やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

魔の2学期

2015年08月31日 | 日記(息子・小4)

息子とまったり過ごしてきた夏休みも、まもなく終了・・・。 

2学期になって、息子が学校に通うようになったら、ほっと一息付けて嬉しいけれど、不安もあります。

 

息子のペースでのんびりまったり過ごしてきたおかげか、強迫性障害も影を潜め、息子の表情も明るく穏やかになりました。

今日がメンタルクリニックの日でしたが、息子自身も

完璧に治った~!」と、言っていました。

この状態が、2学期が始まっても、ずーっと続いてくれますように・・・

 

運動会や遠足など、2学期は、息子にとって楽しみではあるけど負担の大きな行事が続きます。

2年生、3年生と、音声チックが出たり、食べ物に異物が混入している気がして、普通に物を食べることが出来なくなったりしたのも、「2学期」です。

負担が大きいのなら、休ませることも有りだと思うのですが、本人は、これらの行事を楽しみにしているようにも思えるのです。

  

相談室の先生から、息子は、「自分でも気づかないうちに自分の限度を超えるぐらい頑張り過ぎているから、心が悲鳴をあげているのかもしれない」と言われたことがあります。

自分を客観的に見ることが難しいので、自分で自分のことが分からないそうです。

また、「学校では、〇〇しなければならない」というある種のこだわりの強さが、無理にそうさせるのかもしれません。

 

息子の言動と、息子の体から出るサインには乖離があると言われているので、親である私はもちろん、先生方にも気を付けて息子の様子を見ていただくようお願いしようと思っています。

 

2学期が近づくと、心配でドキドキしてしまう私・・・

まだまだ未熟者です。

息子が不安にならないよう、夏休みの続きで、まったり、どっしり構えていなければ・・・。


頼りになります♪

2015年08月29日 | 日記(息子・小4)

実は、旅行から帰ってきてから、ずっと股関節と腰の調子が良くなかったのですが、ちょっと無理して遊んだ分、仕方がないな~と思っていました。

すでに2週間程経っているのに、なぜか、今朝起きてからの痛みがひどい!?

コルセットして、一歩一歩歩くのがやっとな感じです。

 

こんな時に限って、ばあばにお使いを頼まれ、「梨を買ったから、〇〇ちゃん(息子のいとこ)に送ってあげて」と。

ばあばの家まで車で10分程度の距離なので、なんとか運転はできるものの、自分が歩くのが精一杯なのに、梨を持って歩くなんて出来そうにもありません。

ばあばも、リウマチで要介護2、押車を押してやっと歩ける感じなので、荷物を持つことが出来ません。

 

家まで荷物を取りに来てくれるサービスがあるのだけれども、孫に会うのを楽しみにしてくれているばあばに、そんなことは言えなくて・・・。

息子のためにも、なしやぶどうを買ってくれていました。

 

そこで、頼りになったのが、わが息子。

大きな梨の箱をよいしょと持って、ばあばの家から車へ、そして、郵便局へと運んでくれ、本当に助かりました。

 

いつもお世話ばかりしているイメージがあったのだけど、いつの間にこんなに成長したのか、

「頼りになるな~!」と、思いました。


3分の2の成長

2015年08月26日 | 小さな頃の息子

息子の夏休みの成長! 

何といっても、顔を洗えるようになりました。

まだ石鹸を使うことは出来ませんが、お水でばしゃばしゃと顔を洗えるようになりました\(^o^)/

 

特別水泳教室のおかげでしょうか。

お天気が悪くて、4回中2回も中止になりましたが、プールに2秒顔を付けられるようになりました。

初日は行くのを嫌がっていましたが、頑張って参加することが出来て良かったです。

 

顔が濡れることを嫌がる息子、

一生、顔が洗えないままだったらどうしよう・・・と、心配していました。

お年頃になったらニキビとかも出てくると思うので、本当に良かったです。

いつかは、石鹸だって使えるようになるでしょう!

