太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

桜はまだ咲かない

2020-03-21 08:48:14 | 日記

昨日は世の中3連休の初日、風は少し強かったが快晴だったので車で近所の桜の様子を見に行った。別に愛でるわけでもなくただ何となくである。休日にも関わらず車は少なく街全体に出歩く人もまばらである。これもコロナ感染拡大で自粛しているのだろうか。幸いにも地元では感染者は出ていない。肝心の桜であるがまだ蕾が膨らんだ程度である。1週間か10日後くらいだろうか。東京の方が早いのは例年のことなので東京が騒ぎだしてからでも遅くはない。しかし今年は桜を見る会もないし不要不急の外出は控えられているので騒ぎも聞こえないかも知れない。桜見物は多分不要不急の部類なのだろう。来年も咲くし。関西からこちらに越してきた時は菜の花の満開の写真など見ていたことと黒潮も流れており勝手に暖かい地方だと思っていた。しかし来て見ると県内でも内陸部であり関西より、東京より寒い。30年を過ぎて慣れてはきたが東京より桜が遅いのは不思議である。

地元に有名な一本桜の大木がある。山桜だから満開時期は短い。今ほど有名になる前に一度だけ見に行ったことがある。菜の花の黄色に囲まれた桜はコントラストが美しい。畑の真ん中に1本だけあるから目立つし推定樹齢が300年とのことだったから今は330年になっている。周辺には茶店や臨時有料駐車場など小賢しい連中が商売をしている。ほんの一時期だろうが小遣い稼ぎにはなるだろう。海やプールなどもシーズンには臨時駐車場がよく開かれている。彼らも勿論臨時収入できっちり税金は納めているのだろがどうやって台数を申告しているのか。さて大桜、樹齢300年とあるがどうやって調べたのだろう。近くに同じような木があって切り倒して年輪を見たのではあるまい。畑の真ん中だが多分300年前は雑木林で人など近づかない場所だったろうから古書物に登場する訳でもない。何故300年と分かる、などとブツブツ言っていたら家内からみんな綺麗だから見に来ているのだからそれで良いじゃないの、聞こえるように言わないでと注意された。臨時営業の税金やら樹齢の推定方法の方が気になる者に桜を愛でる資格などないのだが毎年同じ時期に桜はやはり春を感じさせる代表である。しかも近所には驚くほど桜の木が多く遠くまで花見に行く必要はない。残念なことは30年以上同じところに住んでいると近隣でちょっと有名なところは大体行き尽くしてしまった。珍しい所はほとんど無い。それでも東京への通勤圏内であり人口は少しづつ増えており田畑は埋められ新しい商業地も増えている。寂れる地方都市とは少し違うかも知れない。しかし、ほん近所まわりは住宅地で殆ど開発されてしまって老けて行く街になっており開発も斑模様である。住んでいるところは仕事や人生と重なる部分がある。このまま近所とともに老けゆくのか新しい商業地のように活性化する時もあるのだろうか。



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