ダウ平均株価が暴落している。日経平均も連動し暴落。株など持っていない身ではあるがここまで来ると何かが起こりそうな怖さがある。コロナ感染に拍車をかけてOPECの談合が破綻し石油減産ができず価格が暴落していることが原因のようだ。石油価格の下落によりアメリカのシェールオイルは競争力を失うという予測もある。こんな時頑張っているのは東京オリンピック関係者だけではないだろうか。
オリンピックの開催については世界のコロナ感染拡大を見ているとたとえ日本が感染収束に向かっていたとしても選手団を派遣する国そのものが相当減ってしまうのではないだろうか。こんな時に何だと叱られようが各国の現在の意見を募ってみるべきである。何時までも開催に向けて努力を続けて行くと言い張るのが果たして最大の国際大会で優先されるべきことなのか。努力してきた選手が可哀そうとかいうレベルは超えているだろう。元メダリストなんかにコメントを求めるのはよした方が良い。柔道やマラソンのメダリスト女子選手のコメントは控えめにすべきだ。昼のワイドショーなんかにはトンデモナイ偏狭なコメントがよくある。世界の選手や観客のことを考えるなら主催国が何時までも諦めずに頑張るというのはある意味迷惑である。
コロナ感染によるオリンピックの中止や延期、経済停滞については何度もブログに書いてきたがやっとタブーの領域の議論がなされるようになってきた。経済対策では金融政策より個人消費を刺激せよ、期限つきの商品券（現ナマ）を国民全員に配れと言ったが、今専門家でその議論もあるようだ。オリンピックは国際競技団体が何やら話し合いを始めたようだ。何時も誰かの何処かの二番煎じを演じてきた日本だが今回ばかりは誰かの真似とか言う事をきくというのでは済まされないようだ。先頭に出る気などないのにいつの間にか押されて先頭に立たざるを得ない状況になっている。安倍さんの好きな言葉「躊躇なく」とか「寄り添って」を実践しリーダーシップを発揮して貰いたいものである。