 

息子が小さな頃、相談室の先生から、息子が嫌がることを「決して無理強いしないように」と言われてきました。

特性上、マイナス体験がトラウマになって、息子の世界をどんどん小さくしてしまいかねないからです。

「少しずつ成長し、たくさんのことが出来るようになっていきますから、ゆっくり見守ってあげてください」と。

3分の2ずつぐらい成長していくものだと思っていると、お母さんも楽ですよ

とも、言われました。

 

その頃は、その言葉の意味がよく分かりませんでした。

 

この子が、普通の3分の2ずつしか成長出来へんと思うのが、どうして楽なん?

ショックやし、余計に焦るし、楽なわけないやん!!

 

けれど、「3分の2の成長」は、いつの間にか私の心を落ち着かせる魔法の言葉になっていました。

6歳の時には4歳、9歳になった現在は6歳、この子の凸凹成長の「凹の部分は、今何歳なんだな」と思うと、息子の行動をすんなり受け入れることが出来、ゆったり構えられるようになりました。

 

癇癪を起こして、叫んだり、お友達とはトラブルばっかりで・・・

食べ物でも何でも受け付けられないものが多くて、自分の主張ばかりで言うことを聞かないし・・・ 

身の回りのこともなかなか自分では出来ないし・・・

 

心配で心配でたまらなかったことが数え切れないぐらいたくさんあったはずなのに、いつの間にか、一つ一つ問題ではなくなっていました。

だから、今、うまくいかないことも、きっとそのうち解決していくのだと思います。

焦らず、何度も言い聞かせながら、息子の成長を楽しみに待っています。

 


夏休みの作文

2015年08月24日 | 日記(息子・小4)

いよいよ夏休みも残り1週間になりました。

やはり、苦手な宿題が残ってしまいます。

土・日に時間をとって、苦手中の苦手な「作文」を、親子でやっと攻略することが出来ました。

 

「作文を書きなさい」と息子に言っても、なかなか書けるものではありません。

作文って、見通しを立てて考えたり、自分の考えを言葉にしたり・・・

広汎性発達障害を持つ息子にとっては、かなりハードルの高い課題なんですよね。

なので、親が細かく刻んで、スモールステップ式にして攻略していくしかありません。

 

まずは、お題から。

息子に書きたいテーマを聞いたところ、案の定、「分からん!!」

 

そこで、いくつかのテーマを提案しました。

・サッカースクールのこと

・大好きなサッカーのこと

・せっかくの夏休みに軟骨にひびが入ったこと

・夏休みの旅行のこと

 

その中から、息子は、「夏休みの旅行のこと」を選びました。

 

次は、裏の白い紙(節約です♪)を何枚も持ってきて、「どこで? 誰が? 何したん?」と、牛窓旅行のことを息子に聞きながら、箇条書きにして次々に書き出していきました。

誘導尋問じゃないけれど、「この時は?」みたいな感じでどんどん聞いていきます。

「何した?」という質問に対しては、息子はしっかり答えられるのですが、「どうだった?」とか「どう思った?」という質問をすると、「覚えてない」「分からん」「忘れた」と、答えられなくなってしまいます。

 

そんなときは、言葉にしてあげる作業が必要です。

例えば、息子は景色には興味がないからか、自分の感情がよく分からないからか、カヤックで海を渡った時の感想が全く何もないそうです。

「必死で漕いでたんやな」と言うと、「そうそう!」と、相槌を打ちます。

 

私の言葉に、微妙に違うと感じた時には、

「そうじゃなくて、〇〇やねん」と、自分で表現することもあります。

 

ある程度、紙がいっぱい埋まったところで、

「〇〇が一番書きたいことは、どれ?」と聞きました。

すると、息子は、

「ペンションの近くのビニールハウスの牛が本物じゃなかったこと!」

と、即答しました。

「あと、カニが歩いていたこと!」

 

「そこ~!?」と、思わず私は聞き返してしまいました。

 

ペンションには歩き回れるスペースがなかったので、夜、父親と一緒に周辺の散歩に行ったときに、近くのビニールハウスの中に牛がいたそうです。

全然動かなかったけど、くさくて牛の匂いがするから本物かなと思っていたのが、翌朝、明るくなってからよく見ると等身大の置物だったそうです。

それと、道路の端を歩いていたカニ。

 

