ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ(Germany 🇩🇪): Calls to ban energy drinks

2018-09-21 15:42:57 | 日記
2018年9月21日(Fri.) 日本の社会の中で、今、様々な疑問が湧きます。 一言では言い表すことが出来ませんが、国民が事実を知らない、事実を知らされていない、情報源であるマスコミが真実を伝えていない、中には、隠蔽や歪曲・捏造報道までする悪どい組織も。 これが一つ。
一方、行政は信頼足る状況なのでしょうか? 政権の意向を受けて、組織ぐるみで公文書改竄、で、それでも、お咎めなし?! (あり得ません。)
司法判断も、妥当な判断を下す裁判官もいれば、耳を疑うような無責任で教条主義的な判決を出す輩もいます。 争点を矮小化・または逸らした上で、その影響は少ないと判断したり、法律の条文に照らし合わせるだけとか、過去の判例だけに頼るようなジャッジは、時に、本質を見極めていなくて妥当性を欠く場合があります。
そして、禁止や自粛されている筈の業者との会食・接待・癒着などに陥る “本省” の官僚達。 一部の人間の行なっていることだろうとは思いたいのですが、模範を垂れるべき本省の官僚があのレベルでは、下部組織や地方行政までもが疑われても致し方ない状況かと思えてしまいます。
但し、そもそも行政だけが叩かれるべき事案なのか、それとも未解決事案(森友、加計)でもあるように、政治家による “口きき” や、“忖度” などを強いられたのか、または、内閣人事局からの有言・無言の圧力を感じたからなのか。 一般論ですが、組織ぐるみの犯罪行為は、突破口が開かれないと、その見極めは難しいのですが、正義感を持った、内部通報的な動きがあれば悪を叩きのめすことも可能でしょう。

さらなる懸念として、農政や食品行政は大丈夫なのでしょうか? 除草剤であるラウンドアップ(モンサント社)は発ガン性を指摘されているグリホサートを含んでいるし、殺虫剤成分のネオニコチノイド(通称: ネオニクス)は受粉虫であるミツバチや蝶までも死滅させていて、食物連鎖によって、虫が減って野鳥までもが激減している現状があります。 また、遺伝子組換え食品(原材料)の使用に関しても、不安は全く解消されていません。
各種の規制は、本当に、その妥当性があるのでしょうか。 海外情報と照らし合わせると疑問は高まるばかりです。

日本の行政は、一体、どこを見て仕事をしているのか?! と言いたくなります。 金の亡者になっている経済界(外国含む)に牛耳られていないでしょうね。 行政判断を歪められていないでしょうね。 そうでないと言うならば、何故、規制値等が、緩い(ゆるい)のでしょうか。 判断も、行動も遅すぎます。 ものごと、安全サイド優先で考えるべきです。 措置に過誤等があれば、その時点で、修正すれば良いこと。 安全性を優先したことに対しては、大きな苦情・叱責などには繋がらないでしょう(早めの避難と同じです)。



さて、こんな動きも出ています。 ( ニュースソース: DWーDE 9月20日発 )

<原文の一部>
Calls to ban energy drinks for children grow louder
子供へのエネルギー・ドリンク禁止の声が高まっています。(意訳)

Energy and soft drinks are known to contribute to the rise in obesity worldwide. They can be especially harmful to children. It is no wonder, therefore, that the call to ban them for people under 16 is getting louder.
エネルギー・ドリンクとソフト・ドリンクは、世界的に、肥満を増長させるものとして知られています。 特に子供に対しては有害になり得ます。 なので、16歳未満の人に対するそれらの禁止の声が高まるのに不思議はありません。



Children should not be consuming energy drinks due to their combined content of sugar and caffeine, says Professor Russel Viner of the Royal College of Pediatrics and Child Health in the UK.

In high income countries, children eat and drink too much sugar and calories as it is. It is unlikely, therefore, that they need to consume more energy.
The high sugar content in energy drinks – and soft drinks – is contributing to the rise in childhood obesity worldwide, which is estimated to surpass 70 million by 2025.
Caffeine, used globally to boost activity and attention spans, is also known to cause anxiety and sleep problems. In children, caffeine is known to increase behavioral issues and affect the developing brain.

Professor Viner argues that children should get enough energy from "a good diet, refreshing sleep, exercise and, most importantly, interaction with other people."
He is campaigning to ban the sale of energy drinks to children in the UK. Other countries have already implemented this ban.
In general, adults and children alike should stay away from energy and soft drinks, as they can increase the obesity risk and cause anxiety and sleep disorders.

(抜粋)砂糖やカフェインが含まれたエネルギー・ドリンクは、子供が飲むべきではありませんとUKの大学教授が語っています。
高所得国では、子供達は飲食によって糖分やカロリーを摂取し過ぎになっています、現状のように。 難しいのですが、彼らは、エネルギーをもっと消費する必要があります。
高い糖分含有率のエネルギー・ドリンクとソフト・ドリンクは、世界的に、子供の肥満を増加させることに繋がっています。 2025年までの7,000万人を超える予測です。
カフェインは、行動力や注意持続時間を高めたりしますが、一方で、心配や睡眠障害の原因になることが知られています。 子供にとっては、カフェインは行動問題の増加や脳の発達に影響が増大することが知られています。
教授は強調します。子供は十分なエネルギーを、良い常食、さわやかな睡眠、運動、そして、最も重要なのは、他の人々との交流で、これらから得ることが望ましいと。
彼は、UKでの子供に対するエネルギー・ドリンクの販売禁止を訴えています。 他の国では、既にこの禁止措置を導入しているのです。
一般的に、大人や子供は同等に、エネルギー・ドリンクやソフト・ドリンクから遠ざかるべきです。何故なら、肥満リスクの増大、心配や睡眠障害の原因になり得るからです。

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これは確定的な情報であるとは断定できませんが、大学教授の言っていることでもあり、常識的にもあり得そうな話なので、説得力はあるように感じました。

こうした話題を、日本のマスコミや行政が、どのように受け止め、周知し、それを聞いた大人が、子供達に対して、どうアクションするかでしょう。

オーガニックで、自然由来で、遺伝子組換え材料も使用されていなくて(つまり、グリホサートも含まれていなくて)、安全な食品・飲料であって欲しいものです。

ちなみに、ビール・発泡酒など、表示がなくても、GMOが含まれているものが多いことは事実ですから、せめて、麦芽100%のものを飲むようにしています、我が家では。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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