ゆっくりかえろう

散歩と料理

ブログ中の画像・文章の無断使用を禁じます。

牛すじのしょうが煮

2012-01-18 | ランチ

 デパートの肉屋をのぞいてみると ステーキに出来そうなお肉が
 すじ肉のトレイに紛れ込んでいました

 いい具合の霜降りと赤身の具合から 肩バラかランプ肉かな?と思ったので
 「すじ肉500gとください」と注文したら 良いお肉は横へ寄せてしまい わずかしか
 紛れ込まず ほとんどすじ肉ばかり 入れられてしまいました
 「う~ん やられた!」 あれはカンバンだったか!

 おもわず苦笑してしまいました
 まるで落語の「カンバンのピン」(又は「たぬサイ」 かも)のようです

 このお肉、国産の和牛のすじ肉で スーパーなら国産豚バラくらいのお値段で
 すじ肉としては安くはなかったのですが これが予想外に良いお肉で赤身肉ばかりで
 脂身や腱も少なく 良い買い物になりました

 下ごしらえするのに 普通ならすじ肉を丸ごと茹でこぼしして 二回くらい
 茹で汁をすててしまうのですが このお肉は 軽くアク取りしただけで茹で湯は
 綺麗になってしまい そのままスープストックになりました

 お肉の方は圧力鍋で3分ほど加熱したら ほろほろに柔らくなって ガス代も
 節約できてエコ調理になりました

 このお肉を半分は牛肉のしょうが煮にして 正月用に冷凍保存しておきます
 言われなければ 安いお肉とは分からないくらいです

 しょうがの千切り 砂糖 酒 スープストックで煮て味を含ませ
 最後に醤油をいれて 甘辛く仕上げます 5分ほどでできあがります
 この画像はまだ醤油を入れない状態です
 薄切りのお肉より 塊のお肉はしょうが煮にすると 見栄えがします

 わずかに混じっていた 上肉はやはりステーキ肉で 焼いてみると
 柔らかく脂も程よくのっていて 美味しかったです

 こんどからは 「ここのお肉を入れてください」と指定しようと思いますが
 たぶんその場になったら 恥ずかしくていえないでしょうねー 

 このときはラム肉も一緒に買いました
 骨付き羊肉とすじ肉を買う かわった客だと思われたかもね 


信長と秀吉と家康

2012-01-17 | 読書

 池波正太郎氏著
 調べ物をしているうちにたどり着きました
 歴史観としては いたってノーマル
 クセもなく比較的公平な見方か
 高校生くらいに 歴史を教える感じの
 丁寧な書き方です
 そういう目的の資料なのかもしれません
 やや信長を高評価しているかな
 歴史家や作家によって 其々の武将の評価が分かれていて面白いですね 


焼き魚定食

2012-01-15 | ランチ

 うまみ調味料を避けて外食をしようと思ったら
 焼き鯖定食とか鯵のひらき定食などの
 焼き魚定食がいちばん無難だと思います
 うまみ調味料を使ってたとしても 最小限です

 鯵も鯖も養殖でなく”天然”ですしね
 焼き鮭はちょっと微妙
 


大根のべっこう煮

2012-01-13 | ランチ

 べっこうというと漢字で「鼈甲」と書きます
 タイマイというカメの甲羅の加工品で輸入禁止になっています
 希少種における種の保存からですが
 昔はかんざしや眼鏡のフレームに加工されたそうです
 鼈甲色というのは もっと薄い色だと思います
 この料理は醤油色をそう表現します
 大根を米のとぎ汁でゆでて 透き通ったら取り出し いりこ(だしじゃこ)と一緒に鍋に入れ 醤油 酒 みりん 水で煮ます
 鼈甲色になる手前で火を止めて冷めるの待ちます
 あとは余熱が仕事をします
 いりこは取り除きますが ウチではかまわず一緒にいただきます


ブロッコリーの茎のおひたし

2012-01-12 | ランチ

 ブロッコリーの太い茎もしっかりゆでれば 柔らかくて美味しいです
 柔らかく茹でたブロッコリーの茎は 拍子切りにします
 カツオだし しょうゆ みりん かくし味に酢を少しを混ぜ合わせ 材料にかけ
 すり胡麻も混ぜてできあがり



ひと段落

2012-01-10 | その他

 病人が病院から帰ってきてひと段落
 クリスマスも正月もなく ひたすら白い壁ばかりだった病人
 だけど留守番の家族も それは同じこと
 ブログのランチページや写真は過去のものを使いましたが
 実際はどこにもいける筈もなく ひたすら家と病院の往復でした

 自作料理の写真ばかりが増えてゆきます
 こういうときは読書量もいつもの数倍になります
 せめて夢の中ぐらい 自由でいたいナ


阿保雅堂法綱(あぼがどうのりつな)

2012-01-10 | ランチ

 アボガド 海苔 ツナ 要するにこの洒落がいいたかっただけ
 醤油マヨネーズが合いそう

 

 で 玉子を混ぜて焼いてみたら美味しかった
 玉子の量が少なかったけど なかなか
 玉子二個でやってみたら もっといいと思う

 これは醤油をかけるといい


こころげそう

2012-01-09 | 読書

 畠中恵氏著
 ここにはあやかしはでてこない 出てくるのは
 生きている人とほとんど変わらない 心優しき幽霊
 時代と舞台は江戸
 なんと犯人探しのミステリーで しかも恋愛小説

 死んだ人を思う主人公の思いは 始めから最後まで叶えられず
 (あたりまえながら)せつない


甘長唐辛子

2012-01-09 | ランチ

 辛くない京都特産の万願寺とうがらし 甘長ともいいます
 グリルで焼いて食べます
 名の通り辛味はなく とくに赤いものは甘くてすこし酸味があります
 緑のものは ピーマンみたいにほろ苦いですが 赤や黄色は苦味がない

 焼いてすこし焦げ目をつけ 青梗菜と一緒に電子レンジに入れて加熱して
 火を通したら 皿に盛り自製ソースをかけていただく

 ソースは醤油 オイスターソース 柚子果汁+皮を混ぜたもの
 鰹節をたっぷりかけて 


よるねこ

2012-01-08 | 読書

姫野カオルコ氏著
こわい 表題作他どれも
何も出てこないのに 想像だけで 怖さがにじみ出てくるもの
反対に幽霊が出てくるものは 比較的怖くなくて可哀想と思ってしまいますが
それでも背筋がぞっとする感覚はあります

あとから効いてくる 怖さみたいなものがあって 夜には読みたくありません


カワハギのムニエル

2012-01-08 | ランチ

 カワハギは皮を剥いて 背びれ尾びれはらびれをはさみで切り取ります
 塩ををふって10分置き ふき取ったら 胡椒をして 小麦粉を振ります
 しばらく放置して馴染ませ 粉がよくついたら 少ない油でフライパンで
 蓋をして焼きます

 5分ほど焼いたら(大きめならやや長く 小さめならやや短く)
 一旦取り出して フライパンの油をふき取り また魚を戻し
 白ワインを振って フランべして出来上がり
 レモン汁をたっぷり振って召し上がれ!  


直感サバンナ

2012-01-07 | 読書

 ゲッツ板谷氏著
 読んで一頁目で驚き 三頁目で爆笑 五頁目で慣れてきて
  六頁目で退屈してくる
 その後はところどころ読み飛ばし、それでももったいないから
 完読する努力を忘れず 読み終えました
 ああ疲れた