ニュース明暗

　早朝の地震で目が覚めた。最大震度４で我が街は震度３だった。昨日も何回か体感地震があった。最近の地震の頻度は能登を上回る。大きい奴が来なければと願っているがこればかりは防ぎようがない。できることは非常持ち出しとか食料、水の備蓄を確認をして事後に備えるしかない。箪笥類は一応転倒防止の支えを入れているが多分役外れるだろう。父親は小学1年生で関東大震災に遭っている。その後の家族の生活は一変し苦労続きだったようだ。二の舞になると学習効果ゼロということになる。政治家に偉そうに言っている場合ではない。

それでも一言。政治倫理審査会の中継を見た。首相の意気込みは感じられた。1番バッターは武田氏（二階派）だったが新たな発言は無かった。自らは収支報告書の訂正の理由を述べていたが要は勘定科目に間違いがあったとのこと。肝心の二階さんについては会計処理にはタッチしておらず知らなかったと。知らなかったで通るところが凄い。経理の不始末を社長が知らなかったから許されるのかと辛口批判もあるだろう。しかしこれは政治家の倫理を問う場であり数学と違い倫理は答えが一つではない。そもそも政治家に倫理を求めるには無理がある。今日は渦中の中心安倍派のみなさんの登場である。キーワードの一つは「知らなかった」だが果たして何回出て来るだろう。

昨日は日本人の半分にとっておめでたいニュースがあった。大谷選手がSNSで結婚したことを報告した。SNSで発表とは今時らしいが今日は記者会見である。その他の半分は女性陣であり喪失感は容易に想像できる。勿論自身が結婚できる可能性は隕石に当たって死ぬくらいの確率だったとしてもだ。理屈抜きに本当に明るいニュースは彼に頼るしかない。記者会見の様子も流れたがお相手は一般女性のようである。女子アナや芸能人でなかったことは差別ではないがホットしている。スーパースターには平凡な家庭の方が似合うと思うのは私だけだろうか。本当におめでとう。