20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
毎日更新。児童文学情報・日々の暮らし・超高層からの眺望などニュース満載。

H&M

2008年09月13日 | Weblog
 今日は三越本店に買い物があって出かけたついでに、ミーハー根性での物見遊山で本日オープンの銀座「H&M」に立ち寄ってきました。そう、ここ数日マスメディアで話題の、あのお店です。
 ところが、なんとお店に入店するのに4~5時間待ちとか。なんと行列が2キロにわたってできているらしいです。思わず笑ってしまいました。
 
 近頃銀座は、世界の超有名ブランドの、まばゆいばかりの路面店が建設されていると思いきや、こうしたリーズナブルなお店も台頭してきています。
 ユニクロも4丁目に路面店を構えていますし、「H&M」と同じくリーズナブルさとファッション性をコンセプトにして世界中で人気の「ZARA」も、すぐ近くに路面店を構えています。
「H&M」はスウェーデンのお店。「ZARA」はスペインのお店です。
 ニューヨークでもパリでもない、いわばいままでのファッションの流れから見たら異端な国で生まれたファッションが、そのリーズナブルさで世界中を席巻しているようです。

 ユニクロは、私もパジャマや下着など愛用していますし年齢層に関係なく、その品質のよさからファンが多いです。
 けれど、H&MやZARAは、いわゆる「アラフォー世代」や「アラウンド30世代」限定のカジュアルファッションのお店なのかもしれないと、並んでいる人たちを横目で見ながらそう思いました。
 世界経済のグローバル化の影響か、近頃はファッションも多用性を帯びてきました。安いだけでなくファッション性も高いというのは、買う側からすれば、ウェルカム以外のなにものでもありません。
 ファッションというのは楽しくもあり、また難しくもあるものです。
 いままでお気に入りだったお店が、急に遠く感じられるようになったり、敷居の高かったお店が突然、身近に感じられたり・・・。
 突然いまのファッションがひどく陳腐に思え、途方に暮れる瞬間が10年に一度くらいは必ず訪れます。
 ここ数年の私自身の贔屓はと言えば、もっぱら神宮前にある「HIROKO KOSHINO」です。いまの年齢を輝かせるファッションをと考えていて、このお店のデザイン性にハマってしまい、それ以来ずっとです。
 またいつか「どうしよう。似合わない・・・」と途方に暮れる瞬間を向かえる日までは、もうしばらくは続きそうです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 絵本 きらめく | トップ | ピーマン »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事