ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

イギリス情報: シリアからの難民の状況

2015-09-13 22:04:01 | 日記
2015年9月13日(Sun.)イギリスBBCが伝えるシリアからの難民に関するものです。・・・ 治まる気配はない状況に思えます。



ミュンヘン駅で夜を過ごす人たちです。



<原文の一部>

Migrant crisis: Munich 'at limit' as thousands more arrive

移民危機: 数千人以上の到着で、ミュンヘン(ドイツ)は「限界」


The huge influx of migrants into southern Germany has continued unabated, with the Munich authorities now saying 13,000 arrived on Saturday.

南ドイツへの膨大な移民の流入は、衰えることなく続いています。ミュンヘン当局者は、前日の土曜日には13000人が到着したと発表しました。


But the city authorities have again warned they are at "the limit" when it comes to coping with the numbers.

しかし、当局者は、これらの数を扱うことが、限界に来ているとも伝えています。


***

Munich, in Germany's southern state of Bavaria, has been the main entry point for those entering the country in search of a better life, but the city says it is having difficulty finding accommodation for them.

南ドイツ・バイエルン州のミュンヘンは、よりよい生活を求める人たちのエントリーポイントになっていますが、彼らに対する滞在場所を見つけるのは困難になりつつあると言っています。


***


その他、各国で様々な対応を余儀なくされており、混乱状態は治まりそうにないようです。







ハンガリーがセルビア国境に設けた高さ約4mのフェンス・・・。



そして、シリア難民のヨーロッパ各国の受入数と、周辺隣国での数値状況を示したものが下図です。(2011年4月~2015年6月の数値)




中東各国やアフリカでも相当数を受け入れていることがわかります。EUを含め難しい状況になっているのでしょう。やはり、本国(シリア)の正常化を目指すことが最重要課題なのではないでしょうか。

EUや周辺諸国だけでなく、国連決議を経て、ロシアや中国などとも調整を図って行くことが必須なのかも知れません。強力なネゴシエーターはいないのでしょうか? メルケル? 可能性があるかも・・・。 (安倍に、そうした人望はありません、残念ながら。)















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