち着かないのに、息子は、相変わらず、

「分からん」「思いつかん」

 

以前から「〇〇は時間の感覚がおかしいのでは?」と思っていたけど、もうあと半月しかないのです。

のほほ~ん、ぐうたら~、とし続けている息子に、ついについに、

「自分の宿題やのに真剣に考えへんのやったら、ママ、もう一切、手伝えへんからな!」

と、怒鳴ってしまいました。

 

「いいもん! 自分でやるもんっ!」

と、息子も怒っていましたが、結局、それからも進んでいません。

 

あ~あ、またやっちゃった。。。

これでは、ますます課題をこなすことが苦手になってしまいます。

 

2択3択と、選択肢を提示しながらやり方を教えてあげたいと思うのですが、息子が大きくなるにつれ、息子のやる気を出させるようなものを提示するのが難しくなってきました。

それに、高学年にもなると課題も難しくなり、先生から説明を聞いているのは息子なので、説明を聞いていない私は、何をどうやったらいいのかよく分からなくなってきたのです。

 

あと半月あります。

いかに楽しく、「自分で出来た!」と、達成感を持つことが出来るか。。

 

それこそが、夏休みの一番の課題だったはずです。

 


2016年夏 伊賀・青山高原旅行・・・3

2016年08月11日 | 旅行

青山リゾート2日目、息子が一番やりたがっていたのが卓球でした。

昨晩の卓球がよほど楽しかったのでしょうか。

ところが、団体の予約が入っていて、その日は一日中卓球台が使えないということで、息子はとても残念がっていました。

 

リゾートの体験教室では、そば打ちやウッドクラフト、陶芸なんかもやっていて、私は陶芸にチャレンジしてみたかったのですが、

息子は、「作るのは、面倒くさいから嫌!」

主人も、「作ったりするのは、遠慮しとく」と言うので、結局、パターゴルフをもう一度することになりました。

 

暑かった~!

2回目なので、昨日よりは早く回れましたが、スコア的には昨日とそんなに変わりありませんでした。

私75打、主人76打、息子108打。

目標が72打なので、まぁ、そんなところかな・・・って、感じでした。

 

 

終了後にソフトクリームを食べ、まだお昼前でしたが、お子様サービスも使い切ってもう十分リゾートを満喫したということで、帰宅の途に就くことにしました。

 

せっかく伊賀まで来ているので、途中、伊賀上野の忍者屋敷に寄ってきました。

正しくは、「伊賀流忍者博物館」と言うそうで、「忍者体験館」や「忍者伝承館」もあり、「忍者屋敷」は、忍者が実演説明しながらからくり屋敷を案内してくれました。

また、「忍術実演ショー」もあって、本物の武器を使った実演はとても迫力がありました

 

この時代の武器を使い、いかに効率的に人を殺傷するかが考えられていたようで、例えば、手裏剣の先に馬の糞を塗ったものを使い、ほんの少しかすって相手に傷を負わせただけでも、そこから菌が入り破傷風になって命を落としたという説明がありました。

そんなぞっくとする怖い話もありましたが、おかまさんの忍者がとても面白くて、何度も会場を笑わせてくれました。

大人もちびっこも楽しめる内容だったと思います。

 

 

他にも、赤目四十八滝など行ってみたいところはあったのですが、滝を見るには歩かなければならないかもしれないのであきらめました。

それに、息子と主人は、その日の夕方に行われるセレッソ大阪の試合のことが気になり出したのか、サッカーの話ばかりしています。

名残惜しく楽しい余韻を残したまま伊賀を離れ、家路を急ぐことになりました。

 

今年の旅行、夏の1ページ・・・

息子の心に素敵な思い出として積み重なっていくといいな。


2016年夏 伊賀・青山高原旅行・・・2

2016年08月10日 | 旅行

待ちに待った夕食のバーベキュー

実は、息子は、バーベキューも初体験。

といっても、焼くだけでいい状態になっているのですが、それでも、息子は自分で肉や魚介類を焼いて、得意気で嬉しそうでした。

 

ただ、父子ともにセットの量では全然足りません。

肉とねぎの串は、一人2本。

子どもは1本なのですが、私の串を1本息子に食べさせてもまだ足りない!

他のご家族は足りているのかしら・・・?

 

同じ肉の串を追加注文をしようとして、お値段にびっくりしました!

なんと、1本2500円もするのです

これには驚いて、1500円のものにグレードを落とさせました。

その代わりと言っては何ですが、おにぎりやソーセージなどを注文しました。

 

でも、1500円の肉を食べてみると、やっぱり全然違いますね。

普段食べている肉に比べれば断然おいしいはずなのに、先に上等な物を食べてしまうと、舌が覚えてしまうのでしょうか。

なんだかちょっとがっかりしたような気分になってしまいました。

 

バーベキューの後は、ホテルに行って、これまた息子にとって初めての体験である卓球をしました

最初はなかなか感覚をつかめなかった息子も、だんだん打ち返したり出来るようになりました。

親も運動神経がいい方じゃないので、家族みんなで下手っぴ~ながら楽しい1時間を過ごしました。

 

コテージに帰ってからは花火をする予定だったのですが、虫の多さに息子が外に出たがらなくて、中止。

その日のアクティビティーは終了となりました。

 

就寝時にアクシデントというか、寝室の古いエアコンの音がうるさくて眠れそうになく、仕方なくOFFにして寝ることにしました。

日中の暑さからは想像もつかないくらい涼しくなっていたので良かったのですが、非日常の楽しい気分を味わっていただけにちょっと残念でした。

 

ベッドに入ると疲れていてすぐに眠ってしまったのですが、痛みのせいなのか、2時間ぐらいで目が覚めてしまいました。

股関節周りには湿布を貼っていましたが、痛みが気になって仕方がありません。

痛み止めを飲んでもなかなかおさまらず、それに、虫の声が異様にうるさいのです。

リンリーンと、すでに秋の虫の鳴き声なのですが、さすが森の中というのか大合唱をしているようです。

 

眠れないから、余計に大きく聞こえてしまうのでしょうか?

