太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

相も変わらず

2023-08-01 07:14:35 | 日記

 珍しく朝ほんの少しお湿り程度に雨が降った。初めて雨を見る赤ちゃんも結構いるだろう。暑さはそれほど変わらない。パソコンが無かった時代、今頃何をしていただろう。大谷選手が居なかった時代何のTVを見ていただろう。どちらも思い出せない。それくらい両方に時間は割いている。数年前は思い出さないが大昔は想像がつく。洞窟で暮らしていた頃こんな猛暑の日々は狩りに出掛けるのも危険だ。何処で日射病(今は熱中症)で倒れるか分からない。それでも比較的風が通る入り口付近に陣取った家族はお父さん家でグダグダしているなら狩りにでも出掛けたら。鹿は無理でも兎ぐらい捕まえられるのではないのと。いまその準備をしているところだ。風も光も殆ど通らない洞窟の奥で槍先の石を磨いている。物を造るのは結構好きだった。竹とんぼに始まりプラモデル。一応槍先は10個くらいは出来たから当分はこれで間に合う。でも出掛けるには暑い。壁に獲りたい獲物の絵を描き始める。絵に描いた鹿より今晩の兎だよと皮肉を言われる。絵を描くことも結構好きだった。意地でも兎の絵は描かない。涼しくなったら鹿どころか熊でも捕まえて驚かしてやろうと口には出さず寝床につく。何千年も経つのに今とあまり変わらない生活だ。

過去が駄目なら何千年も先はどうだ。やることもなく家でブラブラしていたら、家族が、お父さん偶には宇宙散歩でもしてきたら。運動にはなるでしょうと言う。宇宙服は完全断熱で体温を一定に保つ機能がある。ヘルメットも義務化されて以来簡素化されて安価になった。酸素はボンベではなく錠剤になった固形酸素を3時間に一粒飲めば事足りる。まあ行ってみるかと小型の宇宙船に乗り込む。コンビニ星に立ち寄って最近あまり飲まなくなったコーラで一息つく。調子に乗って高速を超えて飛んでしまう。何処か懐かしいような場所に辿り着く。大昔流行ったパソコンに向かって何やらゴソゴソしている初老が居る。暫くするとTVをつけてこれも大昔人類の人気スポーツであった野球を観始める。気づくとその初老は自分である。光速を超えてタイムマシ—ンモードで飛んだのがいけなかった。過去も未来も、これが有っても無かっても大して変わらないライフスタイルである。