お野菜のピクルスの瓶詰めです。
ほんとうは、手作りの方が、数十倍もおいしいのですが、ちょっと箸休めに食べたい時、この瓶詰めが便利です。
もう一つ便利に使っているのが、タルタルソースを作るときに便利な、アメリカンレリッシュという、ピクルスいろいろなみじん切りの瓶詰めです。
ここに、サラシアという、コレステロールを下げるマヨネーズと合わせると、簡単にタルタルソースができます。
近頃は、こうした手抜きを覚え、お台所仕事もとても楽です。
昔はゆで卵を茹でて、玉ねぎやピクルスをみじん切りにして・・・。
エビフライや、カキフライの時は、衣をつけるのも面倒なのに、さらに、そこに手間がかかっていました。
でも、こうした瓶詰めをストックしておくことを覚え、年齢とともに、日々、手抜きで楽しくおいしいお理作りを目指しています。
小峰書店の新刊、『フラダン』(古内一絵作・小峰書店)には、シンガポールからやってきた、超イケメンで、ネイティブの発音の英語を会話に散りばめて喋る、少年が登場します。
実は、彼は簡単な英単語しかわからず、英語を喋れないのです。
彼が毎日のお弁当に、いつも手作りの野菜スティックのピクルスを持ってきて、みんなにそれを振舞います。
そのシーンを、ふと思い出しました。
思わず唸ってしまったほど、人間、一人一人がそれぞれ個性豊かに、鮮やかに描かれています。
男子も加わったフラダンス部のことが縦糸で、横糸には原発や家族の問題などが織り込まれて、奥の深い作品です。
面白いけれど、泣ける・・・。骨太の作品でした。
ミックスピクルスから、思い出したご本の紹介です。