北朝鮮がミサイル発射か 防衛省が確認中 (9月5日 12時56分 NHK)
5日正午すぎ、北朝鮮から弾道ミサイルが日本海に向けて発射されたという情報があり、防衛省が確認を進めています。国土交通省によりますと、これまでのところ船舶や航空機への被害の情報はないということです。海上保安庁は付近を航行する船舶に対し、今後の情報に注意するとともに、落下物を発見した場合は近づかないよう呼びかけています。
北朝鮮 弾道ミサイル発射 日本海に向け3発 (9月5日 13時04分 時事通信)
韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は日本時間の5日午後0時14分ごろ、南西部の黄海北道・黄州周辺から日本海に向けて弾道ミサイル3発を発射した。
今回も、“間”についてなのだが、これは安倍マリオの“間”どころでの話しではなく、アタシたちの命に関わる非常に“間抜け”な現実である。
上記の2つは、今月5日に北朝鮮が日本海に向けてミサイルが発射されてから、50分間の間に日本で報道されたニュース。
ミサイルが発射されたのは、5日の午後0時14分。つまりNHKのお昼のニュースの最中であった。日本はミサイル発射のおよそ2分後には情報を得る事が出来るので、NHKはミサイルの発射時刻を知りながら、あえて正午すぎと詳細を曖昧にした上で、ミサイルが落ちてから32分後(発射から約10分で着弾)に報道した。
落ちてから30分も経った後で、「今の所、被害の情報はない、付近を航行する船舶は注意しろ、落下物を発見したら近付くな..」と言われても、この事後報告にいったい何の意味があると言うのか??
もう一度言う。ミサイルが落とされてから32分後に、「ミサイルが落ちました、気を付けましょう」これが日本メディアの現実である。
「陸地はまだ大丈夫でしょ?」などと暢気なことを言ってもらっては困る。少しは領海で仕事をしている人たちの身になって考えるべきである。
それにしても何故、緊急津波警報は出るのに、緊急弾道ミサイル警報は出ないのか?
「それはパニックが起きたら大変だから・・」と言う人がいるが、津波だろうが、ミサイルだろうが、避難命令が出た後にパニック状態になるのは当り前の話し。
そのような緊急下で、何とか一人でも助けるための警報なのであって、ミサイルの場合も、発射から着弾までの数分間の間でもシェルターに逃げられる人はいるはずである。
問題は、もしミサイルが日本の都市に向けて発射された場合も、やはりこれと同じようなことになるのか?
つまり、ミサイルが日本に着弾する前に、安倍さんは破壊措置命令を出せるのか?また、日本には、北朝鮮や中国のミサイルを追撃できるだけの防衛能力があるのか? と言うことだが、
日本は憲法上、実際に他国からの攻撃を受けない限り、防衛力を行使することは出来ない。また、いくら日本の防衛技術が高いとは言え、100発100中とは断言出来ない。
となると、今の状況では、日本は拉致被害、領海・領土侵犯以上の更なる何らかの被害は免れない可能性が高い。
今の世の中、必死で想定していても、皆、想定外のことで大変な思いをしているのに、これで想定なしなら、もっと大変なことになる。
このように、日本人は世界情勢が全く見えていない危機感欠如のお間抜け者か、情報が閉鎖されてしまった国の国民か・・
いずれにせよ結論は「自分の身は自分で守る」。ミサイルから自分の身は守れないが、こういった認識・姿勢は持っておくべきである。
日本には「人事を尽くして天命を待つ」という諺がある。この英語版が「Do your best and let God do the rest」。
そこでアタシたちはもう少し積極的に、「人事を尽くして天命を祈る!」この姿勢で生きて行こうと思う。
普段の聖書の学びも、教会の交わりも全て、聖書が警告している終末時代に備えるためのものだからである。