朝方になると、今度は鳥の声がうるさく感じられました。

家で耳にするのとは、鳴き声の大きさが全然違います。

森の中だからこその自然の声なのでしょうが、癒されるどころか耳をふさぎたくなってしまう程でした。

山では、虫や鳥の方が主なのに・・・、息子に偉そうなことは言えませんね。。。

 

さて、息子は、就寝前にリスパダールを服用しているせいか、ぐっすり眠っていました。

しかし、私が気付いているだけで、4回、足だけ落ちたものも数えれば5回もベッドから落ちていました。

1回目は、ゴンッと音がして、サイドボードにも頭をぶつけたのか激しく泣いたので、私もびっくりして飛び起きましたが、頭を逆の方向にしてベッドに寝かせると、すぐに眠ってしまいました。

その後にも何度も落ちているのですが、朝起きて息子に聞いてみると、全然覚えてないそうです。

「そういえば、夢の中で泣いててん。何で泣いてたんか覚えてへんけど、あれホンマやったんや~」と。

 

恐るべし、息子! 

いや、薬がすごいのか!?

あんなにベッドから落ちていたのに、全て夢の中の出来事なのね。

それにしても、10歳になってもベッドから落ちまくるなんて、君のその寝相の悪さが信じられないのだけど・・・。

 


2016年夏 伊賀・青山高原旅行・・・1

2016年08月09日 | 旅行

8月6日から、三重県の伊賀・青山高原に一泊二日の旅行に行ってきました。

なんだか夏休みの大きな課題が無事終了した感じで、ほっとした気分です。

 

毎年、息子に旅行のリクエストを聞いているのですが、今年は「山に行きたい!」と言うので、どうしたものかと一月ぐらい考えていました。

 

昨年は、このブログにも記録を残しているのですが、臨海学校の予行練習を兼ねて牛窓へカヌーを体験しに行きました。

息子がまだ列車が大好きだった頃は、SLに乗りに行ったり、新幹線・特急列車を乗り継ぐ旅をしたり、さらにその前は恐竜が大好きだったので、福井県の恐竜博物館に行ったりもしました。

 

今回は「山」だと言うのですが、私は、股関節が悪くて、山登りどころかちょっとしたハイキングも出来そうにありません。

そこで、青山高原でのんびり過ごしてコテージに泊まり、バーベキューをすることにしました。

メナード青山リゾートなら、車で約2時間。

運転も楽だし、アウトドアやキャンプに興味がない主人にとってもハードルが低いはずです。

 

11時前には、青山リゾートに到着。

今回の宿泊プランは、お子様だけ、パターゴルフ、創作体験教室、プール、ソフトクリームが無料でセットということですが、もちろん息子だけで体験させるわけにはいきません。

全て有料ではありますが、親もきっちりリゾートを満喫させてもらうことになりました

 

まずは、パターゴルフ

高原といえども日差しが厳しく炎天下の中、家族で汗だくになりながら頑張りました。

もちろん、息子は初めての体験。

18ホール、意外に真剣になって、親子ともども楽しむことが出来ました。

 

昼食後は、創作体験教室

「木のうちわ作り」「鳥の絵付け」「キャンドル作り」の中から選択するようになっていましたが、息子が選んだのは「鳥の絵付け」でした。

細かい作業が苦手な主人は参加せず、母子だけの体験となりました。

お子さんだけで参加されてる方もいるようでしたが、息子の場合、スタッフがいちいち教えてはくれない分かりきっているようなことでも声かけが必要なことがあって、見本を見せながら一緒に出来るというのは、とても良かったと思います。

それに、色を塗り自分だけの小鳥を創ることは、私にとっても素敵な体験でした。

左が私、右が息子の作品

 

その後は、避暑も兼ねてホテルの屋内プールで遊び、ゆっくり温泉につかってからコテージへと向かいました。 

コテージはリゾート施設とは逆方向に少し下った所に10棟程建てられていて、大きな木々が空を隠し、少し離れただけで本当に森の中に入った感じがしました。

息子は、「ルイージマンションみたい」と、ゲームのお化け屋敷を比喩に不気味さを表現し、びくびくしながら歩いていました。

 

コテージの中は、ベッド2つの寝室とソファーベッド2つを備えた洋室、洗面、トイレ、シャワーブースも独立していて、広いバルコニーまであります。

 

 

冷房完備でアウトドアとは程遠い感じでしたが、虫嫌いの息子は、玄関で虫を見つけ、ぎゃ~ぎゃ~騒いでいました。

 

「虫かておるわ。人間だけが地球に住んでるんちゃうからな~。山では、虫の方が主やで~!」

息子に言い聞かせるものの、コテージ内に入り込んだ小さな小さな羽虫を怖がって逃げ回っていて、この子にキャンプは無理だな~、と思いました。