やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

我愛羅、食事療法を始める

2024年03月30日 | 猫の話

マンソン裂頭条虫を吐き出して、病院に通うことになった我愛羅。

 

1週間ほどですっかり元気になりましたが、尿検査の結果、ストルバイト結晶が見られ、尿phが8.0だということでした。

尿phの最適値は6.0~6.5ぐらいだそうで、アルカリ性に傾いているということでした。

 

我愛羅には、ピュリナワンの健康マルチケア7歳以上にカルカンパウチのマグロやチキンをトッピングして与え、おやつに乾しかまやチュール、蒸しカツオや蒸しささみ等を一日2~3個与えるようにしていました。

 

ph値を正常に戻し、ストルバイト結晶が形成されにくくするために、食事療法を勧められました。

いくつか試食品をいただき、試した結果、カリカリもウェットも「ロイヤルカナンのユリナリーS/O」という療法食に変更することになりました。

 

おやつを食べさせてもいいのか先生に聞くと、

「様子を見ながらになりますが、尿路に配慮したものをあげるようにしてください。」

と、言われました。

 

楽天でまとめ買いしたこれまでのフードは、我愛羅を譲ってくださった猫保護ボランティアさんに使っていただくことにしました。

 

ボランティアさんの猫ちゃんも同じ症状で療法食を食べるようになった子がいるけれど、完治して、今は市販のフードに戻っているそうです。

「我愛羅も、早期発見なので、良くなる可能性が高い。」

と、言ってくださいました。

 

マンソン裂頭条虫のおかげで、早期発見できて良かった!

と、思うことにしましょう。

 

でも、食事療法食というだけあって、お値段が高いなぁ・・・

 

 

 

 


我愛羅にマンソン裂頭条虫!?

2024年03月20日 | 猫の話

風邪気味なのか、少し食欲が落ちてきて、調子が悪そうな我愛羅。

 

 

病院に連れて行った方がいいかなと迷っていたところ、我愛羅がいきなり何かを吐き出しました!

 

ゴムのような、紐のような何か!

 

息子に、

「何これ~?」

と、見せると、

「カニカマちゃうん?」

と・・・。

 

丸飲みしてしまった異常に長い「乾しカマ」が消化されずに吐き出されたのでしょうか?

 

平たく細長いテープのようなそれは、びろ~んと広げると5~60cmぐらいありそうです。

 

嫌な予感がして、すぐさま我愛羅を動物病院に連れて行きました。

 

それは、「マンソン裂頭条虫」という我愛羅の小腸に寄生した虫だったのです!

 

マンソン裂頭条虫を保有したカエルやヘビを食べたことが原因だろうというけれど、我愛羅が脱走して外に出たのは、去年の10月の5時間ぐらいだけ。

 

その間に、カエルやヘビを食べちゃったの~

 

カエルやヘビはマンソン裂頭条虫の第二中間宿主で、第一中間宿主であるケンミジンコというプランクトンが浮遊している水を飲んでも感染するそうです。

 

きっと水だろうと思ったけど、どちらにしろ、寄生虫を駆除する注射をすると1週間ぐらいで駆除されるそうです。

 

この日の我愛羅の体重は5.1kgと、ほぼ変動なしの体重でした。

食欲が落ちたり調子が悪いのは、寄生虫のせいではなく、他の感染症や病気の可能性があるということでした。

 

そのため、検便と検尿をすることになり、きちんと駆除できたか確認するために1週間過ぎてから動物病院にうんちとおしっこを持って行くことになりました。

 

 

 


レクサプロを1.5錠に増やす

2024年03月16日 | 息子の広汎性発達障害と強迫性障害、適応障害

今日は、息子のメンタルクリニックの日でした。

 

私は、体調がすっきりせず、思い切って受けた健康診断の結果を聞きに行かなければならなかったので、クリニックには主人が連れて行ってくれました。

 

息子の調子があまり良くないので、薬を増やしてみようかと話をしていて、そのことを含め、息子の様子を書いた紙を先生にお渡しすることにしました。

 

・不安が強くて、母親を何度も傍に呼んでいる。

・大好きなサッカー観戦に行ったときも、「生きてていいのか?」というようなことが頭によぎって離れず、全く試合を観ることが出来なかった。

・本を読んだり、動画を観ているときも、きちんと理解しているか不安になって、ページを戻ったり、巻き戻したりを15回から20回ぐらい繰り返さなくてはならず、ものすごく疲れてしまう。

・レクサプロを1.5錠に増やそうかと考えている。

 

家に帰ってきた主人に「どうやった?」と聞くと、

「『僕も増やした方がいいと思ってたところです。』って。」

と。

 

息子に聞くと、

「強迫症が酷くなってるから、薬を増やした方がいいみたいな感じやった。」

と。

 

他には何も言われなかったようです。

 

レクサプロを0.25錠増やして「リスパダールOD錠0.5mg(2錠)と、レクサプロ錠10mg(1.5錠)、ツムラ加味帰脾湯エキス顆粒5g(3包)、ビオフェルミン錠3錠、頓服としてエチゾラム錠0.5mgを一日2錠まで」を処方され、次の診察は4週間後になりました。

 

進級や進学を迎えるこの時期、いつものことながら息子の調子が一段と悪くなってしまう気がします。

 

 