シングルフォーカスもまた個性だと思うようにして、「そこかぁ~」と言いながら、

「じゃあ、それと、次はどれがいい?」と、私は息子に聞きました。

「海で流されたこと!」と、答えたので、

「じゃあ、前島でのことを作文にしよう!」と言って、

①フェリーで前島に渡ったこと

②ペンションの近くで、例の牛とカニを見たこと

③シーカヤックの体験で、島で遊んでいる時に救命胴衣を着たまま流されたこと

を作文に書くことになりました。

 

あとは、箇条書きの文の中から、この3つの関連のものをうまくつなぎ合わせて原稿用紙に清書していくだけです。

 

原稿用紙2枚半の作文、1枚書くごとに休憩を入れ、なんとかやっと仕上げることが出来ました。

肩の荷が下り、息子よりも親の方がほっとしている感じがします。

 

息子が旅行で一番印象に残っているという牛


かなり辛かったらしい経食道心エコー

2015年08月23日 | 主人の心房細動

先週、主人が、心房細動をリセットするために電気的除細動治療を行いました。

 

眠っている間に心臓に電気ショックを与えるため、この治療自体はそんなに負担ではなかったようなのですが、その前日に行った「経食道心エコー」という検査が、主人にとってはかなり辛かったようです。

 

この検査は、電気ショックの治療をする前に、心臓内部に血栓がないかを調べるために、検査用のプローブを飲み込んで、食道の中より心臓の後ろ側から超音波(エコー)をとるというものだそうです。

 

主人曰く、「この病院の検査の中でも1、2を争う辛い検査」だそうで、痛みを軽減するために喉に麻酔をしているものの、あまりの辛さに、涙、鼻水、嘔吐、汗と、顔からあらゆる汁を出し続けたそうです。

担当医師が若い先生で、傍らのベテラン看護師から何度も指示をされていたらしく、不安も辛さを倍増させていたのかもしれません。

 

食道に傷がついたのか、痛みも少し続いていたそうで、その日から三日間、主人の元気がありませんでした。

 

電気ショックで心房細動をリセットした後も、また元に戻ってしまうこともあるらしく、1ヶ月後にまた検査(心電図)があります。

 

完治していますように!!


2015夏 牛窓旅行4

2015年08月21日 | 旅行

主人と息子・・・二人が潮に流され島の向こうに消えてから、どれくらい時間が経ったでしょう。

救助に向かったガイドさんの声も、とっくに聞こえなくなりました。

私は、崖の上に立ち、二人が消えていった方向を眺めながら、ただ祈るしかありませんでした。

20分・・・30分・・・時計も携帯も持っていないので、時間を知ることは出来ません。

 

救命胴衣を着用しているので、二人は浮かび続けているはずです。

どんどん流されることがあっても、瀬戸内の海には釣り船もたくさん出ていて、救助されるのは時間の問題のはず・・・

そう自分に言い聞かせながら、待つしかありませんでした。

 

「お母さん、だいじょうぶですよ! 無事、救助しましたよ!!」

全く逆の方向からガイドさんの声がしました。

 

カヤックで上陸した海岸に戻ると、二人が待っていました。

潮の流れに乗って、ぐるりと島の向こう側の岸に泳ぎ着き、そこから歩いて戻ってきたようです。

恐怖で半分パニックになり、父親の腕にしがみついて離さなかった息子の手を、父親の救命胴衣の腰のベルトをしっかりと掴ませるようにして、それによって、主人が泳げるようになったそうです。主人は、本来泳ぎが得意なはずでした。

息子は足を怪我して少し血を流してはいましたが、たいしたことはありませんでした。

 

安堵するとともに、ガイドさんにお礼を言い、長い間待ってくださっていたツアーの女の子達に謝って、やっと前島を目指して出発しました。

 

