「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

森保ジャパン初招集メンバーからアジアカップ初戦までの変化

2019年01月11日 08時15分23秒 | サッカー選手応援
2019年を迎えて10日もたたないうちに、いきなりビッグタイトルイベントです。歳月は留まることなく、監督、選手たちも次々と入れ替わり、時代が移ろいます。

ロシアW杯の感動と興奮も、すでに過去形で語らなければいけないようです。

昨年8月30日に発表された、森保ジャパン初招集メンバーから9月、10月のテストマッチを経て、がっちりとメンバーが固まっていく様子を見てきました。

前線なら大迫選手をワントップに、二列目に中島翔哉選手、南野拓実選手、堂安律選手を並べた布陣。ボランチの1枚は柴崎岳選手、DFは吉田麻也選手、長友佑都選手、酒井宏樹選手。つまり8人は鉄板(テッパン)です。

その弊害が、今回の初戦に早くも出てしまいました。一つはボランチの部分です。結局、本来のボランチの選手を使わず、冨安健洋選手を持ってきました。

森保監督の選手を見る眼の確かさには敬服していますが、問題は見込んだ選手だけに固執して、他の選手が眼中にないかのような采配になってしまうことです。

それは二列目の三銃士にも言えます。テストマッチで南野拓実選手があれだけ素晴らしい活躍をしたわけですから、対戦相手に徹底的に研究されて、今回はその良さを封じられてしまいました。

南野選手が、今後、それをどう乗り越えていくかということも課題ですが、采配を振るう監督には、そうなった時のプランBが当然あって然るべきですが、入れたのはトップ下が本職とは言えない北川選手。つまり、理にかなった起用や選手交代とはいえず「えぇ〜、そういう起用になっちゃうの?」という采配になっているのです。

次の試合の南野選手の使い方あるいは布陣がどうなるのか、なにせトップ下をこなせそうな選手といえば、柴崎岳選手ぐらいしか思いつかない招集メンバーです。出場機会に恵まれていないとはいえ、森岡亮太選手あたりを呼び続けておかないと、プランBにならないと思います。

最後の問題はGKです。初戦で先制を許した権田選手の処理。あれが中村航輔選手だったらと思った方が相当いたと思います。

森保監督のGKのチョイスは、今後のアキレス腱になるかも知れません。基本的に現在の日本のGKが人材不足であるという問題はあります。けれども、中村航輔選手を選考外にしていては、大きな禍根を残しかねないと思います。

そんなわけで、いろいろ懸念事項がありますが「だから言わんこっちゃない」ということのない結果を願うしかないようです。

問題は、森保監督が、自分の見込んだ選手だけに固執して心中するような悲惨なことは、あまり長く続けないで欲しいということです。なにせ先が長いのですから・・・・。
コメント
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