科目登録に行って来ました

2024年03月12日 | 日記(息子・高校生)

11日、息子の通信制高校の来年度の科目登録に行って来ました。

 

息子も、いよいよ3年生です。

 

その二日前、息子は、父親と一緒にヨドコウスタジアムへ、セレッソ大阪vs東京ヴェルディの試合を観に行きましたが、観戦途中で具合が悪くなってしまいました。

 

「しんどい」

「頭が圧迫されている感じがする」

「体調不良のところに反芻で追い打ちかけられて絶望的」

などと、息子からLINEメッセージが送られてきましたが、家にいる私にはどうすることも出来ません。

 

「そうなんや」

「薬飲んだ?」

「しんどくても、だいじょうぶやからな!」

等々、メッセージを送るぐらいです。

 

後々、息子に話を聞くと、この日のスタジアムは満員で人に囲まれているし、「生きてる価値があるんか?」みたいな言葉が突然頭によぎって、それからは延々と反芻を繰り返し、全く試合を観るどころではなかったようです。

 

恐らく、科目登録で登校しなければならないという不安もあったのでしょう。

 

科目登録当日も、息子はぐずぐずとしんどそうにしていました。

 

「行けへんの?」

と、聞くと、

「行く!」

 

薬(エチゾラム)を飲んで、歯磨きをすると、少し落ち着いたようでした。

 

科目登録では、出席日数の多い科目、理数系を取らないようにしたため、もう科目が限られていました。

3年目となると、体育や芸術、理科系等、必須出席の多い科目は全く取らなくてもよいので、これまでより随分楽が出来そうです。

 

「前期で18時間やったら、全日制の3日の授業やな。」

と、息子。

 

一日1時間しか授業に出られなくても、18日登校すればよいのです!

 

教科書を送ってもらうための送り状に住所や名前を書くのに、息子はものすごく時間がかかっていました。

 

緊張するようなところでなくても、常に息子の心と体は緊張していて、うまく動けなかったり、それでまた疲れてしまったりするのです。

 

帰りの電車でまたまた具合が悪くなって、薬を飲むことになった息子。

一人だとパニックになって、薬も飲めないかもしれません。

 

無理させてるんちゃうか?と、悩むこともあるけれど、高校卒業までのこの経験が息子の力になることを願っています。

 

二人三脚で頑張ろう!

 

 


「ゆきのよあけ」

2024年03月05日 | 読書・読み聞かせ

2年生の読み聞かせから一週間後、3年生の読み聞かせがありました。

 

選んだ絵本は、「ゆきのよあけ」いまむらあしこ・文、あべ弘士・絵。

 

深い雪に覆われた森で、お母さんと生き別れて一人ぼっちで生きている野うさぎの子のお話。

 

静まり返った夜の森、忍び寄るキツネやフクロウから逃げようと走る野うさぎの子にハラハラドキドキ。

文字通り命を懸けた戦いです。

無事に逃げ切った野うさぎの子、夜明けを迎えた雪の森は生きる喜びにあふれていて、読み終えた後もしばらく胸が高鳴っていました。

 

生きるって、すごいね!

 

静かに聞いてくれていた子ども達。

この感動が伝わっているといいな。

 

 

 


猫と犬のお話を読んだら・・・

2024年03月03日 | 読書・読み聞かせ

年末にインフルエンザに罹って以来、喉の調子が良くありません。

耳鼻科に通って、吸入してもらったり、喉の炎症を止める薬をいくつか種類を変えながら処方してもらったりしていますが、結局、日にち薬のようです。

 

読み聞かせの日までには声が出るようになりましたが、読み聞かせ中にだんだん声がかすれていってしまいました。

万全じゃなくて申し訳なかったです。

 

今回は2年生と3年生の担当で、2年生には猫と犬の絵本を読ませていただきました。

 

最初に読んだのは、「ネコヅメのよる」、町田尚子・作。

 

 

登場する猫ちゃんたちの表情や仕草がとてもリアルです。

「おや」「もしかして」と、猫たちが集まり、夜の集会で見上げたのは、見事な三日月ならぬネコヅメ。

猫たちがゆらゆら体を揺らしながら一斉に空を見上げている様子はたまりません。

この世界観、もしかしたらありそうだな~と、私は思いました。

 

もう一冊は、「おいで、フクマル」、くどうなおこ・作、ほてはまたかし・絵。

 

 

とても温かな気持ちになれるくどうなおこさんの詩が素敵。

「おーい、おいで」と、誰かに呼ばれて生まれてきた犬のフクマル。

それは誰だろうと探すのですが、おとうさん、おかあさんから、ちょうちょやスコップ、ちきゅうにおひさままで・・・。

フクマルの愛嬌ある表情と相まって、生まれてきた喜び、出会えた喜びにあふれている絵本です。

 

猫と犬。

子ども達は動物が好きだろうと思って、私はこの2冊を選んだのですが、読み聞かせが終わってから、二人組の男の子がやってきて、

「この子、どっちも嫌いやから、怖がってたで!」

と、こっそり教えてくれました。

 

「そっか~、ごめんね~。」

と、謝りましたが、本選びは難しいですね。

 

確かに、動物が苦手な子だっているはずです。

町田尚子さんの猫は、私には愛しくてたまらないけど、苦手な子にはちょっと怖いかもしれません。