この日の海は、穏やかに見えるものの、潮の流れは普段よりきつかったそうです。

前島に戻るのも、直接前島を目指すのではなく、ガイドさんの指示で、もっと遠くまでカヤックで漕ぎ進んで、潮の流れの少ない海域に入ってから、サンビーチに向かって漕いでいきました。

 

潮の流れは、私達の目には見えないけど、ガイドさんの目にはしっかり見えているのですね。

 

爽やかな潮風と、カヤックを漕ぎながら望んだ水平線、眩い波のキラメキを満喫して、シーカヤックの体験が終了しました。

アクシデントも含めて、一生忘れられない思い出となりました。

 

サンビーチで少し遊んでから帰ろうかと思ったのですが、息子が「もう泳ぎたくない」と言うので、そのまま着替えて帰ることになりました。

 

臨海学校でシーカヤックに乗る前に、息子のペースで落ち着いて体験させてやり、余裕を持って臨ませてあげようと思っていたのに、これではマイナス体験になってしまったではないかと思うと、

「何やってん! 何で深いところに連れて行くの!?」と、主人に文句を言わずにはいられませんでした。

今年の特別水泳教室で、やっと2秒顔をつけれるようになったばかりの息子が、自分から行きたがるわけがありません。

「なめとったわ・・・。気ぃ着いたら、どんどん流されていくし、腕にしがみつくから身動きとれんし・・・マジでやばいと思った!!」

 

帰り際に、息子に「また来たい?」と尋ねると、

「カヤックは乗ってもいいけど、遊ぶ時に、海には入らん!!」と、言いました。

「無茶せえへんかったら、だいじょうぶやねんで。先生がここで遊んでいいよっていうところは、安全やからな~」

 

とりあえず、シーカヤックに限って言えば、プラス経験になったみたいです。

 

このあと、本土に渡って、オリーブ園を訪れ、最後に前島を一望して別れを告げてから、帰宅の途につきました。

 

一番向こうが小豆島で、その前にくっきりと見えるのが前島

 


2015夏 牛窓旅行3

2015年08月19日 | 旅行

カヤックで漕ぎ渡った島の海岸は、台風の影響で流木やゴミ・植木鉢なんかも流れ着いていて、ちょっぴり残念な気がしました。

ところが、崖を伝って少し島の向こう側へと移動すると、そこには、ゴミひとつない美しい海岸が姿を現しました。

本来、砂浜だったというその場所は、台風で根こそぎ砂を持って行かれ、ゴツゴツした崖の海岸になっていました。

ガイドさんによれば、半年ほどすれば自然にまた元の砂浜に戻るようで、自然の力って本当にすごいなぁと思いました。

 

女の子たちは、ガイドさんに勧められ、崖の上からドボーン!と、救命胴衣を着けたままの飛び込みを始めました。

次々と勇敢に飛び込み、救命胴衣によりプカプカと気持ち良さそうに浮かんでいます。

 

飛び込む勇気のない私は、海面にそーっと足を伸ばし、トプンと海へと入っていきました。

海岸際はとっても浅く、これなら大丈夫そうだと息子を呼び寄せると、最初はしぶっていた息子も、手を繋ぎながら一緒に海の中を進んでいきました。

一歩二歩と進んでいくうちにいきなり深くなり、救命胴衣の浮力でぐ~んと体が持ち上がりました。何とも言えない快感です。

潮の流れもあってか、ぷかぷか浮かんでいると波に乗って大きく揺れ、息子が、「もういい、もういい」と言うので、すぐさま浅瀬に戻りました。

 

息子は、腰までない深さの場所で、座ったり寝転んだりして遊んでいました。

その後、崖の合間に小石と貝殻が留まっている場所があって、そこで息子と貝殻を拾い集めました。

夏休みの宿題に使えそうだと思いながら貝殻を集めていると、主人が息子をまた海の中へと連れ出していきました。

 

しばらくして、みんな海から上がり出したので、ぷかぷかと浮かんで遊んでいる主人と息子に、

「そろそろ終わりやで~」と、声をかけました。

なかなか上がってこない息子達。いつまで経ってもぷかぷか浮かんだままです。

 

「ママー、ママー!」と、息子が私を呼びました。

「そろそろ帰るから、戻っておいで~」と、手招きすると、

「ママー、戻られへ~ん!」と、叫んでいるではないですか!!

