青梅市にある「吹上しようぶ公園」。コロナのため中止されていた「花しょうぶまつり」が、今年、3年ぶりに開催されるということです。
このしょうぶ公園の面積は、約2.1ヘクタール。そこに250品種、約10万本が植えられているそうです。そして、里山に囲まれた「谷戸」にあるため、周囲の緑がハナショウブの色彩を引き立ててくれています。
ハナショウブは肥後系、江戸系、伊勢系、長井系と分類され、それぞれに特徴があるとか。
花の名前も記してあるので、観賞にもイメージが広がります。
下の写真は、「タカノツメ」というもの。いかにも!と言った感じではありませんか?
ここでは、毎朝、係の人が数人で、枯れた花がらを、一つ一つ、摘み取っています。それが常に美しい花を見せてくれる秘訣とか。面倒な作業ですが、そうしないと、次の花がきれいに開花できないんですね。
(上: 丁寧に花がらを摘み取っていく)
これらの美しい花々は、地道な手入れの賜(たまもの)であると、実感しました。
花の見頃は、6月1日から30日までの1ヶ月間と言われています。種類も多く、開花期の異なる花を植えているので、全部の花が一度に咲いている光景は見られませんが、その分、長い期間楽しめそう。
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* アクセス: いろいろなルートがありますが、私のお勧めは、JR東青梅駅からの川沿いの 遊歩道を行くもの。徒歩約15分です。