畠中恵氏著
最近の流行りか、つくもがみを扱った小説が多いように思います
妖怪話というより あやかし話という言葉がぴったり来る感じ
情景がありありと浮かぶような文章は漫画みたいと思ったら
この人もともと漫画家さんだという履歴を見て 納得しました
ひらがなカタカナの使い方がうまい方で 表現の豊かさを表すものなのかな
活き活きしたあやかしが自由に動いていて楽しい
魂の宿った道具達のレンタル業というのも新鮮でした
すじ肉は下拵えして柔らかく煮てから肉豆腐を作ります
醤油 酒 みりん スープストック 鰹節(粉)を鍋に入れて
焼き豆腐を色が付くまでことこと煮込みます
色が付いたらすじ肉をいれ さっと煮て出来上がり
すじ肉はコンビニおでんなどに使われている
メンブレン(白い堅い肉)ではなく、赤身部分を使います
またすじ肉を使わず 薄切り肉を使えばもっと簡単にできます
その場合は下茹ではせず 生の牛肉から煮込みます