 

そう遠くない場所で二人は浮かんでいるのですが、こちらに戻ってくるというより、むしろ距離が遠くなっている気がします。

私は、慌ててガイドさんに、「先生、主人たちが流されているみたいなんです!」と助けを求めました。

ガイドさんを呼びに行った一瞬の間に、ぐんと二人の姿が小さくなっていました。

 

「お父さん、島の方へ! こっちじゃなく島の方へ!」

ガイドさんはそう叫びながら、崖をよじ登って、島の向こうへと消えて行きました。 


2015夏 牛窓旅行2

2015年08月17日 | 旅行

 

牛窓旅行2日目は、いよいよシーカヤックの体験。

絶好のお天気に恵まれ、シーカヤックで大海原に出た感動と爽快感は思っていた以上のものでした。

また、離れ小島での遊び時間に、救命胴衣を着用したままプカプカ浮かんで遊んでいた息子と主人が潮に流されるという大変なアクシデントがあり、ガイドさんの救助で無事に島に戻ってくるまで、生きた心地のしない時間を過ごしたりと、親子3人が滅多にできない経験をすることになりました。

 

私達が体験したシーカヤックは、初心者でも楽しめるというイージーツアー・コースタルトレイル(沿岸コース)で、朝9時10分から、前島のサンビーチからスタートしました。

 

この夏、よくTVで流れている「サントリーオールフリー」のCMがここで撮られていたそうです。

奇妙礼太郎さんが「白いパラソル」を歌って、桐島かれんさん、黒木華さんがオールフリーを飲んでいるのが、この「サンビーチ前島」なのです。

 

ツアーは、私達家族の他に、尾道から来られたという若い女の子達8人組と一緒でした。

私たち家族は、日焼け完全防備で、水着の上に長袖のラッシュガード、首にはタオルを巻いて、つば広のハットをかぶり、さらに私は、ナイロンの7部丈のパンツまではいていました。

なのに、女の子達は驚く程軽装で、帽子をかぶっていない方や、肩やおへそを出している方までいました。

若いってすごい・・・と感心しました。

 

牛窓ウォータートレイルのガイドさんは、いかにも熟練した海の男という感じの、頼もしく、そして、気さくで親切な方でした。

 

はじめに、カヤックややパドルの説明があり、漕ぎ方、止まり方、方向の変え方、転覆したときは・・・などのレクチャーがありました。

準備体操で体をほぐすと、救命胴衣を身に付け、早速、離れ小島に出発です。

 

今回私達が使うカヤックは二人乗りで、息子の後ろに父親、私の後ろにガイドさんが乗ってくださることになりました。

カヤックは、パドルでの操縦の他に、後ろの座席の人が足で舵取りもするそうです。

主人は、最初のうちはなかなか舵取りに慣れず、あさっての方向に進んでどんどん遅れていくので心配でした。

一方の私は、後ろにガイドさんがいるので、何の不安もなく、思うままに気持ちよくパドルを動かしながら、大海原を進んで行きました。 


2015夏 牛窓旅行1

2015年08月15日 | 旅行

夏の旅行、8月の13-14日に、岡山県の牛窓に行って来ました。

今年の旅行のテーマは、シーカヤック!

