太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

何度でも新たな感激が

2021-07-01 06:33:04 | 日記
 言うまでもなくMLBの大谷選手の活躍だ。日本全体にとって理屈抜きに断トツ明るいニュースである。昨日も大谷選手が2打席連続HRを打った。何度でも新たな感激を与えてくれる。大谷選手がMLBで最も注目される選手になるなど誰が予測していただろう。多くの人はそこそこはやってくれると思っていただろうが。今日は先発と打者の二刀流だ。それにしても少し年長だろうか経産キャリア官僚のゲーム感覚のお粗末な詐欺事件である。子供の頃なら、あの子は野球ばっかりやって、あの子は本当に勉強がよく出来ると言われたことだろう。今どちらも20代であるがこの差は親の教育、躾け、態度が色濃く子供に反映される時期でもある。30代を過ぎると自我に目覚め親とは違う人生を歩むだろうがまだ2世のままである。最初に出会う教育者は親である。スタートで何処か間違っていても多くはその間違いに気づくのは60を超えてからだ。この年になると先輩や先生方よりも子供の頃に親に言われた事を沢山思い出す。何十年も忘れていたことをである。
 会社では多くの新人を見て来たが大抵の場合は育った家庭環境が想像できる。勿論だからといって個々人の優劣を判断する訳ではないが、ああこの子はしっかりした親や環境の中で育ってきたのだなあと感心することもしばしばある。よく成人した子供は別人格だからという大人が居るが、確かにそうであるがそういう大人は口には出さないが少なからず自分の為した育て方に一抹の後悔と不安があるはずだ。
 何時親離れ、呪縛から逃れて親を超えられるか。明確に分る瞬間がある。親が可愛いと思えた瞬間である。年齢には関係しない。その時点で子供は自立する。残念ながらそう思える頃に両親は亡くなってしまった。大人になった自分を見せる機会は無かった。大谷選手とエリート官僚、最大の親孝行者と不幸者を見たような気がする。一方はこのまま成長して欲しい、一方はやり直しの人生、世の中様ざまである。