来年、息子の臨海学校でシーカヤックを体験するらしく、一足先にどんなものなのか、家族で体験してみようということになりました。

 

主人がネットで、小学生でも参加できる「牛窓ウォータートレイル」さんのイージーツアーにたどり着き、早速予約してくれた・・・のはいいものの、折からの猛暑続きに、「海の上の2時間に耐えられるか?」とか、「股関節悪くてもだいじょうぶかな?」等々、なんだか不安になってきました。

 

事前に「牛窓ウォータートレイル」さんに電話して、この季節の万全の準備を教えていただき、また、私の臼蓋形成不全による変形性股関節症についても相談すると、シーカヤックは二人乗りなので、後ろにガイドさんが乗ってくださることになりました。

「もしも、漕いだり出来なくても、座っているだけでだいじょうぶですよ」と言われ、カヌーに乗っている時間も、離れ小島まで片道30分くらいだということでした。後の時間は、体験前のレクチャーや島で泳いだり遊んだりするそうです。

 

不安がなくなると、やはり気になるのがお天気です。

台風が次から次へと発生している状況で、海が荒れたらどうしよう・・・。

シーカヤックを体験するのも宿泊するペンションも、牛窓の前島という島で、7分とはいえ牛窓港からフェリーで渡ります。

島にはコンビニさえなく、自販機も港にあるのみと聞いて、嵐でなくても、雨だったら最悪だなぁと思っていました。

 

あいにく、数日前からの予報では、雨。

そして、当日も、道中雨が降ったり止んだり・・・。

行きは、休憩を入れて5時間以上かかったのですが、その間、岡山城に行くか水族館に行くか、それとも、備前焼の体験に当日参加出来ないかなぁ・・・などと話していたら、岡山県に入った頃から雨が上がり、太陽も顔を出し始めました。

 

これなら泳げるかも!と、前島には渡らず、牛窓海水浴場に直行。

2時間ぐらい海遊びをすることが出来ました。

台風の影響で漂流物がたくさん流れ着いていて、海の中も藻がいっぱいでしたが、人も少なく、のんびりと過ごすことができました。

雨がパラパラする時もありましたが、日差しがきつくなく暑すぎないのが、私的にはベストでした。

息子も浅瀬でサメのフロートに乗ったり、貝殻を集めたり、楽しんでくれたみたいで良かったです。

 

その後、フェリーで前島に渡り、ペンション「アラパパ」さんへと向かいました。

ご主人がとっても気さくな方で、お料理も美味しかったのですが、ペンションということもあり、部屋はベットが3つ入ると、ほとんど歩くスペースがありません。

「歩きたい、歩きたい・・・」と、息子は落ち着かない様子で、主人が散歩に連れて行っていました。

 

じっとしていることが苦痛な息子。

それでも、長時間、車に乗って頑張ってくれたものね

 


強迫性障害>かんしゃく

2015年08月11日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

昨日は、メンタルクリニックの日でした。

 

夏休みに入って、3週間。

息子は、何か気になることがあると、

「〇〇やけど、これでいい?」と、私に聞いてくることがあっても、

「いいと思うよ」と、私が言うと、「そうか」と納得した感じで、しつこく確認を繰り返すことはなくなりました。

息子自身も、「ましになってきた」と、先生に話していました。

 

肋軟骨にひびが入ったり、あいかわらず鼻血を出してばかりいますが、家でのんびり穏やかに過ごしているせいでしょうか。

それとも、薬が効いてきたのでしょうか。

「リスパダールOD錠0.5mg(1錠)と、レクサプロ錠5mg(1/2錠)」の薬を継続することになりました。

 

強迫性障害からの不安行為がなくなってくると、不思議なもので、今度は、息子の「かんしゃく」が気になってきました。

息子のかんしゃくは、今に始まったことではありません。

息子は、感情をうまくコントロール出来ないので、よく「かんしゃく」を起こし、強迫性障害に悩んでいた時にもずっと続いていたはずなのですが、やはり、心配度の高い方に気を取られ、少し落ち着いた今だからこそ、気になってくるのでしょうか。

 

息子が「かんしゃく」を起こすと、大声を上げて、聞きたくないような言葉を怒鳴り散らすことがあります。

 

「やらんとこうと思ってるけど、どうしても出ちゃうねん」

と、落ち着いた時に、泣きそうな顔をで言う息子に、私も切なくなります。

普段はとても穏やかな子だけに、このギャップが不思議でなりません。

 

クリニックの先生には、

「難しいところですね。まずは、強迫性障害を治しましょう」と、言われました。

 

欲張って、一度に「あれもこれも」と思ってはダメですよね